2月定例市議会前の記者会見で来年度予算案などを発表
市役所で2月定例市議会前の記者会見が行われ、今議会で上程する議案などを発表しました。 来年度の当初予算は260億1000万円。前年度と比較して約14億4000万円の減少です。 市長は、「ピンチをチャンスに変えていく予算として意義付け、令和3年度を乗り越えていく」と説明。重要施策として、さまざまな分野でデジタル化を推し進めることや、医療費削減のためサイクリングによる健康医療政策を行うことなどを示しました。 歳出で主なものは、デジタル化推進事業に約295万円、自転車健康インセンティブ事業に約150万円、新庁舎建設事業に約3億442万円、新型コロナウイルスワクチン接種事業に4560万円、産業団地整備事業に500万円など。復興に関するものは、美袋駅前活性化事業に2500万円、復興住宅整備事業に3000万円などです。 歳入では、全体の約3割を占める市税は約75億5348万円を見込み、前年度当初予算に比べて10.1パーセントの減。地方交付税は前年度から1.7パーセント増の59億5000万円です。市の貯金である基金からの繰り入れは、前年度当初予算比で14.2パーセント減の約11億7830万円を計上しています。 また、新型コロナウイルスワクチンについて市長は、「接種券の発送準備や医療機関・スタッフとの調整を進めている」と述べ、感染症専門家会議を19日に、集団接種の予行演習を23日に行うことを発表しました。 2月定例市議会は2月25日に開会。一般質問は3月3日からです。
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