30日
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11月定例市議会が開会し、条例の一部改正4件、補正予算9件など計15件の議案を提案しました。 冒頭の提案説明のなかで市長は、来年3月、カストロ・ネーベス駐日ブラジル大使と静岡県浜松市長を招き、フォーラムの開催や同市との多文化共生に関する協定締結の検討をし始めたこと、待機児童への対応として平成23年4月の開設を目指す私立保育所の新設を支援することを表明しました。浜松市は人口約82万人のうち約3万人(内、約2万人がブラジル国籍の人)が外国人住民です。 また、地方分権時代に向け、「政策立案能力や突破力のある職員の育成に努めるなど、自立できる総社市の実現のため、舵取り役としてまい進します」と話しました。さらに、小・中学校や幼稚園、保育所での新型インフルエンザへの感染者数を紹介し、手洗いやうがいなどによる感染予防を呼び掛けました。 市長や副市長、教育長、職員の期末手当の支給率を下げるなど、それぞれの給与条例の一部改正は、この日、原案どおり可決しました。市議会議員の期末手当の支給率を下げる条例の一部改正は議員提案され、原案どおり可決しました。 会期は、11月30日から12月14日までの15日間です。12月3日から一般質問。
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27日
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市幹部職員を対象にした意識改革研修が市役所で開かれ、JFE物流株式会社の山中栄輔代表取締役社長が「時代と共に進化し続ける為に~民間企業におけるイノベーション~」と題して講演しました。 講演には、市幹部職員のほか今年の新採用職員ら約80人が出席。市長は「皆さんの力が市民一人ひとりの幸せをつくっていきます。市役所を変えていくための有意義な時間にしてください」と、職員に訓辞しました。 山中さんは、自身の経験を紹介し、意識を変えていくことが大切だとし、課題を達成するためには自ら情報を集め、考え実行することや、高い目標にチャレンジすることが重要だと話しました。
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25日
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少しでも安心して通行できる歩行空間を確保しようと岡山国道事務所では、国道180号の歩道整備について意見交換を行う勉強会を総社市役所で開き、改善対策工事の内容を決定しました。 勉強会には、区域内の土木担当員や町内会長をはじめ、市・県の関係者ら約20人が参加。オブザーバーの市長は「皆さんの声を聞いて解決していくことは、たいへん良いことだと考えます。実り多き会にしてください」と。同事務所の垣下禎裕所長は「地域の声を大切にし、一つひとつできるものから取り組み、皆さんの安全・安心に役立ちたい」と、あいさつしました。 改善の対象となった区間は、総社高校からNTT電話交換所付近までの約900メートルです。昨年11月に実施した点検の結果を基に、段差の解消や横断歩道の改良、ポストコーンによる車道と歩道の明確化、目の細いグレーチングへの交換など具体的な対策工事の案を同事務所の職員が説明。出席者からは、交通安全上の視界確保や歩道の拡幅、スリップ防止加工のグレーチングの採用といった意見や提案があり、実施への課題や方針を話し合い、工事内容をまとめました。 来年1月以降、同事務所では工事に着手する予定です。
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24日
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11月30日に開会する11月定例市議会を控え、記者会見で提案する議案や日程を発表しました。 議案は、一般会計の補正予算や市長や副市長、教育長、職員の給与条例の一部改正など15件。一般会計の補正予算額は約4億7300万円。小規模多機能型居宅介護事業所・グループホームの防火設備の整備に約5244万円や、子育て応援ブックの発行・つどいの広場の新規開設・病児保育などの子育て支援事業に513万円、市民税非課税世帯や生活保護世帯への新型インフルエンザワクチンの接種費用の助成に6150万円などとなっています。 市長は、「来年3月、カストロ・ネーベス駐日ブラジル大使の来総に合わせ、多文化共生の事業をいくつか実施するための検討を進めている」と表明しました。 11定例市議会は、12月3日から一般質問、同14日閉会です。
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23日
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サン直広場ええとこそうじゃ主催の秋の収穫祭と感謝の日がサンロード吉備路の中庭で開かれ、新鮮な野菜を求める人たちでにぎわいました。 開会式で主催者のサン直広場ええとこそうじゃ組合の塚常保会長が「良い品を出していくことと一日一日を大切にし、末永く続けていきたい」とあいさつ。市長は「総社のセールスポイントであり続けることを祈ります。皆さん力を合わせてがんばってください」とエールを送りました。 会場には、野菜をはじめ、花、加工品などが並び、訪れた人たちは生産者の人たちとの会話を楽しみながら、お目当ての品を買い求めていました。 総社市の姉妹都市の長野県茅野市のリンゴ販売コーナーには、長蛇の列ができ、飛ぶように売れていました。また、つきたてのもちやいも煮が無料で振る舞われたり、約100キログラムのマグロの解体の実演と即売が行われたりもしました。 サン直広場ええとこそうじゃは、平成16年4月オープン。現在、市内の生産者約220人で構成される組合で運営され、今年8月2日に買い物客100万人を達成しています。
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20日
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第10回総社市景気問題等連絡調整会議が、総社市役所で開かれ、情報交換が行われました。 委員14人や市の幹部職員ら約20人が出席。企業・金融・雇用・行政の各部会から、施策の紹介や取り組み状況などの報告がありました。 市長は、「今の政治の動向も踏まえ、いかに景気を上げていくか考えていきましょう。先日、ある会社がブラジル人を採用するという話を耳にし、こつこつとした積み重ねを、さまざまな人にメッセージとして送ることが大事だと思いました」と話しました。 ハローワーク総社は、「依然厳しく、予断を許さない状況」と、有効求人倍率などの数値を示しながら説明。人権・まちづくり課で10月から多文化共生推進員を務めるタン シュンワイさんも「生活支援や住むところの相談を多く受けました」と、相談状況を紹介しました。
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18日
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卓越した技能者を厚生労働大臣が表彰する今年度の「現代の名工」に選ばれた川坂将史さん(三輪)が市長室を訪ね、その報告をしました。 金属熱処理工の川坂さんは、金属部品の強度を高める金属熱処理技術の第一人者です。今年10月まで市内の自動車部品メーカーに勤め、鋼材を硬くてさびなくする熱処理技術「軟窒化処理」を確立し、生産ラインへの導入に成功。ブレーキを動かすピストンの製造にこの技術が使われています。 川坂さんは表彰状と盾を市長に見せながら、現代の名工に選ばれたことを報告。また、「技術を自分だけのものにせず、若い人に伝えていきます」と、後進の指導に力を注いでいくと話しました。市長は、「総社市全体の喜びです。ものづくりの伝承は大切なことです。がんばってください」と、お祝いと激励の言葉を述べました。 表彰式は今月10日、都内の明治記念館で行われました。
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16日
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東京やその近郊に住む総社市出身者やゆかりの人で構成される在京「総社の会」(会長:松尾道彦さん[日本海事センター会長])の総会が16日、都市センターホテル(東京都千代田区)で開催され、会員は総社の発展を誓っていました。 総会には、昨年を上回る約110人が参加。松尾会長が「この会も20回目を迎えることができました。ふるさとの総社市が発展することを願っています」と、あいさつしました。 市長は、「今回、皆さん一人ひとりの名前の入ったこの会の名刺をお配りしました。皆さんが誇りに思っている総社を守り育て、強い市にし、伸ばしていきますので、皆さんにはチームワークよくやさしい目で、総社の大応援団となっていただき、総社をよろしくお願いします」とあいさつ。萱原潤総社市議会議長も、「望郷の思いを寄せていただき、総社市が都市間競争のなかで生き残るために力を貸してください」とあいさつしました。 懇談では、三菱車の新車購入助成や多文化共生の推進、そうじゃ吉備路マラソンの開催など、総社のこの一年を市長がパワーポイントで紹介。出席者は、郷土・総社の話に花を咲かせていました。 在京「総社の会」は、会員の親睦とふるさと総社の発展を目的に平成2年に発足。現在の会員数約270人。
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15日
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総社市長杯卓球大会が14日・15日の両日、きびじアリーナで開かれました。 15日に行われた開会式で市長は、「やるからには頂点を目指し、ベストを尽くし戦ってください。健闘を祈ります」と、選手を激励しました。 10種目に、市内・県内はもとより、島根・山口・兵庫などの中学生から一般までの男女約1700人がエントリー。予選はリーグ戦、決勝はトーナメントで、各種目ごとに優勝をあらそいました。目の離せないラリーや力強いスマッシュなどが随所で見られ、白熱したゲームが展開されました。
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11日
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この日から13日までの3日間、市役所内の各部署で職場体験学習をする中学生を市長は激励しました。 職場体験学習に参加しているのは、総社東中学校8人と足守中学校2人の計10人の2年生。市民会館の音響・照明の作業、市図書館のカウンター業務や蔵書整理、文化財の発掘調査などの仕事を体験します。 市長は、「将来、どんな仕事をしたい?」と尋ねながら、「本は人生を変えるから、読書は大切ですよ」、「夢や希望を叶えるためには、あえて困難な道を選んでください。そこを乗り越えた先に幸せがあります」、「中学生の時期は、ある意味人生を決めます。職場体験を一生懸命がんばってください」と、激励しました。生徒たちは声をそろえて「がんばります」と答えていました。 また、市長の案内で議場の見学もしました。
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9日
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地域で環境を勉強していこうと、総社市環境観光大使でアルピニストの野口健さんを講師とした「総社市環境学校」を創設。今後、年1回のペースで市内の学校や地域を会場にして実施していきます。また、同学校の創設とともに、来年度から義務教育課程に公式に環境教育をカリキュラムとして取り入れます。 第1回目の環境学校は11月9日、池田小学校の全学年約70人が参加し、名勝・豪渓と池田小学校を会場に開催。市長は開会セレモニーで、「将来のため、環境をじっくり学んでいきましょう」と、子どもたちに話しました。 豪渓では竹ぼうきを持ち、野口さんは子どもたちといっしょに清掃をしました。引き続いて行われた講話には保護者や地域住民ら約50人も参加。エベレストや富士山で清掃活動に取り組んでいる野口さんは、エベレストから日本に持ち帰ったのごみを示しながら、清掃活動を始めたいきさつを披露。「『きれいにしたいなあ』という気持ちをもち、一人でやろうと思わずみんなでやっていってほしい。そして、自分たちには何ができるか考えてほしい」と、子どもたちに熱く語り掛けました。 豪渓観光案内所内と同小の2か所で記念植樹をしたほか、環境教育に取り組む市内の小・中学校の教諭との意見交換なども行われました。
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7日
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枝松国明さんに、タイ日文化功労者賞の授与が内定。伝達式に立ち会う |
日本とタイの芸術交流に貢献した墨彩画家の枝松国明さん(下原)に、タイ日文化功労者賞の授与が内定し、市役所でWAC世界芸術文化交流会から同氏に内定通知書が手渡されました。 枝松さんは、墨彩画「さわらび会」会長や日本芸術家連盟理事などを務めるとともに、市内の小・中学校で墨彩画を指導しています。また、タイの展覧会への出展やタイ王国への作品寄贈なども行っています。こうした平和を取り入れた作品づくりの姿勢や美術の教育活動への取り組みなどが受賞理由。同会のアヌワット・ブーンニティー常務理事と東京支局長らが枝松さんに受賞の内定を伝えました。枝松さんは、「ふるさとから海外へをテーマに作品づくりをしています。感動し驚いています。うれしいです」と話してくれました。 立ち会った市長は「おめでとうございます。絵画の指導などで活躍され、ほこりに思っています。総社市にとっても大いなる喜びです」と、お祝いの言葉を送りました。 同賞には今回、枝松さんを含め全国で7人が内定し、12月末に表彰されます。WAC世界芸術文化交流会は、芸術文化による社会文化交流活動をする団体。
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7日
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高齢者・身体障がい者(児)ふれあいスポーツ大会を開催 |
市内の老人クラブなどから約310人が参加し、高齢者・身体障がい者(児)ふれあいスポーツ大会が、きびじアリーナで開かれました。 市長は開会式で「皆さんが、このように一同に会して元気に競技を楽しんでくれることは、喜ばしいことです。市は、住んでよかったと思えるまちを全力でつくっていきます。今日はがんばってください」と、あいさつしました。 参加者は、百歳体操をもとにした準備体操をした後、6チームに分かれ、輪投げや玉入れなど8種目の競技に挑戦。会場は、声援や笑い声に包まれ、皆さん、笑顔で競技を楽しんでいました。また、個人やチームで得点を競うこともあり、和気あいあいとしたなかにも、熱くなる場面も見られました。
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7日
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「橋本久美子さんと語る 橋本元総理の軌跡」でインタビュアー |
NPO法人吉備野工房ちみちは、市の名誉市民でもある橋本龍太郎元総理夫人の久美子さんを招いて、宝福寺で「橋本久美子さんと語る 橋本元総理の軌跡」を開き、市長はインタビュアを務めました。 この催しは同法人の主催する「みちくさ小道」の一つ。会場には、外交の軌跡、プライベート、趣味、長野オリンピック関連などの写真やゆかりの品約30点を展示。市長の軽妙な話術と久美子さんの話に、参加者は橋本元総理の功績や人柄を偲びならがら聞き入っていました。
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4日
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国際ソロプチミスト総社から学童保育への寄付に立会う |
国際ソロプチミスト総社(栢原智恵子会長)から、市内の学童保育施設を運営している12団体に総額12万円の寄付があり、市長は贈呈式に立会いました。 式には各運営団体の代表者11人が出席。栢原会長は、「人、地域を愛せる子どもの育成を支援したいと思います。学童保育の運営に役立てていただければ」と、代表者1人ずつに寄付金を手渡しました。 市長は、「たいへん貴重な寄付です。ありがとうございます。学童保育は、子育て王国の大事な土台部分です。力を合わせて子どもを育てていきましょう」と、お礼のあいさつをしました。 国際ソロプチミスト総社が実施したチャリティバザーの収益金の一部が寄付されました。
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4日
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清音木工同好会(星島恒志会長)から市に、木工作品の五重塔が寄贈されました。 五重塔は、同会の藤本俊夫さんが約1か月かけて制作したもので、高さ約70センチメートル、クスノキを使って作られています。市長は、「ありがとうございます。玄関に飾らせていただきます」と話しました。 同会は15年以上、お盆などの木工作品づくりの活動を続けています。現在の会員数23人。
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3日
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文化の日のこの日、市政功労者として有可洋典さん(下倉)と平松秀昭さん(上原)を表彰し、市長室で表彰状と記念品を手渡しました。 表彰式で市長は、「有可さんは、16年の長きにわたり市体育協会会長を務め、スポーツの振興に尽力していただきました。平松さんは幼年消防クラブの発足や発展に寄与され、児童や園児への防火意識の普及に貢献されました。お二人ともに、さまざまな公職につかれ、幅広く活躍されてきたことにも感謝します。市民の幸せのために引き続きよろしくお願いします」と、功績をたたえお祝いの言葉を述べました。 有可さんは、「市の将来を担う人材に成長してほしいと、スポーツをする子どもたちを見守ってきました。今後は、今までの経験を生かし、何かお手伝いできればと思います」と、平松さんは、「青少年の健全育成や安全・安心のまちづくりに引き続き努めていきます」と、それぞれ受賞の喜びを話されました。 また、教育委員会では10月30日、おはなしを語る会と合唱団こぶを表彰。教育長室で行われた表彰式で、森下和郎教育委員会委員長が、両団体に表彰状と記念品を手渡しました。 おはなしを語る会は読み聞かせ活動などを通じた読書活動の推進に多大な貢献が、合唱団こぶは全日本合唱コンクール全国大会への出場や中・高校生への合唱指導による地域への貢献による表彰です。 式のなかで、おはなしを語る会の岡弘美さんは、「たゆみなく21年間がんばってきました。この表彰を励みにし引き続きがんばっていきます」と、また、合唱団こぶの大山敬子代表は、「私たちの活動を支えてくれている地域や学校、文化団体などに感謝します。全国大会(今月開催)では総社の音楽文化を全国に発信したいと思います」と受賞の気持ちを話しました。
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1日
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そうじゃ吉備路ウォーキング大会が吉備路を舞台に開かれ、約650人が色づき始めた景色を目にしながらウォーキングを楽しみました。 コースは、備中国分寺付近を巡る5キロメートル、宝福寺までの10キロメートルと鬼ノ城を訪ねる25キロメートルの3コース。備中国分寺東側の広場で開会式や準備体操を済ませた参加者は、先導役に案内されコースへ出でいきました。5キロメートルのコースでは、子どもを対象にクイズも行われるなど、家族や友達同士でがおしゃべりを楽しみながら歩いていました。 市長は開会式で、「秋の吉備路を堪能してください。皆さんが幸せで健康であることを願っていますので、今日一日がんばってください」と、参加者に呼び掛けました。
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