記者会見の内容
令和7年度
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6月定例市議会前の記者会見(令和7年5月30日)
→動画はこちら(YouTube総社市公式チャンネル)
今日は皆さんどうもありがとうございます。
いよいよ新しい市庁舎で議会を開催するということになります。気合い入れてですね、この議会でさまざまな議案を審議してもらいたいと思っております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
4月21日に屋移りをいたしまして、この後に前の庁舎を解体をいたしまして、明日から議会棟の前のヤードに庭園、池を掘る工事を開始させていただきます。撤去した市庁舎の跡には駐車場ということになるのですが、倉庫なども含めてこれから最終的な新庁舎の整備に入っていこうかというところであります。
市庁舎はこうやってスタートいたしましたが、旧庁舎の中にはまだまだ市民に譲り渡したいもの、あるいは全国的にも提供したいもの、それが沢山ありますし、私は総社旧庁舎のアイテム、部品、さまざまなもの、例えば壁の木材とか、そういったものを記念のペンダントにしてお配りするであるとか、さまざまなものについて、50年間頑張ってきてくれた市庁舎を多くの市民の方々の記憶の中に残していく譲渡会みたいなものをこれから計画立って行っていきたいと思いますが。この新しい庁舎で今職員さんもですね、1階でワンストップをやりながら、大きく働き方改革がなされておりますが、さらにそれをチェンジ、チェンジしながら、チューニングしながらより良き「日本一市民に優しい市役所」というものを作っていきたいと思います。特に私が常日頃言っておりますが、旧態依然として甘えない、新しいものを作っていく、what's new、what's important、what's surprise、NOからYESへ展開していくと、そういう精神をもってですね、前回と同じです、みたいなことはやらない、そういう魂を持って行っていきたいと思います。
ところで今議会でございますけれども、やはり何と言ってもですね、この7月6日7日、この災害から7年を迎えようといたしますけれども、追悼式をするしないではなくて、やはりここでリセットして追悼式という形は、去年から行っておりませんけれども、多くの市民、あるいは子どもたちを対象にですね、7月6日に合わせまして、防災教育の観点から、防災講話、勉強会、これを開催して参りたいと思います。これは献花も行いますけれども、7月6日西日本豪雨のときに学んだ教訓、起こったこと、そしてこれから備えなければいけないこと、それを語り継いでいく者として、防災教育の観点から、防災講話を開催して参りたいと思います。これはやはり我々の義務、責務でありますし、二度と起こさない。災害復旧というものは、高梁川の堤を直す、堤内の伐採、築堤、浚渫(しゅんせつ)、ダムの事前放流、そういうものも大切。もちろん大切でありますけれども、総社市民の記憶の中に残しておくということ、これがやっぱり我々に課された課題だろうと思います。その当日は七夕でもありますし、未来に願いを残す・託す、そういうイベントも併せて実施をしたいと思います。
もう一つ、職場におけるハラスメントの防止についてでありますけれども、職場におけるハラスメントを防止するため重視すべき事項およびハラスメントに起因する問題が生じた場合の適切な対応措置を定める条例案を上程したいと思っております。条例の対象者は、特別職私、及び職員、会計年度任用職員を含む、外部審査会の設置や研修の実施を内容とするものであり、併せて内部相談窓口、外部相談窓口を設置をするという予定でおります。
それから補正予算の中で、吉備路アリーナの空調設備を導入するための予算を計上させていただき、総事業費は約12億2000万円を見込んでおります。スタートとしてですね、目算しているのが、目途としてるのが8月17日、来年から開催される全国中学校体育大会卓球の会場になっております。そういうことをスタートとしますけれども、空調設備を導入することによって多くのプロスポーツというものを誘致できる可能性を我々は手にすることができると思っております。それに対しては、積極的に我々もトライして参りたいというふうに考えております。
それからトイレカーを導入して、有事の際に備えていきたいと思っております。我々今課題としている災害対応でありますけれども、トイレカー然りでございますが、やはり能登半島で見るように、やはり孤立集落というのがどうしてもできてくる。孤立集落への対応というのがこれからの災害の大なるテーマであろうかと思っております。ヘリで食料を運ぶであるとか、物資を運ぶであるとか、やはり総社市のこれからさらに強化していくべきは、分散備蓄。分散備蓄の精度を高めていくということをやっていくと同時に、拠点化をやっていくと。分散備蓄の精度を上げていくということをこれからの目標として掲げて行って参りたいと思っております。私からは以上でございます。