若水山古墳群
若水山では、8基の古墳が確認されています。このうち5号墳は、昭和38(1963)年、倉敷考古館によって発掘調査が行なわれました。墳丘は長い年月の間に流されてほとんど残っていませんでしたが、中央部には埋葬施設が残存し、方形の板石を組み合わせた箱式の石棺と判明しました。棺内からは、互い違いに置かれた男女2体の遺体と、ヒスイの勾玉(まがたま)1個、ガラス製の小玉7個が発見されました。棺や玉類からみて、5世紀代に造られたものと思われます。
ふりがな | わかみずやまこふんぐん | |
名称 | 若水山古墳群 |
所在地 | 総社市原 |
指定区分 | 市指定 史跡 |
時代 | 古墳時代 |
指定年月日 | 昭和41(1966)年4月14日 |
管理者 | 個人 |
大きさ・寸法 | 5号墳箱式石棺:長さ約180cm、幅約50cm、深さ約30cm |