平成21年度 まちづくり実行委員会事業
平成21年4月1日から平成22年3月31日までに実施した、「子育て王国そうじゃ」まちづくり事業を紹介します。 |
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総社商工会議所の事業
(1)ももっこカード協賛店募集・PR
岡山県が発行している「ももっこカード」の協賛店を総社市内の商業・サービス業を中心に募集し、213店舗から263店舗に増加。また、子育て王国そうじゃ新聞を発行し、協賛店の一覧を掲載した。
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(2)携帯サイト「ももっこカード協賛店ナビ」運営
岡山県が発行している「ももっこカード」の協賛店を総社市内の商業・サービス業を中心に募集し、87店舗から213店舗までに増加。また、集合広告(商工ニュース、暮らしのニュース、ライブウッド)でPRを行い、ももっこカードと協賛店の周知を行った。
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(3)「子育て王国そうじゃ」PR活動
(子育て王国そうじゃ新聞発行・総社市民まつり ブース出店) 7月・11月に子育て王国そうじゃ新聞を発行し、総社市内新聞折込にて実行委員会の活動をPRした。また、8月に開催された総社市民まつりにブース出店をしてPRするとともにおむつ交換スペースも準備し、子育て家庭に利用していただいた。
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(4)チュッピー商品(土産品)開発
子育て王国そうじゃキャラクター「チュッピー」をデザインしたクッキーを開発し、総社市の土産品として「子育て王国そうじゃ」をPRした。 NPO法人あゆみの会と岡山県立大学の共同開発により、総社産のれんげはちみつを使用し、ショートニングを使用しない、より品質の高い地産地消ブランドの本格派手作りクッキーを開発した。総社市のPRも兼ねた土産品として愛され普及するよう、キャラクターチュッピーを使用したパッケージを製作した。
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子育て王国応援団の事業
事業詳細
1.総社市全体に向けて
子育てについて、総社市民が応援できることを提案する。総社市民を対象に、障がいについての理解を深める映画鑑賞会・メディアとの関係について考える講演会を各1回ずつ開催する。その中で、現代の子育ての課題について、市民が正しく理解し、子育て・子育ちを応援する機運を高めることを目指す。子育て世代以外の方々にも、現代の子育ての課題と地域の関わりの大切さを周知することができた。
(1)映画鑑賞会(映画 『1/4の奇跡』をみんなで見よう!)
日時 | 平成21年7月18日(土) 14時・17時2回上映 |
場所 | 総社市消防署 |
参加者 | 191人 |
(2 )講演会(子育て講演会)
日時 | 平成21年12月9日(水)13:30~16:00 | |
場所 | 総社市総合福祉センター3階大会議室 |
演題 | 「インターネット・携帯電話時代の子育て教育 ~学校と家庭・地域の役割~」 |
講師 | 下田 博次氏 |
参加者 | 148人 |
2.児童と子育ての当事者を対象として
きびじ農業後継者クラブ・サン直広場ええとこそうじゃ・岡山県立大学保健福祉部栄養学科の協力などを得て、児童に食農体験をさせる。その中で、地域の農業や食文化について知らせ、生活を支える地域の農業・食事の重要性について理解を深める。この事業に参加した児童を通して、その家庭への波及効果が見られた。
(1)「やってみよう the イモ」 part1・2 (ジャガイモの収穫・サツマイモの苗植え・サツマイモの収穫)
日時 | 【part1】平成21年 6月27日(土) 9:45~14:00 【part2】平成21年10月31日(土) 9:45~12:00 | |
場所 | きびじ農業後継者クラブの畑 |
参加者 | 【part1】 61人 【part2】 58人 |
(2)「農業見学バスツアー」夏・冬 (総社市近隣の農家をめぐり、農業従事者の体験談を聞き、現場を見学する)
日時 | 【夏】 平成21年7月11日(土) 8:30~13:30 【冬】 平成22年2月20日(土) 9:00~15:00 | |
場所 | 総社市近隣の農家・選果場 |
参加者 | 【夏】53人 【冬】39人 |
(3)料理教室
(野菜を摂取することの効果について学習し、収穫したイモや地域で取れた野菜を使った料理を作って食する)
日時 | 【part1】 平成21年 6月27日(土) 9:45~14:00 【part2】 平成21年10月31日(土) 9:45~12:00 | |
場所 | きびじ農業後継者クラブの畑 |
参加者 | 【part1】 61人 【part2】 58人 |
3.子育て支援者ネットワーク
医療現場と保育・教育現場のネットワーク(講演会の開催及び講師、地域の内科医・小児科医を囲んで懇談会の実施)
医療機関と保育・教育現場のよりよい連携のためのネットワークづくりを目指す。アレルギーについての講演会と医師を囲んでの懇談会を実施する。その中で、広く地域の子育て支援者(つどいの広場・放課後児童クラブ・放課後子ども教室)・保育所(園)・学校・医師の顔の見える関係作りを確かなものにする。
3年目の開催となり、年々参加者も増え、現場でのいろいろな事例についてそれぞれの立場からの貴重な意見が交わされ、内容の濃い懇談会となっている。
日時 | 平成21年8月20日(水)13:30~16:45 |
場所 | 総社市総合福祉センター2階技能習得室 |
演題 | 「子どものアレルギー~喘息と食物アレルギーを中心に~」 |
講師 | 森岡 芳雄氏 |
懇談会 | 内科医・小児科医を囲んで |
参加者 | 97人 |
4.次世代の親・子育て支援者の育成
学生ボランティアの受け入れ
( 「子育て王国」 応援団事業への参加・遊びの広場「いっしょにあそぼ!」の企画運営・記録冊子作成など)
次世代の親・子育て支援者の育成を目指す。 「子育て支援は学生から」を掲げての学生のボランティア募集には、地域の中学校・高校・大学の協力がある。通年のボランティア活動をとおして、より深い子育てへの共感・次世代の親・支援者としての成長を図る。その中で、異世代間交流や地域の人々とのふれあいを通して、1人の人間の成長を手助けする。
平成19年度からの参加者も数名おり、活動の回を重ねるごとに学生全体の成長もみられ、子育てへの関心・理解が深まり、ボランティアとしての責任感もより増していった。また記録冊子の作成より、ふりかえりの作業が充実した。
日時 | 平成21年6月23日~平成22年3月29日 | |
場所 | 総社ふれあいセンター他 |
活動回数 | 17回 |
参加者 | 中学生14人、高校生8人、大学生21人 |
総社市こども課の事業
「子育て王国そうじゃ」ロゴキャラクター“チュッピー”による啓発事業
(1)キャラクター着ぐるみによる広報活動
キャラクターチュッピーの着ぐるみを製作し、「子育て王国そうじゃ」の宣伝大使に任命し、チュッピーの着ぐるみを着て地域のイベントに参加したり、保育園、幼稚園、小中学校の入学式や運動会、おまつりなどに参加し「子育て王国そうじゃ」をPRし、わがまちを皆で「子育て王国そうじゃ」にしていこうという気運の醸成に努めた。
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(2)「子どもの日だよ!みんなおいでよ」の開催
国の児童週間にあわせ、子どもの日のイベント「こどもの日だよ!みんなおいでよ」を開催した。「子育て王国そうじゃ」チュッピーの着ぐるみを初披露し、子育て王国をPRした。また、子育て支援団体や市民団体による人形劇や歌、昔遊びの伝承、手作りおもちゃづくりなど、親子で参加できる企画を行い、楽しいひとときを過ごしてもらった。
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(3)特別支援学校との協働による軍手を使ったキャラクターグッズ作成
知的障害者更生施設・吉備路学園の利用者が「子育て王国そうじゃ」のPRに役立ててほしいと、キャラクター「チュッピー」の人形を作成したことがきっかけで始めた事業、利用者が製作した「軍手を利用した手づくりのマスコット人形」を子育てイベント等でPR用に配布した。
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(4)普及啓発用懸垂幕、観光拠点への記念スタンプ作成
まち全体で子育てをモットーに「子育て王国そうじゃ」を広くPRするため、普及啓発用懸垂幕を作製し、駅前及び本庁舎に懸垂幕を掲揚した。また、子育て家庭を支援する「子育て王国そうじゃ」の取組を観光客らを通じ、市内外へも広くPRするため、市内観光地を巡るチュッピースタンプラリーを実施し、普及啓発に努めた。
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(5)“チュッピー音頭”等の制作
「子育て王国そうじゃ」チュッピーの曲と振り付け映像がセットになったCD&DVDを製作した。市内の幼稚園、保育園、小中学校に配布し、運動会や地域のおまつりなどの行事で活用してもらうことをねらいに製作した。市内の市民劇団「温羅」の専属バンド「URA-BAND」が作詞作曲と演奏を担当し、振り付けは市内の保育所職員らが考案した。 |
総社市社会福祉協議会の事業
(1)子育て団体への支援
障がい児支援のための情報交換会の開催
第1回:平成21年 5月29日(金)、 第2回:平成21年 9月 9日(水)
第3回:平成21年11月25日(水)、 第4回:平成22年 2月17日(水)
市内の障がい児支援関連7団体による活動内容の共有、情報交換を行う(おたまじゃくしの会、特別支援学級親の会、ピュアハート総社、はばたき園保護者会、どんまいくらぶ、インクルージョン推進事業協議会など)
(2)子育て支援連絡会の実施
日時 | 平成21年7月29日(水)10:00~ |
場所 | 総社市総合福祉センター3F 大会議室 |
団体 | 参加団体 34団体 連絡会出席団体 26団体 |
内容 | 自己紹介・交流 子育て支援団体プロフィール冊子の作成 |
(3)子育てサロン支援事業の実施
- 子育てサロンの相談支援(現在10か所)
- 子育てサロンサポーター養成講座
- 備品の整備、貸出
- 助成金の交付(上限24,000円)
(4)子どもまつりの開催
- 地区社会福祉協議会と連携して地域密着型の子どもまつりの開催
- 多世代交流事業としても開催
(1)清音柿木ふれあいまつり
日時 | 平成21年6月14日(日) |
開催場所 | ひだまりの家 |
参加者数 | 113人 内子ども29人 |
内容 | 参加者全員にポップコーンのプレゼント、遊びのコーナー、シャボン玉、魚釣り、室内玩具、ボールプール、大型紙芝居、ホームシアター上映、パン食い競争、おにぎり・スープのプレゼント |
(2)服部地区夏休みお楽しみ会
日時 | 平成21年8月25日(火) |
開催場所 | 東部親子ふれあいプラザ |
参加者数 | 120人参加 内子ども78人 |
内容 | プログラム(グループ)、飛行機作り、飛行機飛ばし、ボール送り競争、綱引き、パン食い競争、おやつタイム |
(3)総社北なかよしまつり
日時 | 平成21年10月6日(日) |
開催場所 | 中央公民館 北分館 |
参加者数 | 300人 |
内容 | 遊びのコーナー、シャボン玉、フリースペース(子育てサロン)、竹とんぼ、お手玉、あやとり、栄養委員さんによる手作りおやつのコーナー、おにぎりプレゼント 等 |
(4)常盤地区 福祉まつり
日時 | 平成21年11月14日(土) |
開催場所 | やすらぎの家 |
参加者数 | 243人 |
内容 | 健康チェックコーナー、展示コーナー、ふれあいサロンコーナー、手づくりおやつ試食コーナー、抹茶コーナー、シャボン玉コーナー 等 |