農薬飛散を防ぐために
農薬を散布する場合は,周辺への飛散防止に努めるなど十分な配慮をしましょう。
(農薬には農作物や樹木に発生する病害虫の防除や除草を目的に散布するものの他に,ガーデニングや家庭菜園用スプレー式の殺虫剤や殺菌剤,芝生等の雑草対策で使用する除草剤なども含まれます。)
住宅地等における農薬の飛散防止については,こちらのページをご覧ください。
農薬使用の回数と量を減らそう
- 病害虫や雑草の早期発見に努める。
発見が遅れると被害は増加し,農薬の効果が期待できない場合があります。
- 農薬のスケジュール散布はやめる。
病害虫の発生の早晩などを確認せずに定期的に散布することはやめましょう。
- 農薬以外の防除対策にも取り組む。
被害作物の処分,防虫ネットの活用,抵抗性品種の導入など総合的な防除対策に取り組みましょう。
水稲生育期に取り組むジャンボタニシ対策
- 飛散の少ない農薬を選ぶ。
粒剤などの飛散の少ない農薬を活用しましょう。
- 農薬の飛散防止に最大限の配慮をする。
農薬の散布は,風がないときにおこないましょう。農薬散布中は風向きやノズルの向きに注意しましょう。
- 事前に十分な周知をおこなう。
農薬を散布する場合は,事前に周囲の方等へ十分な周知をおこないましょう。
- 農薬はラベルに記載された内容に従って使う。
対象の作物に登録のある農薬を,ラベルに記載され使用上の注意事項を守って使用しましょう。
- 農薬の使用履歴を記録し保管する。
農薬を使用した年月日・場所及び対象作物,使用した農薬の種類名または商品名,希釈倍率・10a当たりの使用量等について記帳し保管しましょう。
岡山県植物防疫協会チラシ (145kbyte)