今月の市長の動き

　総社市環境観光大使の野口健さんが講師を務める環境学校が山手小学校を主会場に開催されました。
　開講にあたり市長は、「野口さんと一緒に、社会に貢献することはどういうことか、環境問題とはなにかを考えていきましょう」とあいさつ。野口さんと同小６年生の児童が山手小学校近くの山で清掃活動を行いました。その後、同校の体育館で行われた記念講演会には、児童のほか地域住民らが参加。野口さんはエベレスト登山の経験を交え、失敗を恐れず物事に挑戦することの大切さを伝えました。
　野口さんは平成２０年５月、市の環境観光大使に就任。環境学校は、小学生に環境を守ることの大切さを知ってもらうことを目的に、平成２１年から行われており、今回で１４回目です。

　令和６年４月に開校する昭和五つ星学園義務教育学校・幼稚園の名誉校長に、野口健さんが委嘱されました。昭和中学校で行われた委嘱式には、同校の生徒や昭和小学校・維新小学校の児童、昭和幼稚園・維新幼稚園の園児らが出席。式の中で、野口さんと子どもたちは、どのような学習をしたいかをテーマに、ディスカッションを行いました。
　市長は、「野口健名誉校長に昭和五つ星学園を全国へ発信していただきたい。開校後は、環境学習を通じてさまざまな挑戦をしていきましょう」と、野口名誉校長は、「日本の森で健康なものは数少ない。この学校では、学校周辺の森を時間をかけて健康に育てる学習を行いたいと思っています。みんなで連携しながら、いい学校を作っていきましょう」とあいさつしました。
　昭和五つ星学園義務教育学校・幼稚園では、これまで行ってきた英語特区の活動を継続するとともに、「山の中の環境留学」として、豊かな自然環境の中で子どもが自ら課題を見つけ、答えを探っていく学習を行います。そのほか、名誉校長と共に自然環境の中で行う体験活動や、名誉校長による講話を通じて、進路・生き方について考えるなど、教育活動の充実を図ります。

　来年２月２５日（日）に開催される、「２０２４そうじゃ吉備路マラソン」の参加者募集が１１月１日（水）から始まるのを前に、募集要項発送セレモニーが市役所玄関前で開催されました。
　セレモニーには、市と共催する山陽新聞社の越宗孝昌会長、市長、市議会議員らが出席。越宗会長は、「コロナ前と同じ規模で開催されるのは５年ぶり。心待ちにしておられた全国のランナーや市民の皆さまに気持ちよく参加してもらえるよう、関係者の皆さんには、心を込めて大会の準備を整えていただきたい。すばらしい大会になることを願います」と、市長は、「いよいよ２０２４そうじゃ吉備路マラソンが本格的に始動します。第１回大会と同じ気持ちで、多くの人に協力してもらいながら準備を進めていきます」とあいさつしました。また、セレモニー後には、募集告知をPRする懸垂幕が設置されました。
　エントリーは郵便振替もしくはランネットで受付。詳細は、１１月１日（水）から公開を予定している市ホームページ内そうじゃ吉備路マラソン募集案内ページで確認できます。

　市スポーツセンターや総社北公園陸上競技場などで、市民総合スポーツ祭が開催されました。
　開会式で市長は、「スポーツを通じて皆さんがさらに元気になってくれることを願っています。今日はがんばっていきましょう」とあいさつしました。
　野球やグラウンドゴルフ、弓道、卓球などに、約６００人が参加。競技を通じて交流を深めていました。

　交通安全ポスターコンクールの表彰式が市長室で行われました。
　表彰されたのは、最優秀賞に選ばれた、秦小学校４年の正木彩愛さんです。表彰にあたり市長は、「すてきなポスターを作ってくれてありがとう。このポスターで交通安全の大切さを伝え、子どもたちを事故から守っていきます」とあいさつしました。　　
　交通安全ポスターコンクールは、市内の小中学校に夏休みの宿題として募集を行い、今年度は３２９点の応募がありました。正木さんの作品は、令和６年度の交通安全ポスターに採用され、市内各地に掲示されます。