梵鐘

ぼんしょう

 青銅製の釣り鐘で、竜頭というつり下げ部分は、中央に宝珠をもつ双龍が鋳だされています。刻銘から、応仁2(1468)年に鋳造された熊山霊仙寺の梵鐘であったことがわかります。どのような経緯で宝福寺に持ち込まれたかは不明ですが、室町時代の特徴を備えた名鐘です。

梵鐘

名称
梵鐘
所在地
総社市井尻野
指定区分
県指定 工芸
時代

室町時代
指定年月日
昭和34(1959)年3月27日
管理者
宝福寺
大きさ・寸法
総高約115cm 口径約59cm


刻銘

【刻銘】