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学校給食ができるまで

ページID:0004835 更新日:2025年11月25日更新 印刷ページ表示

1、健康観察

 朝、出勤したら健康観察をします。給食を作る日の健康状態だけでなく、給食を作らない日や一緒に暮らす家族の健康状態も記録します。
 検便は、毎月2回実施しています。さらに、10月~3月はノロウイルスの検査も毎月1回実施しています。

2、手洗いと身支度

 外から汚れや細菌を給食センターに持ち込まないために、手を洗います。
 次に、清潔な白衣に着替えます。白衣を着用したら、粘着ローラーでホコリなどを入念に取り除きます。
 再度、手洗いマニュアルに従って手洗いを行います。

消毒した清潔な白衣に着替えますの画像
消毒した清潔な白衣に着替えます。

粘着ローラーで異物混入の原因を除去​
鏡で確認しながら、粘着ローラーでホコリなどを取り除きます。
ローラーをかける順番も決まっています。手洗いは調理の基本です。

作業前の手洗い​
丁寧に手を洗い、汚れを洗い流します。

3、調理室内の点検・消毒

 調理前に温度や湿度、室内の異常の有無を点検し、水質検査も行い記録します。
 必要に応じてアルコールなどで消毒を行います。

温湿度の記録
温度湿度の確認・記録します。
基準値から外れている場合は空調を調整します。

水質検査
水質を点検・記録します。​​
味や臭い、濁りの有無なども確認します。

4、食材の納品・検収(7時20分~8時40分)

納品・検収

 野菜や豆腐、肉、魚などの食材が納品されます。
 食材の検収は、業者の立ち合いのもと、食品ごとに数量・産地・規格・鮮度・品温などを確認します。
 異常がある場合は交換してもらいます。

保存食

 使用する食材ごとに、50g以上ビニール袋に採取して2週間冷凍保存します。
 この保存食は、食中毒などの事故発生時の原因究明に使用します。

野菜・果物

 7時20分から納品開始

青果物が納品されます
野菜が納品されます。

検収をします​
重量を確認して釜ごとに分けます。

野菜類検収室
​
調理工程に合わせて並べます。

肉・魚類

 7時45分から納品開始

肉や魚が納品され、重量や数を確認して専用ケースに入れますの画像
肉や魚が納品され、重量や数を確認して専用ケースに入れます。

品温管理​
専用の冷蔵庫・冷凍庫で保管します。

5、朝ミーティング(8時30分)

 2人1組で身支度や手指の点検を行います。
 衛生管理や作業手順などの確認や事務連絡などを行います。

6、下処理(野菜・果物)・調味料の計量

 汚染度ごとに水槽が異なります。流水で3回洗浄します。
 泥などの汚れがひどい場合は、4回洗浄します。

球根皮むき機
球根皮むき機で皮をむきます。

根菜の洗浄​
仕上げに皮をむき、3槽で洗浄します。

洗浄後の下処理室​
水槽は6レーンあります。

幼稚園分は小さい水槽で洗いますの画像
幼稚園分は小さい水槽で洗います。

葉は1枚ずつ確認​
葉は1枚ずつバラバラにします。

きゅうりは専用スポンジで洗う​
きゅうりは専用スポンジで洗います。

1袋ごと確認
袋に入っている食材は1袋ずつ開封して点検します。

チルド野菜も流水で洗浄しますの画像​
チルド野菜も流水で洗浄します。

調味料を計量します​
計量室では調味料をはかります。

7、下処理(肉魚類)

専用水槽で解凍
冷凍食品は解凍して開封します。

一品ずつ異常がないか確認
​
加工食品は1個ずつ点検します。

​魚は厚さと大きさをそろえて並べますの画像
​
魚は厚さと大きさをそろえて並べます。

8、上処理コーナー

 スライサーで野菜を切ります。料理によって切り方を変更します。
 また、食材と釜ごと刃の状態・ネジのゆるみ・音など確認を二人一組で確認して記録します。

スライサー1
スライサーで野菜を切ります。

スライサー2​
切り方によって刃を交換したりします。

9-(1)、調理(煮物・汁物)

 調理前に温度や湿度、室内の以上の有無を点検し、水質検査も行い記録します。
 必要に応じてアルコールなどで消毒してから準備をします。

9-(2)、調理(和え物)

 野菜などは和え物専用のスチームコンベクションオーブン(スチコン)で加熱調理し、真空冷却機で冷却します。
 和え衣(たれなどの調味料)は釜で加熱して、冷凍庫で冷却します。
 子どもたちが食べるまで10℃以下になるようにします。

和え物用スチコン
和え物用のスチコンで加熱し、中心温度が85℃90秒以上あることを確認します。

真空冷却機で野菜を冷やします​
真空冷却機で約15分で5℃まで冷却します。

和え物調理​
冷却後は冷蔵庫や冷凍庫で品温管理します。食材を鍋に入れて2人1組で和えます。
中心温度を確認、記録します。

9-(3)、調理(揚げ物)

 フライヤーは長さが6メートル以上あります。およそ400Kgの油が入ります。
 食品によって調理時間は異なりますが、8時30分から11時過ぎまで揚げ続けます。

連続式フライヤーに食品を入れます
油の温度と揚げ時間を設定してフライヤーに食品を入れます。

中心温度を確認​
中心温度が85℃90秒以上あることを確認・記録します。

3人で配缶​
3人で機械の速さに合わせて配缶します。

9-(4)、調理(焼き物)

 焼き物や蒸し物用のスチームコンベクションオーブンは4台あります。
 適切な衛生管理を行うために、加熱調理前のカートを操作する人は、ピンクのエプロンを着用します。
 加熱調理後のカートを操作する人や配缶などを行う人は、白色のエプロンを着用します。

スチコンにカートを入れます
スチコンにカートをセットします。

中心温度を確認​
食品の中心温度が85度90秒以上あることを確認・記録します。

配缶します​
クラスごとの人数に合わせて配缶します。間違いがないか、2回数えます。

10、味見(幼稚園:9時30分 小中学校:10時10分)

 調理員と栄養教諭、学校栄養職員が味や加熱状態などを確認します。

11、検食【給食センター】(幼稚園:9時55分 小中学校:10時25分)

 給食センター所長が、味や色、形状、異臭の有無、異物の有無、品温などを確認します。
 確認後、配缶を開始します。

12、配缶(10時30分開始)

豚肉の生姜焼きを配缶の画像
豚肉の生姜焼きを配缶

和え物を配缶の画像​
和え物を配缶

味噌汁を配缶の画像​
味噌汁を配缶

13、配送(10時50分開始)

 学校園のコンテナやケースに食缶や食器具を積み込んで出発します。

積み残しがないか確認しています。
積み残しがないか最終チェックします。

コンテナをトラックに積み込みます。​
コンテナをトラックに積み込み、学校に出発します。

14、検食【学校園】(幼稚園:11時頃 小中学校:12時頃)

 校園長が、味や色、形状、異臭の有無、異物の有無、品温などを確認します。
 確認後、給食時間が始まります。

15、給食時間(12時15分頃)

 給食を「生きた教材」として食育を行います。
 子どもたちは、1食分の食事の組み合わせや量などを確認したり、食材について学んだり、食事のマナーを守りながら
 穏やかな給食時間を過ごします。

16、ミーティング(昼:13時 夕:16時)

 ミーティングは1日3回行います。
 昼は次回の作業工程について勉強します。
 夕方のミーティングは、本日の振り返りや反省を行い、課題解決にむけて話し合います。

17、研修会(随時開催)

衛生講習会の画像
衛生講習会

長期休業中

 夏休みなどの長期休業中は、調理や衛生管理の勉強をします。
 さらに、食器や食缶などを磨いたり、調理場内の清掃やメンテナンス、点検をしたりします。

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