市では、町内会を基本単位とした自主防災活動の促進をしています。町内会等で取り組む良い点は、大規模な災害に対して、最も素早く、そして組織的に活動できることです。そして、地域の皆さんが協力して活動することで、被害を最小限に食い止める力も一層増すことになります。
大地震や浸水等、大規模災害のときには電話が通じないことや、さらには行政機関も被害を受けていることがあります。
また、電話が通じたとしても、災害による様々な障害で到達に時間がかかる、あるいは到達できないということもあるかもしれません。
1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」では救助された人(自力で脱出を含む)の約95%は自力で又は家族や隣人によって救助されています。
(出典:(社)日本火災学会「兵庫県南部地震における火災に関する調査報告書」)
皆さんの地域では、お互いに救助することができるでしょうか?また、協力して初期消火などを行うことができるでしょうか?
近くの避難所はどこにあるの? | 避難のときに手助けの必要な人は誰? |
災害活動に必要な人や物は? |
ぜひ、皆さんで考えてみてください。
その答え探しをする活動が自主防災の活動です。