規程集(工事・コンサルタント)

 総社市の建設工事やコンサルタント業務の入札関係の規程を紹介します



最低制限価格の算定方式が変わります。(令和6年3月1日開札分~

 令和6年3月1日以降に開札執行する一般競争入札・指名競争入札から、最低制限価格の算定方式が下記のとおり変わります(朱書きが改正箇所です)。詳しくは「総社市建設工事等最低制限価格取扱要領」をご覧ください。

 最低制限価格 = 設計価格(税抜き) × ( 基準率 + 変動率 )
  ※ 千円未満の端数を切り捨てた額


 (1) 基準率


   a)建設工事の基準率
     
直接工事費×0.97+共通仮設費×0.90+現場管理費×0.90+一般管理費×0.68
                         設計価格
    
※ 基準率は、小数点以下第5位を切り捨てとし、0.75に満たない場合は0.75とし、
      0.92を超える場合は0.92とします。
    ※ 上記計算式により難いものついては、別に定める基準率とします。
    
   b)測量、建設コンサルタント業務等の基準率
      0.70 (一律)


 (2) 変動率

   0.001×X+0.0001×Y)×Z
    
(参考) 令和6年2月29日まで (0.002×X+0.0002×Y)×Z-0.01

    
全入札参加者の決定くじ番号の和の十の位の数字を「X」、一の位の数字を「Y」、
    百の位の数字が0又は偶数の場合は「Z=-1」とし奇数の場合は「Z=1」とし、
    上記の計算式に「X」「Y」「Z」をそれぞれ代入して計算
     
ただし、予定価格の範囲内の全者が最低制限価格を下回り落札者がいない場合
    X=9、Y=9、Z=-1を代入し最低制限価格を再計算し決定

    ⇒変動率は-0.0099から0.0099までの0.0001刻み199通りの変数となります。
    (参考)令和6年2月29日まで -0.0298から0.0098までの0.0002刻みの199通りの変数

    ※ 紙媒体により入札を行う場合は変動率を使用しません。



低入札価格調査制度における調査基準価格及び失格基準価格の算定方式が変わります。(令和4年4月1日以降開札分~

 令和4年4月1日以降に開札する一般競争入札・指名競争入札から、調査基準価格及び失格基準価格の算定方式が下記のとおり変わります。詳しくは「総社市低入札価格調査実施要領」をご覧ください。(朱書が改正箇所です。)

 (1)調査基準価格
  直接工事費×0.97+共通仮設費×0.90+現場管理費×0.90+一般管理費×0.68

  ※ 小数点以下の端数を切り捨てた額
   調査基準価格は、設計価格の75%に満たない場合は設計価格の75%とし、
   設計価格の92%以上の場合は設計価格の92%とします。

 (2)失格基準価格
  設計価格(税抜き) × ( 基準率 - 変動率 )

  ※ 小数点以下の端数を切り捨てた額

  a)基準率
   直接工事費×0.92+共通仮設費×0.85+現場管理費×0.85+一般管理費×0.63
                        設計価格
  ※ 基準率は、小数点以下第5位を切り捨てとし、0.75に満たない場合は0.75とし、
   0.92を超える場合は0.92とします

  b)変動率
   0.0015×X+0.00015×Y

   全入札参加者の決定くじ番号の和の十の位の数字を「X」、一の位の数字を「Y」とし、
   上記の計算式に「X」「Y」をそれぞれ代入して計算

  ※ 紙媒体により入札を行う場合は変動率を使用しません。


工事請負契約書の改正について(令和5年4月1日~

 令和4年8月8日及び12月5日の国土交通省事務次官通知に基づき,工事請負契約書の内容が一部変更になります。
主な改正事項については,次のとおりです。
①建設発生土の搬出先の明確化(表紙)。暴力団排除の徹底の推進(第43条)
②災害応急対策又は災害復旧に関する文言の修正(第29条)
委託契約書,業務委託請書については,別記「個人情報取扱特記事項」が変更となります(総社市個人情報取扱事務委託基準の改正によるもの)。


(参考)工事請負契約書の改正について(令和3年4月1日~)
 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律の一部施行等により,令和3年4月1日以降の契約締結分から,工事請負契約書の内容が一部変更になりました。
主な改正事項については,次のとおりです。
①談合等不正行為があった場合の違約金等における独占禁止法条項の一部変更【第49条の2】
②遅延利息等利率の改正(年2.6%→年2.5%)
委託契約書,工事請負請書,業務委託請書についても,一部変更になりました。


(参考)工事請負契約書の改正について(令和2年10月1日~)
 改正建設業法の施行等により,令和2年10月1日以降の契約締結分から,工事請負契約書の内容が一部変更になりまました。
主な改正事項については,次のとおりです。
①監理技術者を補佐する者について新たな規定を追加【第10条】
②著しく短い工期の禁止について新たな規定を追加【第20条の2:新規】


(参考)工事請負契約書の改正について(令和2年4月1日~)
 改正民法の施行等により,令和2年4月1日以降の契約締結分から,工事請負契約書の内容が一部変更になりました。
主な改正事項については,次のとおりです。
①契約の保証について新たな規定を追加【第4条】
②権利義務の譲渡について新たな規定を追加【第5条】
 ③社会保険等未加入建設業者(加入義務がない者を除く。)との下請契約(受注者が直接締結する下請契約に限る。)の禁止について新たに規定【第7条の2:新規】
④部分払の算定式の変更【第37条】
⑤工事目的物の部分引渡しについて新たに規定【第37条の2:新規】
⑥「瑕疵担保」という文言を「種類又は品質に関して契約の内容に適合しないもの(契約不適合)」に改め【第40条】,契約不敵合責任期間について新たに規定【第51条:新規】
⑦受発注者の契約解除権についての規定を整理【第41条~第48条】
⑧賠償金等の徴収について新たに規定【第49条の3:新規】
⑨受発注者の損害賠償請求権についての規定を整理【第49条・第50条】
⑩遅延利息等利率の改正(年2.7%→年2.6%)
※委託契約書,工事請負請書,業務委託請書についても,一部変更になります。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

工事費積算内訳書の提出について(平成30年4月1日更新)


  平成26年6月4日に「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(入契法)」が改正され、公共工事の入札の際に入札金額を記載した内訳書の提出が、総社市の建設工事の競争入札においても義務化されています。
 落札候補者の内訳書の内容に不備があった場合に、従来は当該業者の業者状況を「無効」として取り扱っていましたが、平成30年4月1日以降は「失格」として取り扱います。

☆制度の概要

 (1)対象の案件
     競争入札により発注する全ての建設工事

 (2)提出を求める相手方
     入札参加者全者

 (3)内訳書の書式
     指定様式(「工事費積算内訳書の様式」のページへのリンクはこちら)

 (4)提出方法
     電子入札の場合、入札金額登録時に電子入札システムに内訳書を添付する

 (5)実施時期
     平成27年4月1日以降に公告した一般競争入札又は通知した指名競争入札から

 (6)内訳書不備による失格の要件
     ア 内訳書が未提出の場合
     イ 提出された内訳書が未記載である場合
     ウ 2通以上の内訳書を提出した場合
     エ 入札参加者の所在地、商号又は名称、代表者の職・氏名が確認できない場合又は明らかに異なる場合
     オ 入札参加者の代表者印の押印がない場合(電子入札による場合を除く)
     カ 工事名が確認できない場合又は明らかに異なる場合
     キ 入札価格と内訳書の合計値が大きく相違している場合(千円未満の端数調整の間違いと思われる場合は
      可とする)
     ク コンピュータウイルスに感染した内訳書のファイルを添付している場合
     ケ 切り抜き設計書にない別の項目を作成し一括して価格の調整や減額をすること
   
   ※平成27年4月以降に実施した入札で内訳書に不備があり失格(従来は無効)となった例があります。
     工事費積算内訳書の作成等にあたっての注意事項をまとめたので、必ず一読してください。
      工事費積算内訳書の作成にあたっての注意事項(H30年4月改定) (159kbyte)pdf


工事費積算内訳書の形式について(平成30年4月1日更新)

  平成27年12月に、平成28年1月以降に電子入札システムにより開札する案件から、工事費積算内訳書として添付するファイルの種類を PDF(拡張子がpdf) としていただく旨、お願いしております。

 ※ PDF形式以外のファイル(Word及びExcel)添付が即失格要件となるものではありませんが、順次PDF形式への切りかえをお願いします。

 その他詳細については、下記のファイルをご覧ください。

  
電子入札時に添付する工事費積算内訳書の形式について(お願い) (167kbyte)pdf


設計価格の事前公表について(平成26年1月6日)

 競争入札の透明性・公平性をより一層向上させるとともに、不正行為の防止を図るため、契約管財課及び上水道課で執行する建設工事等の競争入札において、設計価格を事前公表することとしました。
 詳しくは、下記添付ファイルをご覧ください。

 建設工事等の設計価格事前公表(36KB)
 

その他更新情報


令和3年10月1日以降開札分から、押印廃止に伴う関係書類一覧(48kbyte)pdf」を押印欄を廃止した様式に変更します。新様式は入札参加資格審査申請書変更届(工事・コンサルタント物品)及び様式集の各ページからダウンロードください。

・「熱中症対策に資する現場管理費の補正」及び「新型コロナウイルス感染拡大防止に係る費用の設計変更」の対応について令和3年7月1日以降の公告分から岡山県に準じた対応を行います。

 (実施内容)
 ・令和元年7月1日岡山県土木部技術管理課発表(令和2年7月20日改正)
 「熱中症対策に資する現場管理費の補正の試行についてお知らせ」に準ずるものとします。

 ・令和2年7月20日岡山県土木部技術管理課発表
 「新型コロナウイルス感染拡大防止に係る費用の設計変更についてお知らせ」に準ずるものとします。

・「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にむけた工事及び業務への対応等について(88kbyte)pdf」を県に準じたものに改正しました(令和5年5月11日)。


・令和2年10月1日健康保険法改正に伴い、「建設工事等の本人確認書類として使用する健康保険証の写しのマスキングの取り扱いについて(57kbyte)pdf」を掲載しました。




規程等の内容


 総社市指名選定及び契約審査委員会規程(H28.3.31)(60kbyte)pdf pdf
 総社市競争入札参加資格及び審査等に関する要領(H29.1.23) (111kbyte)pdf

 総社市建設工事請負業者選定に関する運用基準(平成28.6.1) (114kbyte)pdf
  総社市建設工事等請負その他の契約に係る指名停止等措置要領(H28.4.1)
(128kbyte)pdf 
 
総社市共同請負制度採用基準(R2.4.1)  (37kbyte)pdf
 総社市特定建設工事共同企業体取扱要領(R4.8.1) (295kbyte)pdf
  総社市電子入札実施要領(R2.8.1) (160kbyte)pdf
 総社市建設工事総合評価方式試行要領(H29.9.1) (99kbyte)pdf
 総社市事後審査型条件付き一般競争入札要領(R4.8.1) (279kbyte)pdf
 
総社市建設工事等最低制限価格取扱要領(R6.3.1) (191kbyte)pdf

 総社市低入札価格調査実施要領(R04.11.1)(167kbyte)pdf
総社市低入札価格調査実施要領における入札価格の内訳書の調査方針(44KB)
 
総社市委託業務総合評価方式試行要領
(H28.4.1) (75kbyte)pdf
 総社市建設工事等暴力団排除対策措置要綱(H28.4.1)  (85kbyte)pdf
 
中間前金払制度について(52KB)
 総社市建設工事請負代金中間前金払取扱要領(100KB)