平成19年度より「市民」「行政」「大学」が、協働で常盤公園の
デザインを考えてきました。
市民と協働で常盤公園のデザインを考えるワークショップを総社市が主催し、岡山県立大学が企画・実施しました。2010年3月までに7回開催し、延べ約300人が参加しました。
どんな公園にしたいか?どんな公園であってほしいか?完成後の姿を想像しながらデザインを考えていきました。ここではそのワークショップの様子や成果をご紹介します。
第1回ワークショップ
テーマ | 公園活用を考えよう! |
日時 | 平成20年1月26日(土) 午前9時から午前11時30分まで |
参加者 | 約40人 |
場所 | サンワーク総社 |
内容 | ・公園の活用事例を紹介 ・どんな使い方ができるかアイデアを出そう |
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第2回ワークショップ
テーマ | 常盤公園のコンセプトを考えよう! |
日時 | 平成20年2月16日(土) 午前9時から午前11時30分まで |
参加者 | 約40人 |
場所 | サンワーク総社 |
内容 | 具体的な公園デザインに着手するためにデザインの方向性をみつけよう |
成果 | ワークショップで決定したコンセプト (1) 緊急時には「頼れる」公園 (2) 日常時には「安心・安全」な公園 (3) いつでも「みんなが集まる」賑やかな公園 |
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第3回ワークショップ
テーマ | 常盤公園が見えてきた! |
日時 | 平成20年3月22日(土) 午後1時から午後3時まで |
参加者 | 約40人 |
場所 | サンワーク総社 |
内容 | みんなのアイデアを盛り込んだ常盤公園デザイン案(3点)の紹介と評価 |
成果 | 3案の中から「集いのシンフォニー」に決まりました。 |
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| ◆決定案「集いのシンフォニー」
広場に集まった人の笑い声が響き合いながら優しく包み込む様子をデザインし、構成美(地面)と造形美(建物)が絶妙なハーモニーを奏でています。
緊急時において活動しやすいように防災広場を西側の通りと直結させ、大きな通りからの見通しも良好。“公園大通り”を設け、防災広場・芝生の広場・グラウンド・各建物へのアクセスも良好にしています。 |

【コンセプト1:頼れる】
大開口の出入口を持つ防災広場は大きな通りに直結。優れた配置構成は緊急時の非難活動をサポートします。

【コンセプト2:安心安全】
大きな通りからの見通しを考慮した配置。みんなが安心して利用できるよう工夫しました。

【コンセプト3:集まる】
“公園大通り”が人々を敷地へと誘導します。グラウンドや遊具の配置も利用者に配慮しています。
第4回ワークショップ
テーマ | 防災公園の愛称を考えよう! |
日時 | 平成21年2月7日(土) 午前9時から正午まで |
参加者 | 約30人 |
場所 | サンワーク総社 |
内容 | 計画中の常盤公園(仮称)について よく知りみんなで愛称を考える |
成果 | 公園で非常用便槽の使い方を見学した際は、緊急時に自分たちだけで組み立てられるか?など災害時を想定した積極的な意見が聞けました。 愛称のコンセプトは「親しみやすい」 「わかりやすい」という意見が多く聞かれ、公園の愛称は「ときわ公園」がよいのではないかという意見が多く聞かれました。 やさしい雰囲気を表現するため平仮名にしました。 |
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第5回ワークショップ
テーマ | 自主防災組織づくりを学ぼう! |
日時 | 平成21年2月28日(土) 午前9時から午前11時30分まで |
参加者 | 約30人 |
場所 | サンワーク総社 |
内容 | オリジナル教材を使って自主防災組織について楽しく学ぶ |
成果 | DVDを視聴し、災害時を想像しながら地域で必要になりそうな役割について、積極的な討論を行うことができました。 |
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第6回ワークショップ
テーマ | 公園のある生活を楽しむために |
日時 | 平成22年2月20日(土) 午前9時から午前11時30分まで |
参加者 | 約30人 |
場所 | サンワーク総社 |
内容 | 公園の活用について |
成果 | 完成後の公園を想像しながら、安心して安全に公園活用を行うためのアイデアを話し合うことができました。 |
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第7回ワークショップ
テーマ | 頼れる公園の隠れた機能を体験しよう |
日時 | 平成22年3月20日(土) 午前9時から午前11時30分まで |
参加者 | 約100人 |
場所 | 常盤公園 |
内容 | 常盤公園の設備の見学 |
成果 | 公園内に設けられた様々な防災機能の見学や設備組み立て体験、非常食の試食などを行い、非常時を想像しながら意見を交換することができました。 |
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