ロタウイルスは、感染力が非常に強く、手洗いや消毒などをしっかりしても、感染予防をすることが難しい感染症です。激しい下痢やおう吐によって脱水を起こしやすく、けいれんがみられることもあるため、もっとも重症化しやすい乳幼児の胃腸炎と言われています。また、まれに脳や腎臓などに影響を及ぼすこともあり、注意が必要です。予防のためにはワクチン接種が有効です。ワクチンは2種類あります。どちらか1種類をそれぞれの必要回数(2回または3回)受けましょう!
令和2年8月1日以降に生まれた0歳児
ロタリックス®=「経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチン」(1価)、生後6週から24週までに2回経口接種
ロタテック®=「5価経口弱毒生ロタウイルスワクチン」(5価)、生後6週から32週までに3回接種
初回の接種-生後2月から生後14週6日までに行います(生後6週から接種できます)。初回の接種を生後15週以降に受けることはお勧めしていません。
2回目以降の接種-27日以上の間隔をあけて接種します。
参考:厚生労働省リーフレット (674kbyte)