日羽大塚古墳

ひわおおつかこふん

 日羽大塚古墳は、城山の東南部、標高約60m付近に築かれており、22基あったとされる日羽古墳群の中で最も大きなものです。昭和23(1948)年に「吉備史談会」によって調査され、刀、馬具、水晶の切子玉、耳飾(耳環)、鉄の矢じりのほか、須恵器、土師器(はじき)などの土器や埴輪(はにわ)が出土しています。これらの遺物から、6世紀後半に築造されたものと思われます。

日羽大塚古墳

名称
日羽大塚古墳
所在地
総社市日羽
指定区分
市指定 史跡
時代
古墳時代
指定年月日
昭和41(1966)年4月14日
管理者
個人
形式・構造など
円墳  横穴式石室
大きさ・寸法
円墳:径約16m
横穴式石室:全長7.8m以上、最大幅約2m、高さ約1.8m