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記者会見

令和4年度 記者会見の内容


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2月定例市議会前の記者会見(令和5年2月21日)


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 本日は大変お忙しい中をどうもありがとうございます。それでは2月定例市議会を前に、私の方から予算案などを中心にご説明を申し上げたいと思います。今回の予算は人口7万人、再挑戦予算、そういう位置づけで、実は総社市はずっと人口が増え続けている、岡山県の中でも唯一人口が大幅に増えていたこの総社市が、とうとう人口が横ばいあるいは下がり気味みたいな傾向になっております。我々はやっぱりそれを阻止していくということが急務の課題となっておりまして、それを意識した総額304億2000万円という過去最大予算をつぎ込むということになりました。

で、まず肉厚を子育て世代に多くシフトしています。主だったもので言うと、幼稚園の預かり保育事業、それから、4月から幼稚園の給食を実際に始めていくスタート。それから私立保育園・所等の助成。さらに小児医療費、中学校3年生まで医療費を完全無料化しようとするもの、あるいは、各自治体がですね、部活動の地域移行化について二の足を踏んでいる中で、我が総社市として、既に4月から始められる部活動については実際に始めていこうと、そういう予算を計上致しております、あるいは出産子育て応援給付金の事業を全体予算として乗せております。

それから、やはり人口のことを言えばですね、180号バイパスを中心とした道路ネットワーク、いわゆる180号バイパスが東西を横とすればですね、南北道の充実強化というものを織り込んでいること。

それから、どうしてもこれが予算の嵩上げの原因の一つでありますが、いよいよ新庁舎の着工を目指していきまして、これに15億8400万ということを積んで、2年後の完成竣工というものを目指すスタートの年ということになります。

それから、防災であるとか医療の充実分野でございますけれども、病院整備の施設整備に仮として、仮というか9億8000万、これはこの後の審議委員会の査定を受けるということになりますので、実質ベースでは将来的にはこれよりも下回る可能性を持っております。

更に、美袋・秦地区の排水事業、長良の排水揚水機。などなど安全に資するものにかなりのボリュームをつけております。いわゆる子ども、そして道路の拠点性、そして防災・医療という三つのカテゴリーで、304億2000万円という内訳になっております。

予算以外で、私の方から若干説明したいことがございます。
一つはですね、新型コロナウイルスの5類移行後の、いわゆる5月8日以降のあり方について、総社市は特別な総社市独自の専門者委員会を持っております。座長は長崎大学の山本太郎教授なんですが、この専門者委員会を開きまして、総社市独自の進むべき道というものを三つ大きく決定させてアドバイスをいただきました。一つは、5月8日がパラダイスの日だと思うなと。5月8日に一切のコロナがもう終わりだと、それは違う、より気を付けながら、感染拡大を防ぐ最初の日だという位置づけ。2点目は、高齢者および重症化の恐れがある人のメソッド。そして子どもや健常者のメソッド、方法論は二通り、ダブルスタンダードで考えていく。今まで以上に高齢者と重症化の危険性がある方については、厳密な予防、注意、というものを促していく。3点目が、総社市独自と言われると思いますが、子どもがマスクを外したがらないという傾向があります。もう顔を見られたくないという子がかなりいます。しかし本来お子さんにとって、小学校中学校幼稚園などについて、友達の顔や笑顔やそういったものが、その喜怒哀楽が顔を通じて理解できないっていうのは、それは子どもにとってプラスではありませんから、これから我々として、屋外や屋内の人数が少人数である場合などについては、マスクを外しましょうというプロパガンダをしていく必要があると思っておりますが、その上でやっぱり子どもの気持ちを小学校中学校各クラスで聞きながら、子どもの理解納得の上でマスクを徐々に外していこうということを総社プログラムとして行っていきたいというふうに考えております。今、それを教育委員会の方で準備しているという状況でございます。

もう一つ、トルコ、シリアの震災に対する応援なんですけれども、この度、外務省と相談しながら、外務省でらちがあかなかったものですから、トルコ大使館に行って、直接トルコ大使と会って何が入用なのかということを整理した上でこのプロジェクトをスタートさせましたが、登山家の野口健さん、そしてアムダと一緒になってトルコ大使に何がいるか、トルコ政府は物は要らないという頑ななスタンスだったんですが、我々が提案した寝袋についてはもうこれはグッドだということで、トルコ政府と相談をした結果、トルコ政府が寝袋を総社や野口健のチームからもらい受けたい、というオファーを受けた上で、なおかつ、その輸送地に着いて、トルコ航空の羽田イスタンブール間の旅費というか、輸送費についても、トルコ政府が持ちましょうということでスタートさせました。結果としてですね、先週の金曜日に総社市に集まった828枚の大半を、神奈川県海老名市が倉庫を貸してくれたんで、そこの倉庫に今ある、あったんですが、実は総社から運んだ寝袋についてはですね、本日22時50分羽田空港発イスタンブール行きの航空機にトルコ航空に掲載、乗せて、今日中に総社市役所に集まった寝袋は輸送される、という運びになりました。今後、野口健事務所とまたトルコ大使館、場合によってはシリアを睨みながらですね、この寝袋プロジェクトは多くの方々の協力を仰ぎながら進めていきたいというふうに考えております。

最後ですね、それじゃ吉備路マラソンでございますが、今回は申込者が、4年ぶりの開催ではありましたが、7321名ということでありました。さらにこのボランティア数はですね、2454人のボランティアを得たということは、これ過去最大人数のボランティア数でございますので。我々が本当に励まされるというか。コロナ自体も今、数が減ってきてますけれども、4年前にはボランティアが集まらなくてやろうにもやれなかったことを思えばですね、本当に隔世の感ありで大変ありがたい結果だというふうに思ってます。これから安全を期してですね、万全の準備をして当日を迎えてまいりたいと思います。私からは以上でございます。



 

11月定例市議会前の記者会見(令和4年11月24日)


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 どうも大変ご苦労様でございます。私の方から11月定例に向けたトピックスを簡潔に三項目ほど申し上げたいと思います。今回、予算を伴うもの、そして伴わず条例化するもの様々でありますが、予算を伴うものとして、この物価高に対していかに抗していくかなんですが、今その最前線で戦っている、コロナと戦い物価高と戦っているといえばやはり医療、それから高齢者施設、薬剤師、歯科医師、柔道整復師、保育士、保育園などなどに対して、総額1億3350万円で支援金をお渡しするという予算案を提出したいと思います。個別については事務方からご説明をします。

 それから、条例のいくつかの中で二つ、トピックスを申し上げますと「総社市人とペットの共生条例」を提出したいと思います。これは共生条例であって迷惑条例ではなくて、大方の市は糞であるとかそういうものを排除する罰則するというものですが、ペットと共生する社会を作る、この中にはペット避難所を義務化する、などなど人とペットは家族同然だという条例を提出したいと思います。この手の迷惑ではない条例、肯定的な共生条例は岡山県では初めてとなろうかと思います。

 それからもう一つは、デジタル化の推進条例。これを上程したいと思います。私からは以上でございます。


 

9月定例市議会前の記者会見(令和4年8月29日)


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 今議会でございますけれども、様々、予算案を提出いたしておりますけれども、まず第一点ですね、来年4月から幼稚園で給食を作りたいと、幼稚園で給食をスタートさせたいということで、キックオフとして、予算付けを9月の補正で出していきたいと思います。

 それから物価上昇による援助策として、小中学校の給食の減免、そして運送事業者に対する支援金、そして米価の買い取り価格を気にしておりますけれども、JAが高く買い取るということであれば問題はないんですけれども、そうでなかった場合、上限が1万4千円になると、買い取り価格一俵がです。そういう値段設定で、米に対する支援金を出していきたいと思います。

 それから、私、動物との共生社会、というのを目指しておりまして、よく私自身のツイッターでも迷子犬を探してくれとか、逃げたセキセイインコを、とかよくあって、僕のツイッターでこの間も迷子の犬を探してあげました、最近2匹連続で探しました。で、僕のツイッター辺りで犬が迷子になっていて、飼い主の人探してますというようなのをツイートすると、ツイートアクティビティだけで10万は軽く超えていくということになります。で、これ如何に総社市民じゃなくとも、全国的に僕のツイートを見て、その保護犬になる前に探してあげようよ、という国民世論のペットのファンも含めてですね、ものすごい熱意があります。これ自分でやってみても、えっ!というくらいツイートの拡散が始まっていきます。そうであれば、我が市としてもですね、犬や猫へのマイクロチップの装着費を全額、総社市が飼い主に代わって出していく、ということを予算化したいと思います。で、このことによって飼い主さんが不安になること無く、マイクロチップで迷子犬を迷子猫を探すことができるという仕組みを総社市に作っていきたいと思います。これは当然ながら、岡山県では我が市が初めて、ということになろうかと思います。

 更に、カーボンニュートラルに向けた、三菱自動車、水島製作所が日産自動車とアライアンス作っていますけれども、EV車に対して助成をしようと、そういう予算をやっていこうということを考えております。いずれにせよですね、物価高騰であり、コロナでの経済の不調であり、それを補うが為の予算配布としております。

 詳しいことは後程、事務方から説明をさせていただきます。宜しくお願いを致します。


 

6月定例市議会前の記者会見(令和4年5月30日)

記者会見

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 いよいよ6月定例議会を迎えるということになります。今回の目玉はですね、なんといっても緊急経済対策で、いろんな経済対策があるんですけれども、やはり一番今まで市民から支持を受けていたのはプレミアム商品券だということを原点に帰ってですね、総社市内の各業態、飲食店のみ関わらず製造業も含めて全使用型の原油価格あるいは物価高騰に対する商品券ということで、総額12億円を発売したいと思います。プレミアム率は過去最大の70%。1万円を出すと1万7千円の商品券を得ることができるというプレミアム率でかけることの12億円ということで、発信していきたいと思います。これから発売時期について議会が通過すればでございますけれども、できるだけ速やかにタイミングをとらえて発信していくということをやってまいりたいと思います。

 一方で、我々が新型コロナウイルスに対してワクチン接種についてこれまでと同様に、総社はちょっと早めに早めに4回目が来ておりますが、いよいよ5月25日からスタートして、すべからく我々のスピード感をもって対応していきたいと思っております。今我々が得手としている集団接種会場の比率をですね、少なくとも個別接種よりも集団接種を多用化してそれによってスピードを高めていこうということをずっとやってきましたけれども、その体制をもって対応してまいりたいと思います。

 学級閉鎖の緩和について、今月末からこれまで学級の1人にたいして学級閉鎖ということになっておりましたが、複数2人の発生を伴う学級閉鎖に変えていきましたけれども、これについては今後さらなる緩和とマスク着用についての在り方を専門者会議などを開いて学校教育関係、総合教育会議も含めてですね、これからマスク着用の在り方について、我々当局サイドとしてメッセージを出す必要があるというふうに考えております。これからはその時期に入ろうかというふうに思っております。

 あと事務方からさまざまな説明をさせていただきますが、もう1つ私の方から、先週の金曜日、投開票がありました全国市長会の会長選挙で私と現職会長の福島県相馬市長の一騎打ちということになりました。結果は33対21で私が敗れるということになりましたけれども、その21都道府県に対しましては、深い感謝の念を持っておりますし、私が立候補したことによってこれまでの全国市長会の選挙制度の在り方であるとか運営に対する在り方であるとか、もっと風通しを良くするべきではないのか、それぞれの市の意見をもっとくみ上げるべきではないのかと、さまざまな提言を私がやってまいりましたけれども、一石を投じることができたのではなかろうかというふうに思っておりますが、忸怩たる思いをもってですね、これからも1市長として全国市長会の下支えをやっていくようなことを考えて頑張って取り組んでまいりたいと思います。全国市長会というのは6団体の1つでもありますし、大変な発信力をもっておりますが、もう少し発信力をもってやっていくべきだとは思っております。けれども、地方から全国、世の中を変えていくのは我々の役割でもございますから、今後も引き続き頑張ってまいりたいと思っております。以上、私からの説明とさせていただきます。