雪舟さんものがたり
雪舟さんの生涯
総社市図書館が保管する大型紙芝居「雪舟さん」を使って、雪舟さんの生涯を簡単に紹介します。
4 | | | 和尚さんが本堂に行くと、雪舟さんの足元に一匹のネズミがおり、雪舟さんの足の指をかじろうとしていました。 驚いた和尚さんは、「しっ、しっ」と追い払おうとしましたが、ネズミはいっこうに逃げようとしません。 よく見ると、雪舟さんが自分の涙を使って足指で描いたネズミでした。 感心した和尚さんは、雪舟さんに絵を描くことを許しました。
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5 | | | その後、雪舟さんは京都の相国寺へ入り、お坊さんになる修行と絵の勉強をしました。 雪舟さんの腕前は、ぐんぐん上達し、「等楊(とうよう)」という名をもらいました。
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6 | | | 47歳のとき、いっそう腕を磨くため、中国に渡りました。 まもなく中国でも「雪舟という絵かきはすごい」という評判になりました。 中国では約2年間を過ごし、中国の寺や人、景色を絵にしています。
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7 | | | 中国から帰国した雪舟さんは、日本各地を旅して、多くの絵を描き残しました。 雪舟さんは87歳で亡くなったとされています。左の「天橋立図(あまのはしだてず)」は、雪舟さんが晩年に描いたものです。
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