2009.8/5 ヒナに「ノゾミ」という名前が命名されました。 8/5にきびじつるの里で命名式が行なわれ、ヒナにノゾミという素晴らしい名前が付けられました。名前の一般公募では835点の応募があり、5名の子供たちが応募した「ノゾミ」が採用されました。 式典では命名者の子どもたちがテレビ局や新聞社の人たちに囲まれ、取材を受けていました。子どもたちにとっては予想外の展開だったのでしょう。緊張した面持ちで取材を受けている様子がとてもかわいらしかったです。 ちなみにRSK・TSC・NHK・OHK・KCTのテレビ局5社と山陽新聞1社が取材に来られていました。 さて主役のノゾミはというとさらに大きくなり、翼も白く、立派になってきました。完全な翼を手に入れるまであと3~4週間といったところでしょうか。

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2009.7/28 ついに待望のちびっこ画家がつるの里に現れました。 やっときびじつるの里へ子どもたちが写生に来てくれました。 一時は写生大会の応募が出ないのではないかと心配しましたが、これで一安心です。 ヒナも誕生して57日目となり、立ち姿もツルらしくなりました。 子どもたちも「なんでアイツだけ茶色なん?」と話をしていたので、ヒナもツルと認識されているようです。

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2009.7/22 本格的にヒナの羽毛が生えかわりはじめました。 ヒナの時の羽毛が抜け、幼鳥の羽毛へと変わり始めました。ヒナの体全体がなんとなくけば立って、ちょっとかわいそうな感じになっています。 でも体は一段と大きくなり、見学者がいても草むらに隠れることが少なくなりました。 さすがにここまで成長すると隠れることのできる草むらも少ないですけどね。

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2009.7/17 ヒナが羽ばたきを始めました。 ヒナが小さい翼でパタパタと羽ばたきのしぐさをするようになりました。 一日中歩き回っていますが、このヒナも2カ月後には飛べるようになります。 ただ今の羽ばたきを見る限り、当分浮き上がりそうにありません(笑)。

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2009.7/14 ヒナの翼に羽軸が生えてきました。 ヒナに風切り羽が生え始めました。 ヒナの翼でくしのように見える部分が将来羽の軸になります。 今はこのストローのような軸の中に血液が入っていて羽を成長させています。 人間の子供で言えば、大人の歯が生え始めたといった感じです。

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2009.7/9 ヒナの成長が加速しています。 飼育員もこの時期のヒナの成長の早さには驚かされます。それこそ朝と夕方の大きさが違うほど成長しています。 ヒナも急激に体重が増加しているため立ち上がる時などはヨタヨタとした動きになっています。 姿もヒナから段々と幼鳥へと変わっていっています。


餌は、まだほとんど親鳥から もらっています
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2009.7/5 ヒナが誕生して1カ月が過ぎました。 時々ヒナが自分勝手に親鳥から離れるようになってきました。とはいってもほんの少し自由行動するようになった程度です。小学1年生が親に黙って家の近くの空き地か公園へ遊びに行く感じでしょうか。今までずっと親鳥に引っ付いていたので、また少し大きくなったなと感じます。 現在のヒナの体重は約2.5kgで一日約500gの餌を食べています。一日約500gという量は親鳥が食べる餌の量とほぼ同じです。大きくなるわけです。 今日も比較的天気に恵まれたので416人がきびじつるの里に来園されました。

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2009.7/4 久しぶりに梅雨空が晴れて撮影日和になりました。 写真愛好家の来園者もさすがにヒナが誕生した頃と比べると減りましたが、それでもまだタンチョウ親子の人気は根強いようです。この日1日で339人がきびじつるの里に来園されました。 吉備タンチョウの会がタンチョウの写生画を募集しているのですが、この日も絵を描いている子供を一人も見かけませんでした。写真撮影されている大人はたくさんいらっしゃったんですけどね。ちょっと心配しています。 ちなみに今回は写生コンテストのみで写真コンテストは行なわれないですよね・・・(誰かタンチョウを描きに来て下さい)。

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2009.6/30 タンチョウの親子は雨の日も野外放飼場(池)で過ごしています。 最近,電話の問い合わせで多いのが「ヒナは何時から何時まで外に出ていますか」や「ヒナは何曜日に外に出しているのですか」などの質問です。 お答えします。ヒナは親鳥と一緒に24時間ずっとケージの外で過ごしています。もちろん雨が降っても外にいます。 ヒナは雨に濡れても元気いっぱいです。さすが水鳥タンチョウといったところでしょうか。 それより雨が降っても写真撮影に来られる写真愛好家の方々に少々びっくりしている飼育員です。

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2009.6/27 ヒナがシラサギとにらみ合い。 ヒナがタンチョウの餌を横取りしようとやってきたシラサギと鉢合わせになり、にらみ合いになりました。ヒナは怖がって逃げるのかと思いきや、なんと仁王立ちでシラサギを威嚇(ヒナは全身から水辺の王者のオーラを出しています)。よく見るとヒナの体の大きさがシラサギとほとんど変わらない。いい勝負です。 シラサギもヒナ相手では引かず、次の瞬間ヒナにかみつこうとしました。すかさずヒナも黄色いくちばしで応戦しました。 しかし,すぐにお母さんタンチョウがそれに気付き,ヒナのそばに寄り、シラサギを威嚇して追い払い、勝負がつきました。 ヒナの成長を感じた出来事でした。

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2009.6/24 来園者の人はヒナを見て、いろいろな感想を口にされます。 大体「かわいい」「ふわふわ感がたまらない」「ぬいぐるみみたい」「抱っこしたい」「連れて帰りたい」(困ります!)などですが、久しぶりにユニークな感想を耳にしました。 「小さいエミューみたい」 この感想を聞いた後にヒナをもう一度見てみると不覚にも小さいエミューに見えた飼育員でした。

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2009.6/23 タンチョウのヒナは、どこにいるんですか? 「タンチョウのヒナは、どこにいるんですか」。タンチョウのヒナが誕生してからよく受ける質問です。 ついこの前までは、「まだ小さいので見えにくいのですが・・・」がお決まりの答え方でしたが、ハトぐらいの大きさに成長した今は、「暑いから木陰でのんびりとくつろいでいますよ」の案内に変わりました。 暑い昼間は強い日差しを避けて木陰でヒナはまったりと休んでいます。 (困ったことにこの場所が来園者の人から見えにくい場所なんです)

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2009.6/19 タンチョウのヒナは、なかなかのスイマーです。 今日はヒナが泳ぎを披露してくれました。 意外に知られていませんが、タンチョウは泳ぐことができます。もちろん親鳥もですが、ヒナの時期はとても泳ぎが上手です。 親鳥と一緒に泳いでいるとハクチョウの親子と間違えそうになります。

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2009.6/17 タンチョウのヒナはダッシュするとき必ず手(翼)を広げて走ります。 きびじつるの里のタンチョウのヒナはとても元気で親鳥を追いかけて、よく走ります。 そして、なぜかヒナは走るとき必ず手(翼)を広げて走ります。 この様子を見かけると思わず口元が緩みます。 ヒナが「おかーさん」と言って後追いしているように見えるのです。

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2009.6/14 ヒナは売れっ子アイドル。 タンチョウ親子を野外放飼場に移動させてから、ヒナはカメラ愛好家の人たちに大人気です。 中には終日カメラを撮り続けられた人もおられました。

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2009.6/11 きびじつるの里でタンチョウのヒナが誕生して 10日が経ちました。 6月2日に誕生したタンチョウのヒナは順調にすくすくと成長しています。 今日はヒナにとっても暑かったのか、池で水浴びをしていました。 親鳥の水浴びはバッサ、バッサと豪快なのですが、やはりヒナは小さいのでチャプチャプととてもかわいらしいです。

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2009.6/8 きびじつるの里で6月2日に誕生したタンチョウのヒナを野外放飼場(池)へ移しました。 6月8日からきびじつるの里の野外放飼場(池)で6月2日に誕生したヒナの飼育を開始しました。 野外放飼場(池)はオープンスペースなので来園者の皆さんは飼育ケージより観察しやすくなります。

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2009.6/2 きびじつるの里で飼育しているタンチョウのつがい(夫婦)からヒナ1羽が誕生しました。 6月2日にロード・キビノのつがいが自然ふ化でヒナ1羽を誕生させました。 ロードは奈良生まれのオス11歳、キビノは岡山県自然保護センター生まれのメス6歳で平成18年にペアリング(結婚)を行ないました。 今までなかなかヒナに恵まれないつがいでしたが、ロード・キビノにとっては初めての産卵での待望のヒナ誕生でした。今後は約一週間飼育ケージで様子を見た後きびじつるの里の野外放飼場(池)で飼育する予定にしています。

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2009.5/2 きびじつるの里で飼育しているロード・キビノのつがいが産卵をしました。 4月29日と5月2日に、ロード・キビノのつがいが産卵をしました。 ロード・キビノはつがいになって初めての産卵です。 今は2羽が交代で卵を温めています。順調であれば誕生の予定は6月上旬です。

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