タンチョウ

タンチョウ日記4 (誕生から命名まで)

平成22年6月8日・9日、総社市三須にある「きびじつるの里」で自然ふ化したタンチョウの成長日記です。
父はロード、母はキビノです。


2010.7/26
ヒナ2羽に名前が付きました。
アンチャンにキボウ、チビにタンタンという名前が付きました。命名を記念して式典が行なわれ、命名者の子どもたち25人に表彰状と記念品が贈られました。
募集で集まった名前758点の中からこの2つが選ばれました。


 

2010.7/26
昨年のノゾミの命名式にも使用されたクスダマが画期的な改良が施され、大幅なアップグレートを果たして再登場しました。
前回は心優しいクスダマ担当者をかなり悩ませていた感じがありましたが、今回の割れっぷりはすばらしいの一言でした。
驚きと感動のクスダマ割りでした。
(何度も試し割りをしていた昨年のことを知っているだけに本当にすばらしいと思いました)


 

2010.7/21
今年も夏休みのふれあいプログラム(タンチョウの観察会)が始まりました。
朝の8時30分から約40分間タンチョウの観察会をほぼ毎日行います。
一般の人もこの時間帯に来られれば、観察会に参加できます。
ちなみに観察会の40分間ずっとタンチョウ親子の写真撮影をされている人もおられますが、観察会の終了にあわせて写真撮影を止めていただければ問題はありません。


夏休みの子どもたちを
対象にした観察会ですが、
初日は子どもの参加は
ありませんでした。

 

2010.7/10
山手保育園の園児たちが描いてくださったヒナの絵を展示しました。
前にも紹介しましたが、山手保育園の園児たちが描いてくださったタンチョウの絵を展示施設の学びの家に展示しました。


 

2010.7/9
ヒナたちが誕生して約1か月が経ちました。
ヒナたちが誕生して約1か月が経ち体もずいぶんと大きくなりました。お客さんからは「もう可愛くないなー」との声を聞くようになりました。その感想を耳にするたびに飼育員としては、チョッピリさびしい気持ちになります(元気に育ってる証拠なんですけどねー)。


 

2010.7/6
最近はヒナを見に来る人たちの一部が固定化し常連さんになってきました。
この一部の常連さん、タンチョウの餌やりに行くと、なかなかおもしろい注文が多いです。例えば、自分の前の場所を指差し、「ココ、ココで餌をやってー」とか、飼育員が餌を撒くと落胆のため息とともに「そんな所でやったら写真が撮れんがー」などなど(笑)。飼育員も可能な範囲で要望には応えたいと思っていますが・・・さすがにドジョウは芝生の上には撒けませんのであしからず。


 

2010.7/6
今年もタンチョウの写生画コンクールが行なわれます。
今年も「市の鳥・タンチョウ」の写生画コンクールが吉備タンチョウの会の主催で行なわれます。
締め切りは、9月2日までで、対象は市内の中学生以下です。
 早速、山手保育園さんがエントリーしてくださいました。園児たちの作品を見ましたが、なかなかの力作です。この中の何枚かは優秀作品として市民会館ロビー行きです。たぶん(飼育員の勝手な思い込みですけど)。



昨年度の写生画コンクールの優秀作品

2010.6/29
アンチャン(一番目のヒナ)が誕生して22日目、チビ(二番目のヒナ)が誕生して21日目になりました。
最近のヒナ2羽はとても仲良しで兄弟ゲンカをほとんどしません。いつも2羽でコロコロとじゃれて遊んでいます。


小さい方がチビです。

2010.6/28
働く婦人の家の受講生の人たちが初めてきびじつるの里へ来られました。
総社市の働く婦人の家の受講生の人たちが親睦を兼ねた施設見学に きびじつるの里へ来られました。
とても聞き上手の人たちだったので説明が楽しかったです。


 

2010.6/21
多くの人がきびじつるの里に来てくれました。
ヒナの一般公開の効果で6月19日に553人、6月20日に532人で土日を合わせて1085人の来園がありました。
カメラ愛好家の方の比率がいつもより高いです。


 

2010.6/18
山手保育園の子どもたちが、きびじつるの里に来てくれました。
山手保育園の園児たちがノゾミの誕生日のお祝いに来てくれました。
園児たちのお祝いの歌とドジョウのプレゼントがノゾミと、今年生まれたヒナたちに送られました。
山手保育園は、今回の来園がきびじつるの里のオープン以来5度目となります。
また、今年生まれたヒナ2羽の一般公開の式典も行なわれました。


お祝いの歌


ドジョウのプレゼント

2010.6/18
ノゾミの1歳の誕生日を記念してポストカードが作製されました。
絵柄は全部で6枚です。非売品です。
今後はきびじつるの里のイベントなどで配布する予定です。


 

2010.6/16
ヒナがムカデを食べました。
親タンチョウがムカデを捕まえてヒナに食べさせました。
私にとっては、タンチョウがカブトムシのオスを食べていたとき以来の事件でした。

(1)ロート゛がアンチャンに自分の捕った
ムカデを食べろと勧めます。

(2)アンチャンはムカデをパクリ。

(3)(エー食べちゃうのー)との飼育員の気持ちを
よそにバクバクとムカデをたいらげるわが子を
満足そうに見つめるロード父さん。

2010.6/14
タンチョウのヒナたちも兄弟ゲンカをします。
親タンチョウの目が届かない瞬間にアンチャンがチビをコツンてな感じです。
もちろんこの暴力行為の前にはチビがアンチャンを挑発しています。
本当、どこかで見たような光景でした。

けんか その1

(1)「生意気なんだよ」という感じで
アンチャンがチビをコツン
親タンチョウはヒナの餌を探しています


けんか その2

(2)「キャッ」という感じで転がる
チビ異変に気が付く親タンチョウ


けんか その3

(3)「お母さん助けてー」という感じで
逃げるチビ。すでに親タンチョウの鋭い視線が
アンチャンを捕らえています

2010.6/9
ロードとキビノが温めていた卵のもう1つもふ化しました。
きびじつるの里で自然ふ化のヒナ2羽の誕生は初めてのことで飼育員にとってはうれしい限りです。
2羽ともオスだったらもっとうれしいのですが,その前に2羽とも元気に育ってほしいです。


親子で
 

2010.6/8
ロードとキビノが温めていた卵の1つがふ化しました。
ノゾミの兄弟が誕生しました。
もう一つの卵もはしうちが出来ていました。次のヒナの誕生は6月9日の予定です。


ヒナ
 

2010.6/7
ロードとキビノが温めていた卵の1つにはしうちがありました。
今朝、ロードとキビノの卵にはしうちを確認しました。はしうちとは、卵にヒナが穴を開けることです。
通常、最初のはしうちがあってから1日後にヒナは誕生します。
ノゾミの兄弟誕生ももうすぐです。


はしうちのあった卵
 

2010.5/8
5月5日と8日にロード・キビノの番いが産卵をしました。
今2個の卵を温めています。
順調であれば6月上旬にノゾミの兄弟が誕生する予定です。


産卵


問い合わせ

 〒719-1163 総社市地頭片山17-1
 総社市役所 観光プロジェクト課
 電話:0866-92-8277
 FAX:0866-93-9457
 eメール: kankou@city.soja.okayama.jp