平成21年に流行した新型インフルエンザは、多くの人が感染しましたが、幸いなことにほとんどが比較的軽症で回復しました。しかし、今後も様々な病原性や感染力を持った新たなインフルエンザの流行が懸念されています。
過剰な心配は不要ですが、持病などのある人が感染すると重症化する例がありますので、今後も引き続き、市民一人ひとりが予防に努め、流行のまん延期においても、社会生活に混乱や支障をきたさないようご協力をお願いします。
重篤化のおそれ のある持病など | 慢性の呼吸器・心疾患、糖尿病、 腎機能障害(人工透析)、免疫機能不全 |
重篤化リスクの高い人 | 妊婦、幼児、高齢者 |
表紙・裏表紙 (145kbyte)
【内容】
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【内容】
Q1 | 熱が出ていて咳(せき)もあります。病院を受診する必要がありますか? |
A1 | 通常のインフルエンザと同様の対応が基本です。症状が比較的軽く、常備薬などで療養できる状態なら、必ずしも病院に行く必要はありません。ただし、上記の持病があったり、重篤化するリスクの高い方は早めに医師に相談しましょう。 『かかったかな?』のサイン…38度以上の急な発熱、せき、のどの痛み、頭痛・関節痛など。 潜伏期間は1~7日間、症状が出るのは3~7日間程度です。 |
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Q2 | 病院に行くことにしました。どこの病院を受診すればよいでしょうか? |
A2 | 病院への外来受診は、原則として全ての医療機関で可能ですが、病院内での感染を拡大させない(うつさない・もらわない)ためにも、まず電話で受診時間等の受診方法を確認しましょう。なお、受診する際はマスクを着用しましょう。 |
ア | 慢性疾患などがある人…かかりつけの医師に電話し、対応を相談しましょう。事前に、感染した場合の手順を相談しておくことをお勧めします。 |
イ | 妊婦…かかりつけの産科医に電話し、受診すべき医療機関を紹介してもらいます。 |
新型インフルエンザと診断されたら・・・入院治療は重症な場合に限られ、原則は自宅療養となります。処方された薬の用量用法を守り、水分補給と睡眠に心がけましょう。 | |
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Q3 | 自宅で療養していますが、同居の家族はどのような注意が必要ですか? |
A3 | 同居の家族等への感染を完全に防ぐことは困難ですが、次のことに心がけてください。 患者の看護はマスクを着用、看護の後はこまめな手洗い、できれば患者と居室を分ける 持病のある家族や妊婦は極力接触を避ける など。 患者の使用した食器や衣類は、通常の洗浄や洗濯・乾燥で消毒できます。 家族等は通常通りの日常生活が可能ですが、不要な外出は控えましょう。 また、職場や学校に出勤・登校する場合は、感染の可能性があるためマスクを着用し、家族がインフルエンザである事を職場等に報告しておきましょう。 |
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Q4 | 自宅で療養していますが、熱が下がったので外出しても良いですか? |
A4 | 熱が下がってもインフルエンザの感染力は残っていて、他の人に感染させる可能性があります。少なくとも「熱が下がってから2日目まで」は外出しないように心がけましょう。なお、職場や学校に戻る場合は、医師の診断・許可を受けましょう。 感染の可能性がある同居の家族などは、潜伏期間とされる7日間程度はマスクを着用し、体調管理に気をつけましょう。 ★マスクについて 市販されている不織布製のマスクは、感染予防の観点から絶対的な効果は期待できず、むしろ他の人へうつす事を予防するためのものです。感染予防には、うがい・手洗いなど日頃の衛生習慣がより重要です。 |
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引き続き、感染予防に心掛けましょう。
※画像をクリックすると、リーフレットが表示されます。
部署: 健康医療課 健康増進係
住所: 〒719-1192 総社市中央一丁目1番1号
電話番号: 0866-92-8259
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