今月の市長の動き

　市役所で就業体験をしたくらしき作陽大学のインターンシップ生の成果報告会が開かれ、市長や関係部長らが出席しました。学生は、体験した業務の中で気付いたことや感じたことを基に政策を提言。女性消防士の増加に向けた広報や障がい者やその家族が参加しやすい音楽会の開催などといった案を発表しました。
　提言を受け市長は、「その政策で誰を幸せにしたいのか、提言者がその政策に本気で取り組めるのか、という視点で聞かせていただきました。この経験を今後の学生生活や就職活動に生かしてください」とあいさつし、学生らにインターンシップ修了証を手渡しました。
　提言は、市と大学で審査。優れた提言は表彰し、市の政策として実行します。

　山崎製パン株式会社岡山工場から、市内３７の障がい者（児）施設などにクリスマスケーキが贈られました。
　市役所で行われた贈呈式に出席した市長は、「今年もたくさんのケーキをいただき、御社の優しさに感謝します。みんなでケーキを食べて、笑顔でクリスマスを過ごしましょう」と、山崎製パン株式会社従業員組合岡山支部長の伊島一雅さんは、「これまでの贈呈で、皆さんからいただいた手紙や色紙が私たち社員の励みになっています。今年もケーキで笑顔になってくれるとうれしいです」とあいさつ。事業所の代表者にケーキが手渡されました。
　今年、贈呈されたケーキは１００個（６２８人分）。同工場がクリスマスケーキを贈るのは、今年で１０回目です。

　くらしき作陽大学・作陽短期大学・総社市包括協定コンサート『第九』演奏会が、市民会館で開催されました。
　開会にあたり市長は、「クリスマスイブのこの日、市民で作りあげた総社の第九を皆さんと一緒に聴けることがうれしいです」とあいさつしました。
　小学生を含む市民を中心に構成された総社第九合唱団と、くらしき作陽大学管弦楽団の団員ら約１７０人による美しいハーモニーに、約８００人の観客は酔いしれ、盛大な拍手を送っていました。
　このコンサートは、包括協定締結を機に平成２４年から開催されており、今年で１０回目です。

　歩くことによる健康づくり事業“ウォーキンピック”の表彰式が、市役所で行われ、上位チームに市長から賞状と記念品が手渡されました。
　ウォーキンピックは総社市と神奈川県大和市が合同で開催し、合計４１３チームが参加。総社市からは８６チームが参加し、一般の部・７０歳以上の部・職場の部に分かれてチームごとの平均歩数を競いました。
　式には、総社市チームの中で上位入賞した８チームのメンバーが出席。市長は、「日々のウォーキング、お疲れさまでした。今後も健康で生活できるよう、ウォーキングに励んでいただければと思います」と健闘を称えました。
　総社市チームで総合上位入賞したチームは、次のとおりです。
【一般の部】
　総合１位　恋するラビット
　総合２位　チーム武亀
【７０歳以上】
　総合２位　うさぎとかめ
【職場の部】
　総合３位　チームきよねスポーツくらぶ

　市と市内の企業や事業者が連携して高齢者、障がい者、子どもなどを見守る「そうじゃ みんなで見守るネットワーク事業」に関する協定を総合福祉センターで締結しました。
　締結式には、市長や協定を締結した５事業者が出席。市長は、「市のみでは高齢者や障がい者を見守ることは困難です。ぜひ皆さまの力を貸していただきたい」と話しました。
　このたび協定を締結した５事業者は、株式会社優食、ライフデリ総社店、株式会社シニアライフクリエイト、株式会社サンキ倉敷支店、株式会社セイエル岡山西支店です。
　これまでに見守りネットワーク協定を締結した事業者は延べ１１９事業者になりました。

　１０月３１日に開催された、総社市環境観光大使の野口健さんが講師を務める野口健環境学校の修了式が山手小学校で行われました。式には、山手小学校の６年生が出席。一人ひとり、市長から修了証を受け取りました。
　市長は、「みんなのがんばっている姿にパワーをもらいました。これからもがんばっていきましょう」とあいさつ。児童を代表して６年生の鈴木翔太さんと牧野陽樹さんは、「環境学校を開催していただき、ありがとうございました。友達と協力することで多くのごみを集めることができました。この貴重な経験をこれからの生活につなげたいです」と感謝の言葉を話しました。

　キッズ・ジュニアランニング教室が総社北公園陸上競技場で開催されました。２００４年アテネオリンピックに日本代表として出場し、現在Lazo Running Teamで陸上競技の指導を行っている坂本直子さんが講師を務めました。
　開始式に出席した市長は、「今日はどうしたら早く走れるか坂本さんに教えてもらいましょう」とあいさつ。坂本さんは、「今日をきっかけに走る楽しさを知ってもらえたらと思います」と話しました。
　子どもたちは、坂本さんに速く走るためのこつを教えてもらい、懸命に競技場を駆け抜けていました。

　令和６年２月に開催されるそうじゃ吉備路マラソンに先駆けて、列車のヘッドマークに大会名を掲げたJR桃太郎線・そうじゃ吉備路マラソン号の出発式が行われました。
　式典に出席した市長は、「いよいよ今日からそうじゃ吉備路マラソン号が出発します。日本全国から参加していただき、盛大な大会にできるようがんばってまいります」とあいさつ。JR総社駅の和泉谷俊彰駅長とテープカットを行いました。その後、二人の合図で列車が総社駅から出発しました。
　そうじゃ吉備路マラソン号は、総社駅から岡山駅までの区間を、１８日までと、令和６年２月２４日、２５日に運行します。
　同日、大会当日までの日数をカウントダウンするチュッピーパネル設置式が行われ、改札前の自由通路に設置されました。大会当日まで、障がい者就労継続支援A型事業所・アグリ．エカロー．星の利用者がパネルの管理を行います。

　１１月定例市議会の一般質問が始まりました。
　この日は、溝手宣良議員、森安健一議員、三上周治議員、荒木将之介議員、仁熊進議員の一般質問に、市長や教育長、担当部長が答弁しました。
　同定例市議会は、引き続き７日に山田雅徳議員、小野耕作議員、太田善介議員、山名正晃議員、岡崎亨一議員、８日に萱野哲也議員の一般質問が行われます。

　１２月３日から９日の障害者週間に合わせ、障がい福祉フォーラムが山手公民館で開催されました。
　オープニングセレモニーに出席した市長は、「総社市では、障がいのある人が１３１９人働いている。これからもみんなと力を合わせて、仲良く明るく暮らしていける、住み続けたいと思ってもらえるまちにしていきます」とあいさつしました。
　手話ダンスユニット・DUMBOのライブパフォーマンスやそうじゃてのひらマルシェなどが催され、５００人を超える来場者でにぎわいました。