記者会見の内容
令和7年度
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8月定例市議会前の記者会見(令和7年8月18日)
→動画はこちら(YouTube総社市公式チャンネル)
今日はどうも大変ありがとうございます。私の方から項目の大きいやつだけを申し上げたいと思います。
まず、熊本に対して、うちの職員さんを10名派遣することといたしました。タイミング的には、向こうが求めるタイミングが今だったというのがあるんですけれども、発災直後に同じく、提携を結んでいる鹿児島県姶良市長が、あそこは水道管が破裂して、多くの市民の方々が水が飲めない、飲料水が欲しいと言われてたんですが。どうもその水を持って行こうと思った日が、総社にもしかすると線状降水帯が直撃するかもしれないという雨レーダーだったものですから、1日スルーしたら、姶良市側が「自衛隊から大量の水が入ってきたんで、もう事なきをその部分では得る」ということだったので、そのときから大西熊本市長とやり取りをしていて、先週の木曜日に正式にぜひ、人をね、物ではなくて人を派遣して欲しいということで罹災証明の作業を中心に10名派遣ということを決断いたしました。
これは各部1人1人という割り当てはしたものの、各部の中で自分から手を上げるという、そういうやり方で選んでもらって、行きたいですという塊のようなタイプの方が今朝向こうにまいりました。かなり我々も今も輪島に対する支援を毎週土曜日に野菜プロジェクトをやっているんですが、経験はあるんで、ある人間が多いんで、ちゃんとやってきてくれると思います。
次に、今議会の補正の話ですが。私が6月7月と学校の教室、授業を見に行ってまいりました。行った先は総社東中、西中、五つ星学園、総社中、中学校の教室全部。それから秦小、神在小、西小、新本小学校、常盤小学校、総社小学校。100を超えるクラスを見てまいりました。私の印象はですね、学校の先生よく頑張ってくれている。それから子どもは、思った以上に真剣という感じで。特に、特別教室のあるいは体育館の冷房についてやはり今一度、もう少しスピード感を上げて、体育館のエアコン、特別教室のエアコン設置について予算計上したいということで、今議会に補正としてちょっと追加をしようということで補正上げさせていただいております。
そして、私は今回の参議院選挙の後に、特にSNS上で誤解もあるんだろうとは思いますけれども、外国人の方々に対して排除するというようなことの是非が、賛否が問われたという部分があります。私はですね、全国の集住都市会議の今座長をやっておりまして、11月に総社で集住多文化共生の全国大会を開くホスト役を務めないといけないという責任ある立場にあります。その上で、やはり我々、基礎自治体が担っていく直接の役割を担っているのは、むしろ国の入管ではなくて、基礎自治体の多文化共生のあり方、というのが決定付けているという、現場最前線でやっている立場として、私はこれから総社市民を中心として、集住都市会議も含めてですね、多文化共生を正なるものとして、しっかりと外国人の方々を受け止めていくというメッセージを持ってその業務にあたっていきたいと思っております。
我々がですね、これまでブラジル人が非常に多い土地柄でございましたけれども、今はベトナム人が非常に多い。1000人を前後するような数字までになっていて、うち外国人を多文化共生をやる課があるものですから、むしろ領事館の役割を担うぐらいな、多くの市外の外国人も含めて相談に来ていますので、今回、今1名ベトナム国籍の多文化共生推進員がおりますが、もう1人プラスで、ベトナム対応の推進員さんを採用したいと、その人件費を予算計上しているところであります。
それから、今、私共の本当に辛いところでありますが、非常に待機児童、この問題については心を痛めております。今、前年対比、同月、去年の8月と比べて人口がマイナス30人程度となっておりまして、人口が微減、微増でもあるんですが、月々によって違いますが、ガーンと減ってはいません。でその起爆剤となる、右肩に上げていきたいと思いながらやっておりまして、民間保育所の次なる保育園を、定数19名の1園、それから定数90人の1園を認可し、そこに改修費の助成をかけていくということを補正としてやってまいりたいと思います。
予算に対して様々ありますけれども、その令和6年度の決算ベースでまいりますと、一般会計が9億1000万円の黒字ということになり、それらを含めて、財政調整基金、いわゆる市の貯金残高が77億6000万円となりまして、これは過去最高を記録するということであります。
一方でそれをさらに経済効果に変えていきたいということで、20周年記念ありがとう商品券。プレミアム率40%、総額10億円ということで、今交換売り出し中でございますが、昨日時点で35.54%、2億4879万5000円が今市場に出たということでありまして、残り65%の部分について、さらに加速度をつけて販売してまいりたいと思っております。
さらにですね、最後ですが、作山古墳、いよいよこの発掘調査を9月1日からスタートさせていきたい。実際にトレンチ調査を9月1日から行っていきたいと思います。
ここでできるだけ興味ある方、これ全国的におりますが、できるだけ皆様方を通じながら、何が出てきて、どういう調査なのか、どこを掘っているのかということを前広にオープンにしていきた、いと思っておりますので、その時がまいりましたら皆様方を通じて発表させていただきたいと思っております。ということで私からは概要説明以上でございます。
6月定例市議会前の記者会見(令和7年5月30日)
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今日は皆さんどうもありがとうございます。
いよいよ新しい市庁舎で議会を開催するということになります。気合い入れてですね、この議会でさまざまな議案を審議してもらいたいと思っております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
4月21日に屋移りをいたしまして、この後に前の庁舎を解体をいたしまして、明日から議会棟の前のヤードに庭園、池を掘る工事を開始させていただきます。撤去した市庁舎の跡には駐車場ということになるのですが、倉庫なども含めてこれから最終的な新庁舎の整備に入っていこうかというところであります。
市庁舎はこうやってスタートいたしましたが、旧庁舎の中にはまだまだ市民に譲り渡したいもの、あるいは全国的にも提供したいもの、それが沢山ありますし、私は総社旧庁舎のアイテム、部品、さまざまなもの、例えば壁の木材とか、そういったものを記念のペンダントにしてお配りするであるとか、さまざまなものについて、50年間頑張ってきてくれた市庁舎を多くの市民の方々の記憶の中に残していく譲渡会みたいなものをこれから計画立って行っていきたいと思いますが。この新しい庁舎で今職員さんもですね、1階でワンストップをやりながら、大きく働き方改革がなされておりますが、さらにそれをチェンジ、チェンジしながら、チューニングしながらより良き「日本一市民に優しい市役所」というものを作っていきたいと思います。特に私が常日頃言っておりますが、旧態依然として甘えない、新しいものを作っていく、what's new、what's important、what's surprise、NOからYESへ展開していくと、そういう精神をもってですね、前回と同じです、みたいなことはやらない、そういう魂を持って行っていきたいと思います。
ところで今議会でございますけれども、やはり何と言ってもですね、この7月6日7日、この災害から7年を迎えようといたしますけれども、追悼式をするしないではなくて、やはりここでリセットして追悼式という形は、去年から行っておりませんけれども、多くの市民、あるいは子どもたちを対象にですね、7月6日に合わせまして、防災教育の観点から、防災講話、勉強会、これを開催して参りたいと思います。これは献花も行いますけれども、7月6日西日本豪雨のときに学んだ教訓、起こったこと、そしてこれから備えなければいけないこと、それを語り継いでいく者として、防災教育の観点から、防災講話を開催して参りたいと思います。これはやはり我々の義務、責務でありますし、二度と起こさない。災害復旧というものは、高梁川の堤を直す、堤内の伐採、築堤、浚渫(しゅんせつ)、ダムの事前放流、そういうものも大切。もちろん大切でありますけれども、総社市民の記憶の中に残しておくということ、これがやっぱり我々に課された課題だろうと思います。その当日は七夕でもありますし、未来に願いを残す・託す、そういうイベントも併せて実施をしたいと思います。
もう一つ、職場におけるハラスメントの防止についてでありますけれども、職場におけるハラスメントを防止するため重視すべき事項およびハラスメントに起因する問題が生じた場合の適切な対応措置を定める条例案を上程したいと思っております。条例の対象者は、特別職私、及び職員、会計年度任用職員を含む、外部審査会の設置や研修の実施を内容とするものであり、併せて内部相談窓口、外部相談窓口を設置をするという予定でおります。
それから補正予算の中で、吉備路アリーナの空調設備を導入するための予算を計上させていただき、総事業費は約12億2000万円を見込んでおります。スタートとしてですね、目算しているのが、目途としてるのが8月17日、来年から開催される全国中学校体育大会卓球の会場になっております。そういうことをスタートとしますけれども、空調設備を導入することによって多くのプロスポーツというものを誘致できる可能性を我々は手にすることができると思っております。それに対しては、積極的に我々もトライして参りたいというふうに考えております。
それからトイレカーを導入して、有事の際に備えていきたいと思っております。我々今課題としている災害対応でありますけれども、トイレカー然りでございますが、やはり能登半島で見るように、やはり孤立集落というのがどうしてもできてくる。孤立集落への対応というのがこれからの災害の大なるテーマであろうかと思っております。ヘリで食料を運ぶであるとか、物資を運ぶであるとか、やはり総社市のこれからさらに強化していくべきは、分散備蓄。分散備蓄の精度を高めていくということをやっていくと同時に、拠点化をやっていくと。分散備蓄の精度を上げていくということをこれからの目標として掲げて行って参りたいと思っております。私からは以上でございます。