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鬼城山(鬼ノ城)

きのじょうざん(きのじょう)

 総社平野の北にそびえる標高約400mの鬼城山山頂付近に築かれた古代の山城です。
 7合目~8合目にかけて、約2.8kmにわたる城壁が取り巻き、城壁には4つの門と6つの水門が付設されています。その内部からは、建物や倉庫群・水場・のろし台、鍛冶工房などが発見されています。
 鬼ノ城は、『日本書紀』などの歴史書にその名がみられないことから、築造時期が不明な謎の城でしたが、最近の発掘調査成果から、7世紀後半に造られた可能性が高くなっています。660年、唐・新羅の連合軍により百済が滅んだことから、大和朝廷は援軍を朝鮮半島に派遣します。しかし、663年、唐・新羅の連合軍に百済・倭軍は白村江で大敗し、日本へ逃げ帰ります。唐・新羅の連合軍が攻めてくることをおそれ、防御のために北部九州や瀬戸内沿岸に山城が造られますが、鬼ノ城もその一つではないかと考えられます。また、鬼ノ城には吉備津彦命に退治された百済の王子:温羅(うら)が住んでいたといわれ、温羅伝説の発祥の地でもあります。


名称鬼城山鬼城山(鬼ノ城)
所在地総社市黒尾・奥坂
指定区分国指定 史跡
時代古代
指定年月日昭和61(1986)年
3月25日
管理者総社市
大きさ・寸法城壁総延長
2.8km、
城内面積
約30万平方メートル
屏風折れの石垣

【屏風折れの石垣】

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