記者会見の内容

令和3年度の記者会見



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2月定例市議会前記者会見(令和4年2月21日)


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 大変ご苦労様でございます。いよいよ令和4年度の予算編成、並びに定例議会へと突入していきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。令和4年度の一般会計総額がですね、302億5000万円積み込み、前年度から116.3%増加いたしまして、過去最大の予算規模編成ということになります。この大規模ということは、いよいよ庁舎の建て替えの部分であるとか、色んな事が実際にスタートしていくという元年になっていくということもあるんですけれども、私が一番思っているところはですね、今、総社市、確かに税収が増えて人口が増加しているではないかと。

 そういう中で、人口が減少している学区、特定のエリアについて更に光を当てていこうということを実践に変えていこうというカテゴリをスタートさせたいと思っております。それから、ヤングケアラーであるとか、様々な弱い立場にある方々のために実質スタートさせる予算、というものを用意しております。

 それから、最初に言いましたように、新庁舎。いよいよ建て替えにスタートを切っていきますけれども、それに所属する予算をスタートさせるなど、多くのことをスタートさせたいと思います。

 もう一つはですね、子供に10万円の給付というのがありましたけれども、やはり子供に差別はないと、子供はみな一緒です。よって、親の所得によって、もらえる子もらえない子ができるのは、これはやっぱりおかしいし、かわいそうだと思いますので、所得制限されていてもらえなかった子供達にも、全員10万円を給付するという案を議会に提出させてもらいたいと。

 同時に、新生児がですね、一日違いで区切られるとかもらえなかったとかそういうことありますし、またあの出生数を更に伸ばしていく意味でも、4月1日からもう一回り、来年の3月31日、新生児に一人10万円を給付していくという事業をスタートさせていきたいと思います。私からは以上です。


 

11月定例市議会前記者会見(2021年11月)


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 今日は、大変皆さんありがとうございます。いよいよこの11月議会が始まりますが、11月議会の位置付けは、新しい市議会の分野を得てですね、これから新しく議会が変わりましたから、新執行体制ということで、頑張ってまいりたいと思います。全体的なテーマとしては総社市全体の人口はどんどん増えていますけれども、人口が減少していく地域に対するビジョンを作り、その減少しているところを更に光を当てていく、そして全体の浮揚を図っていく。そういうところに力点を置きながら、議会を運営して参りたいと、提案して参りたいというふうに考えております。

 その中でいくつかのトピックスを私の方からご説明申し上げたいと思います。まず問題はですね、11月4日起きた横断歩道を渡る途中の幼稚園児の通園の列にノーブレーキの車が飛び込んで、4人が吹っ飛ばされ、未だにお母様一人、お子様一人が重体のままで、大変厳しい状態にあるということ。この事件を受けて、我々は即座に動かなければならない。で、条例を作って、その被害者たちを守り、新たな事故を起こさない、という条例を制定して参りたいと思っております。条例の名称は「総社市通学路における児童等の安全確保に関する条例」でございます。その中で、胆の部分は被害を負った子ども、親、あるいは関係者、通学中などに対して死亡の場合、50万円、2カ月以上の重傷30万円、1カ月以上の入院10万円などと予め通学・通園中の事故、子供の事故に対して我々が保証できるという、条例を制定させていただきたいと思い、議会に対してこれを提案したいと思います。

 次に、全国的にもこれから18歳以下の5万円の給付についてでありますけれども、所得制限とか色々ございますけれども、総社市内の18歳以下のすべての方に対し、ちょっとこれからあげられる人あげられない人ということを精査しなければなりませんけれども、全体で6億2800万円の、一人当たり5万円給付を一括上程して議会に問いたいと思います。この6億2800万円の5万円給付の議決については、議会初日に先議という形で議決をいただければありがたいと、そういう形で提出させていただきたいと思います。

 次に、LGBT条例を持つ市として、これまで先駆的にパートナーシップの認定について認定をし、それぞれ男性であれ女性であれ、また色んなケースであれ、大変新たなパートナーが総社市に移り住むなどして、定着しつつあるんですが、これに加えですね、このパートナー同士のお子さん、家族についてもファミリー制度というものを設け認定をしていく、そして、その認定された家族が社会の保険であるとか、様々なサービスを受けやすい形にする「パートナーシップのファミリー制度」というものを条例案として上程したいと、創設したいと考えております。これはおそらく日本全国で一番早いか、そういう場所に位置すると思っております。

 最後に私の方からですね、人口について冒頭申し上げましたけれども、いよいよ総社市人口が着実に伸びて参りましたけれども、6万9904人までなりまして、残すところ7万人達成まで百人を切ったという状況で恐らく11月・12月、もしくは一1に七万人到達、という日を迎えることが予想されます。それに合わせまして、七万人目に戸籍を入れた、転入した、あるいは出生したと、七万人目という方に対して7万円を差し上げたいと思います。その他記念品、あるいは七にちなんだ方のプレゼントなど盛りだくさんの企画を考えて、七万人を超えた際には、盛大に祝賀、催しをしたいと思っております。そのまつわる経費100万円についてこれも議会初日に議論をいただき、先議という形で、議決をいただければありがたいということで提出させていただきたいと思います。最後の最後に、交通事故で二度と新しい事故を起こさないということで先の臨時議会で1億2000万円の交通
安全対策経費について。各全園、各校、全校についてグリーンベルトの設置であるとかカーブミラーであるとかそういう予算を可決成立させていただきましたが、それらをできる限り、ロケットスタートで速やかに工事に着工して子どもの安全を守るということに徹底して参りたいと思っております。私からは以上でございます。

 ちょっと追加で私の方からご報告がございます。そうじゃ吉備路マラソンが来年の2がつ28日中止ということが決定いたしましたが、その代わりになる催しを正式決定いたしました、日にちが決まりましたのでお知らせしたいと思います。来年の3月3日に青山学院大学の原晋監督と元オリンピック選手の瀬古利彦さんのトークショーを総社市内で開催したいと思います。それに先立って、このトークショーはおそらく3月3日の18時から行おうといたしますが、その前に、昼間に青山学院大学の原晋監督によるランニング教室を開催したいと思います。このことが、瀬古さん・原さん共に了解をいただきました。3月3日に開催させていただきたいと思います。


 

8月定例市議会前記者会見(2021年8月)


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 皆さまこんにちは、今日は定例会見ということで、まさしく昨日までの雨とそしてまたおそらく明日から新たな雨が降るというお忙しいタイミングでお集まりをいただきまして、ありがとうございます。いよいよ8月定例市議会を迎えますが、この議会いくつかポイントありますが、まずは私の方からはですね、この任期中市議会の方々が4年をこの議会で最後ということになります。議会に対する私がですね、本当に感謝していて、3年前の大災害まさしく議会と執行部がともにデリバリーなども含めてですね、本当に一致団結して協力をしてもらったこと、そしてまたこのコロナで大変な状況になる中で、ワクチンを運んでもらったりとかですね、様々なその選考議決、議会の前倒しなど、大変な協力をいただいたことにまず感謝を申し上げたうえで進める議会となろうかと思います。

その中で二点ありまして、まず一点はですね、ワクチン接種の動向です。
いくつかのポイントがありましたけれども、全体枠で言うと我が総社市はモデルナの供給量が安定確保されていた、これは決して、自慢話ではなくて、なんですよ。五月の中旬ごろに一日2000回の大規模集団接種を標榜して、それを形作ることに成功していたので、モデルナワクチンが目減りするということが一切なく、キープできたうえで接種できていたので、我が市としては、希望者の、希望あったもののうち、ほぼ9月5日にはほぼ全体が終了すると、二回接種が終わるということになります。正確には94%ということになります。あまり早く打つ希望がないけれども、ファイザーなら打とうかといって追加分のファイザーが2000回分あるんですけれども、そのすべからくが終わるのが9月30日ぐらいになろうかと思います。その時点で全希望者の接種が今の段階では全員終わるということになります。実際ベースで言うと9月5日の時点で、現段階で打ちたいと希望しているうちの人のすべてが終わるこれが全市に対して67.4%。9月の5日に接種終了ということになります。9月30日にはもう2000人それに加わったとして全市民のうち、70.2%が接種終了ということになります。いわゆる厚生労働省が標榜している全人口に対して7割の方々が抗体を持つ、集団免疫ができあがるということに成功するわけです。そこで我々として全市に対して集団免疫が達成できるとすればその集団免疫達成、要するに希望者が一応全員打ち終わったと宣言を総社市としてするべきだということで考えています。

そうであれば、一体どういう行為が許されて、どういう方針で経済をあげていき、どういう公的機関、あるいは運動会あるいは市民祭りなどについて、市民だけで行うものについてはどういう方針をもって処していくのか、集団免疫・抗体を持った市としてどういうストーリーを描いていくかということを、議会にも提案しながらこれを形作っていってリリースしていくということをこれから我々が標榜して、実際にやっていきたいと思っています。より具体的なことを語りながら市民に分かりやすくリードしていくということをやっていきたいと思います。一方でその中で一番、皆さま方にもお配りしている私自身が、子どもの集団接種の部分で全国から批判の的になったのも総社市であります。これはタイミング的に早すぎたということもあるんですけれども、これの考察として全親御さんに対してご家庭に対してアンケートを取った、そしてそのアンケートの結果というものもお配りしておりますが、中1から中3、小学校6年生全対象者4000人のうち、結果としてアンケートとかいろいろやりましたけれども、結果として4000人のうち接種希望者が1820人であります。その1820人以外は今のところ打ちたいと希望しなかったということなので、総社市では全対象者のうち子どものワクチンを打ちたいと希望していたのは48%で終わったということになります。今の段階では、ですね。この1820人の内訳ですが、集団接種を希望して打つのが690人、そしてそれぞれの病院・医院で打ちたいとしたのが1130人で、全体の48%かな。この対象者が子どもの中でワクチンを打った。9月の末日を以て1820人については、2回目が終わるということになります。ということは、学校現場の中で約50%に近い子どもたちが、二回ともワクチンを打った社会というのが生まれてくるわけです。そうであればどういう修学旅行ができるのか、どういう運動会ができるのかということも、学校教育会とよく相談をしながら、それがデータベースとなって今後の活動について、医師の専門者会議も開きながら総社市として、歩みを決めていくということをやっていきたいという風に思っております。

それから、災害関連でありますが、昨日、一昨日と主だった災害被害というのはございませんでした。その中で昨日はですね、避難指示等、国の避難勧告がなく、いきなりレベル4から避難指示になっていくやり方で、はじめての避難というのを我々が全市そうだったんですが実行に変えていった訳ですけれども、総社市全体で350人が避難を致しました。その中で私がよかったなと思っているのは、体育館の中にセパレートテント、個別のテントを張ってコロナ対応のその隔離スペースで、いわゆる昭和中学校の体育館の中に40テントが張ってあって、その中に家族が住まわっている、という避難方式をはじめて行って、これが非常に他との接触を断ちコロナを断絶するということでは、非常に効果があったという風に思います。そして、特定のスペースをペット避難所として活用したことについても、多くのペット愛好者が避難を積極的にしてくれたということで、これは一つの全国的にもモデルケースになれたのではなかろうかなという風に思いますし、総社市全体が、避難指示ということで、どれだけ我々が実行力を持つかということをちょっと疑心暗鬼、自分自身でも思ってましたけれども、あれくらいの災害で350人が避難してくれたというのは、一つの、今後の、我々の災害の体制の在り方については一つの入り口にはなれたかなという風に思っております。セパレートテントが非常に功を奏したのでこれから予算をつけて、あれ1個3万円か4万円ぐらいの価格なんですが、議会にかけてですね、補正予算でも追加しながらこれを蓄えておくというのは一つのこれからの避難の在り方のツールを得るということは大事なことだと思っております。

そのた、ヤングケアラーに対する条例を提案して、可決成立をさせていただければと思っております。
最後にギニアビサウの柔道をキャンプ地として招へいしたんですけどもギニアビサウのキャンプ地はオリンピックが終わればそれまでの話なんですが、我が総社市としてこれからギニアビサウとの民間交流。そして、総社市とギニアビサウの子どもたちとの交流というのを実現化していきたいと思っております。これは原資っていうと寄付を募って、ギニアビサウ子ども支援ということで、寄付を募って活動をスタートさせたいと思います。スタート日はパラリンピックが終了する9月の5日、この翌日の9月6日からギニアビサウ子ども基金というのを求めていきたいと思います。ギニアビサウという国は、人口が191万人、アフリカ大陸の左の肩に位置する国で、海沿いにある非常に美しい国ではありますけれどもポルトガルに占領されて以降、政権が一年ごとに変わるみたいな殺りくが絶えない、そういう危なかしい国ではあるんですけれども、今は比較的世情が安定していて、国民の一人ひとりの平均月収は日本円でいうと約5000円程度であります。これは支援の在り方とか交流の在り方が上から目線になっては絶対にいけないと思ってますが、識字率がですね25%、ただ学校に通えない子が経済の疲弊で23%が学校に通えないという子どもたちです。その子たちにこれから文房具、勉強するツールというものを、総社市から送るということを始めたいという風に思っております。私からは以上でございます。


 

6月定例市議会前記者会見(2021年6月)


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今日はみなさん大変ご苦労様でございます。これから6月定例議会を迎えてまいりますが、まず私のほうで冒頭にこれからのワクチン接種のスケジュールについてご説明を申し上げたいと思います。総社市としてさらにスピードアップして我々が目指すところは9月末日に市民全体の7割が接種完了したという集団免疫の社会構造を作りたいと思います。そして、9月の末日と申し上げますが最終的には様々なトライを繰り返しながら、できる限り9月の末日を前倒しして9月中日とか前半とかそういう完成日を目指して最速スピードで接種を行ってまいりたいと思います。

まずは、今後のスケジュールでありますが、来週の月曜日6月7日に64歳以下の接種予約券を投函いたします。そしてその予約券が届いた段階で、60歳以上64歳以下あるいは基礎疾患者、この予約受付開始を6月18日からといたします。これまで全国的に電話がつながりにくかったなど、苦情が殺到しているなど多くありましたが、その経験をふまえて電話回線は30回線、オペレーターも30人用意し、そしてネットでの申し込みも行うという方法をとりながら18日から基礎疾患者、そして60から64歳の方々の予約を開始いたします。

一方で、実際の接種でありますが、これまで集団接種そして個別接種この2つのツールで行っておりましたが、企業接種というものを大きく取り入れて集団接種と個別接種のウェイトを下げていくというやり方をとってまいります。よって、現在、国がすすめようとしているモデルナ社ワクチンによる企業接種の先行接種を6月21日からスタートさせる。この6月21日にわが市としてウイングバレイ全社、モデルナ先行接種として国に対して6月21日、手を挙げてその予約権を勝ち取りたいと思います。それが速やかに行くようであれば、企業接種のウェイトをどんどん増やしていって個別接種・集団接種のウェイトが下がれば、先ほど申し上げました9月の末日がどんどんどんどん前倒しされていくという戦略を描いてやりたいと思います。

で、一方で60歳以上64歳以下、そして基礎疾患者については7月1日からスタートさせたいと思います。7月1日、これは木曜になりますけれど、集団接種会場で60歳以上64歳以下、基礎疾患者を含めて接種をスタートさせ、その週の土日など集団接種会場、また、個別接種についても接種をしていきたいと思います。で、それがすべからく大方終わった時点でできるだけ早く60歳未満の方々について接種をスタートさせていきたいと思います。目標として7月15日から8月22日、これを総社市ワクチン接種強化月間といたします。集団接種会場のウェイトをどんどん上げていき、大規模集団接種会場を形成してまいります。日曜日には1日2000回の集団接種、大規模接種を行ってまいります。木曜日と土曜日については1日1000回の大規模接種会場とさせていただきたいと思います。その回転数、接種数を増やすことによってさらに加速度をつけながら9月の終わり、できれば中旬、もっといえば9月の最初のころ、集団免疫をつくるという社会を目指してすすめてまいりたいというふうに思っております。いずれにせよ1日2000回の大規模接種会場は医師会との協力体制、薬剤師、看護師、歯科医師さん、多くの医療従事者の協力を得ながらどんどん進めてまいるということで半ば今、合意をしているところでございます。全力をあげて取り組んでまいりたいと思います。

 もう一方で先日、入院できない待機者への支援システム、自宅療養者の支援室をつくりまして3人の職員が宅配をすでに始め、そして問題はごみを取りに来てくれという事柄に直面いたしております。ごみの収集についてはご本人にビニール袋を2重に梱包してもらい、さらに我々がゴム手袋と強力な防護体制をとったうえで、その上にさらにもう1枚ビニール袋を持って行って、それを袋詰めした後に、最終処分場で処分するというやり方で厳重体制のもとに現在、自宅待機者を支援しているところであります。これから、防御が先かワクチンが先か、その追いかけごっこになるかと思いますが、総社市としてはワクチン接種、最速スピードでかけていくということでやりたいと思います。

さらにこれから国の方向は、接種に手をあげて量を増やしていくところにはそこにワクチンを増やしていく、今までのように均等配分ではなくなってくるという方針でありますので、我々はそれを見込んだうえで、先行的に企業接種の特別枠も含めて前倒し前倒しをしながらワクチン接種を急いでいきたいというふうに思っているところであります。以上、私からワクチン接種の今後のスケジュールについてのご説明とさせていただきます。

そして一方、議会でありますけれども、我々はワクチン接種もそうなんですけれども本当はもっと課題があって、それは復興であります。復興については着々と進めております。7月6日には災害3年目を迎えるわけでありまして、美袋地区で復興の3年をやりたいと思います。その時には内水排水ポンプが完成しておりますので、竣工も含めて7月6日には粛々と3年というものを皆で確かめ合いたいということを企画いたしております。ということで、以上説明とさせていただきます。