旬の食材を使用した季節のレシピを掲載しています。テーマは『備蓄食を活用してフレイル予防しよう』!ぜひ参考にしてみてください。
◆1月号(協力:岡山県立大学栄養学科・総社市栄養改善協議会) new!
切り干し大根の生春巻き

【材料(4人分)】 ・切り干し大根(乾)・・・30g 〈A〉 ・ツナ缶(ノンオイル)・・・1缶 ・牛乳・・・大さじ2 ・マヨネーズ・・・大さじ2 ・練がらし・・・小さじ1 ・ナッツ(食塩不使用)・・・20g ・ライスペーパー・・・4枚 ・トマト・・・中1個 ・フリルレタス・・・約6枚
【下準備】 ・ナッツは細かく砕く ・トマトは半分に切って、5㎜の薄切り ・フリルレタスは洗って水気を切り、 食べやすい大きさに切る ・練がらしはお好みで
| 【作り方】 ①切り干し大根は臭みを取るため、熱湯に1分ほどつけ、湯を 切った後、水で軽く洗い、硬くしぼって、3㎝程度に切っておく。 ②ボウルにAを入れてよく混ぜ、切り干し大根が戻るまで15分ほど置く。 ③②にナッツを加え混ぜ、4等分する。 ④ライスペーパーはさっと水につけて戻す。 ⑤乾いたまな板のうえに④のライスペーパーをしき、手前側にトマト、フリルレタス、③の1/4量の順で重ねて、ライスペーパーで巻く。
【1人分栄養量】 エネルギー:153kcal / たんぱく質:5.7g 脂質:7.7g / 炭水化物:16.9g / 食塩相当量:0.4g
【栄養士からひとこと】 揚げずに簡単に作ることができ、彩りがきれいです。 切り干し大根は食感がよく、よく噛むことで満足感が得られます。ツナ缶からたんぱく質を摂ることができます。
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おから入り簡単バナナ蒸しパン

【材料(分量:4人分)】 〈A〉 ・薄力粉・・・60g ・砂糖・・・16g ・ベーキングパウダー・・・4g ・バナナ・・・1本 ・生おから・・・40g ・卵・・・2個 ・干しぶどう・・・20g
【下準備】 ・Aを合わせてふるっておく
| 【作り方】 ①ボウルにバナナを入れ、フォークでつぶす。 ②①に生おからを入れ、よく混ぜ合わせ、さらに卵を入れてよく混ぜ合わせる。 ③②にAを入れ、さっくりと混ぜ合わせる。 ④うつわにカップをしき、4等分した生地を入れる。 ⑤④に干しぶどうをのせる。 ⑥蒸し器に湯を沸かし、⑤を入れてふたをし、中火で15分蒸す。 ☆電子レンジの場合、600Wでまず3分加熱し、竹串を刺してみて、何もついてこなければできあがり。(ついてくる場合は様子をみながら30秒ずつ加熱する。)
【1人分栄養量】 エネルギー:149kcal / たんぱく質:5.3g 脂質:3.2g / 炭水化物:25.6g / 食塩相当量:0.3g
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【栄養士からひとこと】 おからを加えることで、たんぱく質と食物繊維アップ! バナナを使用し、素材を生かした優しい甘さのおやつです。電子レンジでも作ることができます。
フレイルとは・・・
健康な状態と要介護状態の中間に位置し、年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。
 フレイル予防3つのポイント
(1)食事
3食バランスのとれた食事を心がけましょう。また、口腔ケアにも取り組み、定期的な歯科検診で噛めるお口を維持しましょう。
(2)運動
身体活動は、筋肉の発達だけでなく食欲や心の健康にも影響します。今より10分多く体を動かしましょう。
(3)社会参加
趣味やボランティアなどで外出することはフレイル予防に有効です。自分に合った活動を見つけましょう。
★パンフレット「食べて元気にフレイル予防」 (1,527kbyte)
知っていますか?『ローリングストック』
「ローリングストック」とは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。
★災害時に備えた食品ストックガイド 農林水産省ホームページ
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