岡山三大河川の一つ高梁川にそそぐ槙谷川の上流にある渓谷です。この渓谷には、江戸時代末期、漢詩人で医者であった武元登々庵書の「天柱」の二字を刻んだ天柱山をはじめ、剣峰、雲梯山、盒子岩などの奇岩があります。切り立ったがけや、花こう岩特有の節理による石柱が連なり、新緑や紅葉の季節には木々が美しく岩肌を飾るすばらしい景勝地です。