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令和6年度
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8月定例市議会前の記者会見(令和6年8月26日)
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今日はどうも大変ご苦労様でございます。地方の首長がですね、気にすることって一体何だと言えば、それは市民の生活の幸福感であったりとか、弱い立場にある方々に対する政策の遂行であるとか。そういうことを目指してやっていくわけですが、その幸福度であるとか、住み続けたさであるとか、そういうものを数字で表されるのが二つ大きくあって。一つは財政、もう一つは人口ということになります。
財政につきましては、令和5年度の決算が確定いたしまして、一般会計で3.7億円の黒字。過去最大の税収ということになりました。これはコロナを乗り越えてですね、さまざまな紆余曲折があった中で市税、固定資産税などなどがピークを振ったということは、市民の皆様方に対して心から感謝を申し上げたいと思いますし、またさまざまなインフラ整備、特にハードものを乗り越えていきながら、市役所あるいは学校給食センターであるとかさまざま、7つ8つやってきた中で、なおかつ災害の単市持ち出しが100億近くある中で、そういう中で現在の預貯金、行政的に言うと財政調整基金と言いますが、これが75億6000万円まで過去最高積み上がっているということについては、職員さん、そして多くの市民の方々、企業団体などなどに心から感謝を申し上げたいと思っております。
それから一方で人口でありますけれども、7月8月この暑い中も、かろうじて人口が増えているという傾向値にあります。これ増え方がですね、傾斜が緩やかになったと。かも知れませんけれども、減少に転じていないということは、これこそ皆様方のご協力の賜物だと思っておりまして、これからも気を引き締めてですね、積極的に予算の遂行、そして新たなテーマを見い出して、人口増加につなげていくということをさらに推し進めてまいりたいと思います。
いちいち言い申し上げませんけれども、例えば新生児のおしめであったりとか、あるいは中学校の給食費の無償化であったりとか、あるいはこれまで空き家を地域で次に住む人を探してきて、空き家再生したら助成をするというルールを定めてきたり、あるいは固定資産税をゼロにするということも含めて、かなりの進捗がございます。こういうものをまた改めてリリースする日を決めたいと思いますけれども、そういう具体が頑張っていることも確かであるので、この財政、そして人口、今この市政を判断する上でこの大きな二つの指標についてはこれからも向き合って、そこから逃げないで直視しながら進めていきたいと思っております。
そういう関連した中でですね、今、新庁舎が動き出してもうそろそろ形が見えてきてベールを脱ぐ、完成ではありませんけれども。そうですね、最上階まで形が作られて、後は中に入って内装みたいなことになる時期に差し掛かっておりますが、開庁日というものを4月21日月曜日を目指して参りたいと思います。ただ目指せっていうのは、これからの工事の不可抗力であったり、あるいは職人さんの働き方改革であったり色々するものですから、明確に4月21日決定とは言いませんが、4月21日月曜日を目指してかなりの高い精度で、この日を目指して開庁日としたいと思っております。
またその中の肝はいくつもあります。それは防災センターであったりとか、コンサートホールであったりとかいろいろしますが、いわゆる玄関フロアでの「書かない・待たない・回らない」というワンストップ。腹くくったワンストップというものをやっていきたいと思います。とかくもう、それらち明かないとなると、5階へどうぞとか3階へどうぞとか、そういう自分の逃げ場所みたいな、そういうものはもたず。そういうことをWebでやっていくとか、本来の意味でのワンストップということに腹くくってやろうよ、というふうに申し上げております。
そして、ライドシェアが三須桃山団地でスタートいたしましたけれども、この総社版ライドシェアの、ボランティアベースでのライドシェアになっておりますが、運行の保険であるとかさまざまな必要経費について行政が面倒を見、それを認可していくというシステムで、交通空白地でないエリアが、ボランティアベースで、ボランティアベースっていうのはドライバーのボランティアを基調とした運行方法で、ライドシェアをやっているのは全国でもそれほどあるものではございません。この後ですね、我々は次なるエリアに総社市神在地域、それから総社市福谷地域、そしてさらには五つ星学園の子どもたち、これにつなげていきたいと思います。理想的に言えば、それぞれ15小学校区にライドシェアのボランティアベースがあるということを目指してやっていきたいと思っております。これは雪舟くんのシステムを補完するものとして、これが全市域にかくはんしていけば、これはおそらく全国で唯一パターンということになろうかと思います。
次に9月15日に赤米フェスタをやってまいりますけれども、相川七瀬さんがキーパーソンになってくれて、この芸能人同士の友好関係で成り立っているフェスタでございますが、今年はスーパーなゲストが来ることになっております。天童よしみさん、一青窈さん、May J.さん、相川七瀬さんというビッグアーティストで、この手ぬぐいがこれだけで3000円というのは格安チケットということになろうかと思いますが、これから現時点1000人を超えているぐらいな感じであります、もう少しPRをしてしかるべきだというふうに思っております。
そうじゃ吉備路マラソンについては、ボランティアを募集開始しておりまして、実際には10月1日からランナーを募集していくということをやっていきたいと思っております。
最後に作山古墳でありますけれども、これからですね、作山古墳を9年間、令和6年から14年という長いスパンで行っていきます。私は実は、この来年の4月から発掘という物理的なアクションを取る前の段階の、いわゆるインフォメーションの段階、ここが最も大事だと、ここがその古墳を発掘する意味合いであったりとかワクワク感であったりとか夢希望、そういうものをほうふつさせていく最も大事なチャンスととらえておりまして。これを広く世の中に知らしめていこうよ、ということを声高にやっていくべきだと考えておりますので、これはまた定期的に作山発掘のそれだけの会見というものを用意しながら進めていくということをやってまいりたいと思っております。
我々がですね、これから一つの大いなる教訓として、地震という恐怖、地震というのがさほど遠い存在ではないということが8月7日に発生した南海トラフを予測させるような災害が起こりました。私どもは要介護者、要支援者に対しては既に民生委員が全戸訪問するということを行っておりましたから、主だったデモンストレーション的な物言いをしないできましたが、これから私たちは要介護者要支援者も含めてですね、地震対応、逃げ道作りということを積極的に進めていかなければいけないと思っています。実際に今回、自主防災組織や民生委員とか資料がないのかとか言われて、かなり付け焼き刃でやった感がありましたけれども、それはそれで意味があったと思います。
同時に、能登半島での我々の七尾市への支援プログラムというものがあって、いずれ我々はかなり精度の高い地震対応対策というものを発表する、ということを丸山室長を中心として制作し、横田部長のところで要支援者を絡め合わせながらですね、総社プログラム南海トラフ対応というものの全計画書というものを出していきたいというふうに考えております。私からは以上であります。
6月定例市議会前の記者会見(令和6年6月7日)
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皆さん大変ご苦労様でございます。今議会の提案議題および予算案などなどについてご説明を申し上げたいと思います。
その前にですね、我々が七尾市でテント村を作っておりましたが、去る5月29日にテント村の閉村式を行います。資料を後に配布したいと思いますけれども、3月25日から5月29日まで5401人のボランティアの方々をお迎えをして、それらの方々が1123件のお家をボランティアとして片付けてくれたということであります。私の方からもですね、馳知事の方には明確にお伝えしましたが、既によくご承知おきでありまして大変感謝されましたが、この後、我が総社市として1000万円の総社能登っ子基金を積み立てまして、子どもの元気プロジェクトというものを展開してまいりたいと思います。
いずれにせよ能登支援というものは非常に長い話になっていくかと思いますので、そのプロジェクトについて、石川県側の協力を得ないと配分やそれからプロジェクト立ち上げにくいものですから私のカウンターパートをですね、比較的災害が薄かった小松市の宮橋市長に相談かけながら奥能登のプロジェクトというものを作っていきたいと思っております。それについては馳知事にも報告をし、非常に期待感をもって迎え入れられるということになろうかと思います。
次に6月定例でございますけれども、さまざまな補正予算案が出てまいりますけれども、この中で特筆すべきは、等々ですね、国も非常に動き始めたライドシェアでございますけれども、総社市では13年前、あの頃はデマンドというものが非常に珍しいことで、我が市はですね、今のドアtoドアの全市カバーの雪舟くんを作った頃は、全国でおそらく2番目か3番目のスピード感でやっておりましたが、今議会でライドシェアに係る試験運行の予算案を提示しておりまして、それが可決成立したならばという話になりますが、総社市流の地域住民の共助によるライドシェアを実証運転を開始していきたいと思います。
これは白ナンバーの普通自動車の車が普通の地域のドライバーによって、ボランティアでありながら必要単価を払っていくという地域住民の共助方式によるライドシェアということになります。これはこの6月定例の予算が可決成立すればですね、直後に様々な地域にこのライドシェア方式を広げてまいりたいというふうに考えております。私からは以上です。