30日
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子育てのあり方や子どものけがや急な病気への対処法などの話を聞き、家庭の保育力の向上に役立ててもらおうと、「子育てキャラバン隊in総社」が総合福祉センターで開かれました。子育て中の人や子育て関係者ら約150人が参加し、熱心に聴講しました。 市長は、「子育て王国そうじゃを推進しています。隣人や地域を愛せる人を育てるため、子育て支援にまい進していきます。ともにがんばりましょう。そして、有意義な一日にしてください」と、あいさつ。あいさつの途中、チュッピーが登場し、会場をわかせました。 会は、特別講演とセミナーの2部構成。特別講演では、くらしき作陽大学子ども教育学部の菅原伸康准教授が、「『相互育ち』から『子育て』を考える」と題して講演。人は、生涯のうち、子ども・大人・老人の3段階で発達すること紹介。この発達には、子ども・大人・老人が相互にからむことがポイントだとし、子どもが親の背中を見て育つように、「異年齢のまなび」が大切だと強調しました。 セミナーでは、県内の小児科医の5人が講演。コーディネーター役の岡山医療センターの青山興司院長が進行し、一人ずつ「子どもが病気になった時」をテーマに、病気の特徴や対処法を紹介しました。 川崎医科大学の小児科学講座の川崎浩三准教授は、小児の発熱について、「発熱は、病気を治そうとする体の反応。重症のサインがあったら救急を受診を」と。 岡山赤十字病院の楢原幸二第一小児科部長は、小児の腹痛、おう吐、下痢、脱水症について、それぞれ症状や対策を説明。「なかでも下痢が一番怖い、下痢をした分だけ補給しないといけない。絶食もよくない。食べれたら普通に食べさせてあげて」と。 倉敷中央病院の藤原充弘小児科部長は、呼吸様式が教えてくれる子どもの状態について、「発作で眠れないとき、生後3か月以下の子どもが「ゼエ、ゼエ」と言うとき、呼吸障害が見られるときは救急へ行ってください」と。青山さんは、「呼吸障害は吸うときかはくときか、よく観察して医師に伝えてほしい」とアドバイス。 重井医学研究所附属病院の小川誠小児科部長は、気になる行動異常について、発達障害児が多くなっているとし、特別支援教育の必要性を説きました。そして、データを示しながら「発達障害は、早く適切な対応や治療をすること大切です」と。 岡山医療センターの岩村喜信小児科医長は、日常よく見られる小児外科疾患について話をしました。「口の中の傷はガーゼなどでまず止血を、切り傷・すり傷は止血し流水で洗い流す、やけどはできるだけ早く水道水で10分から20分ほど冷やす、誤飲はそうならないよう心掛けることが大切だが、飲み込んだときは、飲み込んだものと同じもの医師に見せて」と、一つひとつ対処法を説明しました。 そして、講師全員が登壇しての意見交換では、会場からの質問に答え、参加者ともに子どもが病気になった時を考えました。
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29日
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今年度最初の市政モニター会議が、総合福祉センターで開催し、意見交換をしました。 会議には、市政モニター15人と市の幹部が出席。冒頭で市長は、「今年も、市政の指針を明確に示します。それに対する意見のキャッチボールをしましょう。よろしくお願いします」と、あいさつ。引き続き市政の現状や今年の主な予算、部長マニフェストの達成状況などを説明しました。 パワーポイントを使い、身近な地域の暮らしの再生を目指して取り組んでいる、365日24時間の診療体制、コミュニティバス「総社こまわりくん」、救急体制の確立について説明。さらには、「総社新農業会議」や「観光プロジェクト」では、市民や有識者、行政が協力して市の将来政策ビジョンの構築に取り組んでいることを紹介しました。 モニターからは、新型インフルエンザへの予防対策をはじめ、職員の応対、学童保育、そうじゃ吉備路マラソン、ガラス張り公開市長室などについて意見や提案をいただきました。
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29日
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6月4日から18日までの15日間の会期で開かれる6月定例市議会に提案する14議案について記者会見で発表しました。 議案は、電気自動車の導入や総社中学校の耐震補強設計など4170万円の一般会計補正予算、条例の一部改正など。また、7月から、月に2日ずつ昭和出張所、山手支所、清音支所に地域市長室を設置することや、多文化共生の観点からアムダグループとの協定締結を計画していることを表明しました。 4日に開会し、8日から一般質問が始まります。
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27日
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総社市の農業の将来ビジョンを考える「総社新農業会議」がこの日発足。今後、全体会や分科会で協議を重ね、平成22年7月をめどに、市独自の理念やビジョンをまとめていきます。 会議の冒頭のあいさつで、「総社の農業者を一人でも多く増やしたい。農業を元気にしたい」と、市長は何度も口にしました。そして、この会議にかける思いとして、「今までの農業は、生産、加工、流通、行政といったそれぞれの枠内でしか話がされず、消費者の声は反映されていない。今重要なことは、生産から消費者にいたるまで、それぞれのポジションにある人が、お互いに連携し、理解をし合い、閉塞感を取り除くこと。『総社で農業をやってみようじゃないかと思える農業に変えていきたい』。約2年にわたって、総社市の農政の明日というものを作っていただくため、思う存分議論をしてほしい」としました。 委員は、行政関係者をはじめ、生産、流通、有識者、消費者の代表ら30人。会長には、岡山大学の佐藤豊信副学長、副会長には、JA 岡山西の小野一郎代表理事組合長の就任が決まりました。 会議では、委員への委嘱状の交付後、耕地面積や農家数、販売実績など総社市の農業の概要説明や、今後の進め方の協議などが行われました。 会議終了後、佐藤会長は、「総社は、野菜やくだものが強い。生産と消費をうまく結びつけるのも一つのポイント。また、営農組合を広げていくこともポイント。総社の特性を生かした、総社ならではのものをつくらないといけない」と、話しました。
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26日
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5月臨時市議会が開かれ、審議された12議案はいずれも、原案どおり可決や承認などされました。 市長、副市長、教育長、市議、職員の今年の夏のボーナス(期末手当や勤勉手当)の特例に関する3件の条例の制定。人事院勧告の趣旨や現在の社会情勢に基づき支給額を、市長、副市長、教育長、職員で0.2か月分、市議で0.15か月分を減額します。この結果、市長、副市長、教育長が1.9か月分、職員が1.95か月分に。市議が1.45か月分の支給となります。 このほか、税関連のものを含む5件の専決処分の承認や、清音駅自由通路設置工事の工事委託金額が確定したことに伴う契約の変更も可決しました。
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21日
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長尾正彦中国経済産業局長が市総合福祉センターで開かれた景気問題講演会で、「『ど真ん中』中国地域を元気発信地へ!」と題して講演しました。 講演会には、市内の企業関係者や市の幹部職員ら約150人が出席。市長は、「今の景気からどう脱出できるか、また、市の職員には発想力やスピード感を学んでほしい」とあいさつしました。 長尾局長は、成長戦略として低炭素革命、健康長寿・子育て、底力発揮の3点を示しました。低炭素革命では、太陽光パネル付き省エネ住宅、電気自動車などのエコカー、グリーン家電が「新三種の神器」として新たな需要や雇用を生むとしました。農商工の連携やものづくりの基盤の強化など、地域を元気にする戦略や取り組みを紹介。「アンテナを高くして、使えるものは使ってください。元気が出るようになればと思います」と、まとめました。 また講演の最後で、新型インフルエンザの対策として、各企業ごとに、いざというときのフォーメーションを決めて備えてくださいと、「BCP(事業継続計画)」を作る取り組みを勧めました。 講演後、長尾さんは総社市景気問題等連絡調整会議メンバーとの懇談会にも出席しました。
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21日
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中国経済産業局の長尾正彦局長が市内の自動車関連の事業所や福祉関連の作業所を視察しました。 NPO法人が運営するあゆみの会共同作業所を訪ねた長尾さんは、通所者の皆さんが自動車部品の仕上げ作業をする様子を視察しました。 「景気の影響のさまざまな分野に出ている。中小企業に元気が出るよう市町村と連携してやっていきたい」と長尾さん。視察に同行した市長は「国と一体になって景気浮揚を図りたい。こうした現場の実情を感じ政策を考えていかないといけない」と。NPO法人あゆみの会の高木光恵理事長は「いいときの5分の1の仕事量です。通所者の働く意欲を持続できるよう、今後の政策に期待しています」と、話しました。 長尾さんは、市総合福祉センターで開かれる景気問題講演会の講師として来総しました。
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19日
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6回目となる総社観光プロジェクトが市総合福祉センターで開かれ、8つの分科会がそれぞれの事業案を報告しました。 会議には、委員16人や幹部職員らが出席。市長は冒頭で、委員の一人である水戸岡鋭治さん(デザイナー)による備中国分寺のポスターの紹介とともに、「観光による全国発信と観光客を増やす目的達成のためよろしくお願いします」とあいさつ。 分科会からの報告前に、職員研修の講師として訪れ会議に参加していた四国旅客鉄道株式会社の梅原利之相談役に同会は、「四国から見た観光総社」について意見を求めました。梅原さんは、「総社は吉備文化の中心で過ごしやすい所という認識です。観光は官民一体や広域的にとらえて進めることなどがポイントですと説明。そのうえで、桃太郎伝説を共有している地域であり、鬼ノ城は大きな観光資源であり、屋島とセットで考えては」と提案しました。 分科会は、デザイン、絆、歴史、特産品、交流、交通・宿泊、広報・宣伝、自然・環境の8つ。会議では、各分科会の代表から報告された事業案について協議しました。デザインは、色調を統一したサインや懸垂幕などをイメージ図を使い説明。さらに、新たな特産品の開発をはじめ、音楽を通じた交流、インターネットによる情報の発信、トレーディングカードの制作などの事業案も提案されました。 同プロジェクトでは今後、これらの提案をふまえ、提言をまとめていくことになります。
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19日
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職員の意識改革研修「民間企業から学ぶ」の講師に四国旅客鉄道株式会社の梅原利之相談役を迎え、市長をはじめ、幹部職員約100人がこれからの時代に求められる職員像について学びました。 研修の冒頭で市長は、「地域間競争を勝ち抜くためには、危機感をもって総社市は変わっていかないといけない。変わるためには、まず職員が変わらないといけない。この研修を貴重な時間にしてほしい」と、訓示しました。 梅原さんは、国鉄の分割民営化を境にJR四国では、お客様やコストなどへの意識が変わり、生まれ変わったことを各種データをパワーポイントで示しました。その背景の一つとして、人事考課制度や社員の能力開発に努めたことを紹介。また、地域といっしょに生きていくという経営理念に基づき、数多くの地域活動に取り組んでいることも紹介しました。 さらに、「地方分権はそこまで来ている」とし、地方分権になったときに、基礎自治体となる市や町に対応できる人材が育っているかが鍵だと強く説きました。そして、「地方が元気でないといけない、皆さん、すばらしい行政マンになってください」と、エールを込めて講演をまとめました。
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18日
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新型インフルエンザの国内発生に伴い急遽、「総社市新型インフルエンザ対策本部」を市保健センターで開き、当面の対策を決定しました。 本部長である市長は冒頭、「いつ総社で発生してもおかしくない状況だ。緊急事態に備えて、各部で対応のマニュアル化を」と幹部職員に指示しました。 対策としては、関西方面を訪ねる小学校の修学旅行を当面延期、中学生を対象にオーストラリアで実施する海外ホームステイの中止。さらには、保育所、幼稚園、小・中学校、福祉施設などに対し、5月19日中に予防対策の啓発・周知のためのチラシを配布します。また、『広報そうじゃ』6月号と合わせて、予防対策のチラシを配布します。 対策本部は5月12日に設置され、市長を本部長として、副市長、教育長、各部長など17名の幹部職員で構成されています。
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18日
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県立博物館を誘致する会の総会が市役所で開かれ、平成21年度の事業計画や予算が決まりました。 会員16人が出席。会長の清水男総社商工会議所会頭が「皆さんから意見やアイデアをいただき、誘致活動を進めていきたい。合わせて吉備文化の発信にも取り組みたい」と。また、市長は「誘致のため、何らかのくさびを打つ努力をし、一歩踏み込んだ取り組みを会長を中心にやっていこう」と力強くあいさつしました。今年度も引き続き、関係機関への要望活動をはじめ、岡山県立大学の学生がデザインしたPRグッズの商品化や講演会などを通じて、誘致の気運醸成に取り組むことを決めました。
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13日
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新型インフルエンザの発生に備え、「総社市新型インフルエンザ対策本部」を5月12日付けで設置し、13日に第1回目の本部会議を総合福祉センターで開催しました。 市長は冒頭、「すぐに対応できる体制を整えておくことが大切。市民の安全のためスピーディーな連係プレイを図りたい」とあいさつしました。 会議では現状の報告、感染の段階に応じた対応、広報活動の実施などについて議論が行われました。 対策本部は市長を本部長として、副市長、教育長、各部長など17名の幹部職員で構成されています。
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13日
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市長がこの春岡山県立大学に入学した学生に、「人生いろいろ 自治体もいろいろ」と題し、自らの人生と総社市の施策について、フレッシュマン特別講義を行いました。 市長は約300人の学生を前に、今日に至るまでの人生を振り返りつつ、「人生で迷ったときは難しい道を選んでください。失敗や挫折を乗り越えないと人や地域や大学を愛せません」と語りかけました。そして、自分の夢をつかむため、前向きにがんばってくださいと学生たちを激励しました。 大臣秘書官時代の逸話に笑い声が起きるなど、学生たちは興味深そうに講義に聞き入っていました。 講義後には、三宮岡山県立大学学長との6回目の「ほっと会談」を行いました。
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5日
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子育て王国そうじゃのマスコットキャラクターであるチュッピーの着ぐるみが完成し、天満屋ハピータウンリブ総社店で開かれたイベント「こどもの日だよ みんな おいでよ」でデビューしました。 親子連れら約200人に拍手で迎えられたチュッピーには、市長から子育て王国そうじゃ宣伝大使の委嘱状が手渡されました。握手をしたり、さわられたりしてチュッピーは、すぐに子どもたちの人気者に。今後は、さまざまなイベントに参加し、子育て王国そうじゃのPR活動をします。 子育て王国そうじゃのテーマソング「チュッピーDE(で)ハッピー」と「チュッピー音頭」の2曲も初お披露目。作詞・作曲を手掛けた総社市民劇団「温羅バンド」のメンバーが生演奏で披露しました。 市長は、「総社市は子育て王国そうじゃに全力で取り組んでいきます」とあいさつ。チュッピーのぬり絵をした子どもたちに市長らは、“チュッピーのマスコット人形”をプレゼントしました。
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