名誉市民

 名誉市民は、市の発展や政治、経済、社会、文化などの分野において著しく貢献し、その功績卓絶で、市民が郷土の誇りとして深く尊敬する人に与えられる称号です。
 総社市の名誉市民は、故林徹氏、故岡崎嘉平太氏、故片岡誠喜男氏、故長野士郎氏、故江口敏臣氏、故高木郁太氏、故橋本龍太郎氏、故本行節夫氏の8人です。

故 林 徹 氏 [はやし とおる]

故林徹氏

 昭和33年4月、市長に就任以来、地方行政に参与すること5期20年。この間、温厚誠実な人柄に加え、熟慮断行、情熱をもって行政運営に献身され、都市基盤の充実など本市を今日の発展に導かれました。
 
生年月日 明治25年12月3日
逝去年月日 昭和60年2月28日
推戴日 昭和54年1月4日

故 岡崎 嘉平太 氏 [おかざき かへいた]

故岡崎嘉平太氏

 昭旧賀陽町(現吉備中央町)に生まれ、総社市で幼少のころを過ごしています。全日本空輸(株)取締役社長、日中総合貿易連絡協議会長など多の要職を歴任し、戦後の日本経済の復興進展に尽力。また、日中貿易を推進し、これを基礎に日中国交正常化に尽くされました。

生年月日
 明治30年4月16日
逝去年月日 平成元年9月22日
推戴日 昭和60年2月2日

故 片岡 誠喜男 氏 [かたおか せきお]
(雅号 大野昭和斎)

故片岡誠喜男氏

 指し物、象がん、刳り物、漆など木工芸の分野で独自の作風を確立し、さらに、木目に金箔をす込む木目沈金の技法を創出。昭和59年には、重要無形文化財木工芸保持者(人間国宝)の指定を受け、技術の伝承と後継者の育成に取り組まれました。

生年月日 明治45年3月4日
逝去年月日 平成8年8月30日
推戴日 平成6年2月14日

故 長野 士郎 氏 [ながの しろう]

故長野士郎氏

 昭和47年11月に岡山県知事に就任。以来6期24年にわたり、県政の舵取りをされました。瀬戸大橋の架橋や岡山空港の建設、地方振興局制度の創設といった、今日の岡山県の基盤整備に尽力。さらに、岡山県立大学・同短期大学部の開学や岡山自動車道の開通に力を注がれました。 

生年月日 大正6年10月2日
逝去年月日 平成18年12月5日
推戴日 平成9年5月23日

故 江口 敏臣 氏 [えぐち としおみ]

江口敏臣氏

 昭和34年、(株)白金製作所を創業、その他数社を設立し優良経営に手腕を発揮。また、常に郷土を愛し、郷土の発展のために情熱を注がれ、青少年の健全育成のための教育施設の整備をはじめ福祉、まちづくり支援に多大の貢献をされました。 

生年月日 昭和7年3月27日
逝去年月日 平成29年11月19日

推戴日 平成16年6月30日

故 髙木 郁太 氏 [たかぎ いくた]
(書家名 高木聖鶴)

高木郁太氏

 永年にわたり書道一筋に励まれ、日展内閣総理大臣賞をはじめ多くの賞を受賞。平成18年には、文化功労者に選ばれ、平成25年には文化勲章を受章されました。日展審査員、日展理事、日展常務理事、日展参事、日展顧問などの日本芸術の要職を歴任。書道の振興と「かな」美の追究挑み続けるとともに、地域文化の向上や地域貢献に尽力されました。
   

生年月日 大正12年7月12日
逝去年月日 平成29年2月24日
推戴日 平成16年11月21日

故 橋本 龍太郎 氏 [はしもと りゅうたろう]

故橋本龍太郎氏

 昭和38年、衆議院議員に初当選以後、約42年間にわたり国会議員として国内外で活躍。平成8年には第82代内閣総理大臣に就任し、日本の舵取り役を務められました。また、厚生・運輸・大蔵・通商産業・行政改革担当大臣などの要職を歴任し、中央省庁再編を柱とする行政改革などに取り組まれました。  
生年月日 昭和12年7月29日
逝去年月日 平成18年7月1日
推戴日 平成18年11月11日

故 本行 節夫 氏 [ほんぎょう せつお]

故本行節夫氏

 昭和53年4月、市長に就任以来、5期20年にわたり優れた指導力を発揮。温厚誠実にして品行方正、清廉潔白な性格と、卓抜なる見識と指導力をもって教育、文化、福祉など多方面にわたり住民福祉の向上に多大の貢献をされました。また、県立大学、総社南高校の誘致を成し遂げるなど、市勢発展の基盤整備に尽くされました。 
 

生年月日 大正14年3月18日
逝去年月日 平成26年7月19日
推戴日 平成26年11月2日

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