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県指定_漆芸(描蒟醤 かききんま)

ページID:0019111 更新日:2026年3月30日更新 印刷ページ表示

 描蒟醤(かききんま)は漆芸の加飾技法の一つで,漆芸家難波仁斎 (じんさい )(1903~1976)が 伝統的な蒔絵(まきえ)と研出法を併せて創案したものです。黒漆塗りの胎に蒔絵筆を用いて主として朱漆で文様を描き,表面に透明性の高い備中漆を塗り、研ぎと塗りを繰り返して仕上げ,柔らかく伸びやかな線描を特徴とし,幾重にも重ねて研ぎ出した透明漆が、表現上に叙情的な深みを与えています。県の工芸史上重要な位置を占める技法として昭和39(1964)年に県指定重要文化財に指定され,難波仁斎氏が保持者に認定されましたが、同人の逝去により解除されました。 

 保持者である塩津容子氏は総社市に生まれ,岡山県重要無形文化財保持者の漆芸家・山口 松太氏に師事し漆芸を学び,その後,岡山県重要無形文化財保持者難波仁斎氏が生み出した描蒟醤の技法を独学で研究し,その技法を習得されました。描蒟醤の技法を用いた塩津氏の作品は,日本伝統工芸展をはじめとした数多くの展覧会に入選し高い評価を得ています。

 また,塩津氏は描蒟醤の技法に欠かせない備中漆復興活動に取り組むとともに,公民館や小学校等での漆芸教室や漆芸体験ワークショップの講師等を務めるなど,漆芸の継承,後継者育成や普及活動にも尽力されています。

塩津氏

 
名称 漆芸(描蒟醤)
所在地  
指定区分 県指定 重要無形文化財
時代  
指定年月日 令和8(2026)年3月19日
管理者 保持者 塩津 容子
形式・構造など  
大きさ・寸法  
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