小児医療費公費負担制度継続のために
適正な受診を
小児医療費公費負担制度は、子育てにかかる経済的な負担の軽減と子どもの健康維持に役立てることを目的に実施しており、保護者が医療機関で支払う自己負担を公費により負担するものです。
| 平成19年度 | 平成20年度 | 平成22年度
| 平成30年度 | 令和4年度 |
支給対象
| 小学校 1年生まで
| 小学校 6年生まで
| 中学生まで (中学生は外来 のみ3割負担)
| 中学生まで (中学生は外来 のみ1割負担)
| 同左 |
小児医療費
| 171,010,501 | 207,654,345
| 242,719,871
| 265,315,383 | 258,552,591 |
件数
| 86,578
| 118,419
| 131,681
| 143,541 | 134,501 |
※令和5年4月1日診療分から,中学生の医療費(外来分)の自己負担を1割から無料に軽減しています。★これからも小児医療費公費負担制度を継続していくために、医療の適正な受診にご協力をお願いいたします。
下記の適正受診のポイントを心がけていただくとともに、手洗い・うがい・歯磨きや早寝早起き、ごはんをきちんと食べるなど、普段から健康に気を付けることで病気を予防することも、医療費の適正化につながります。
- はしご受診をやめよう
次々に他の医療機関を受診することを「はしご受診」といいます。同じ病気で次々に病院を変えると、その都度検査や治療がやり直しになり、かえって病気が長引く原因にもなります。また、違う医療機関にかかるとその都度初診料や検査料がかかってしまいます。かかりつけのお医者さんや薬局を持つようにし、はしご受診はやめましょう。 - おくすり手帳を活用しよう
はしご受診によりそれぞれの医療機関で別々の薬を処方されることで、副作用の危険が生じる恐れがあります。そうしたことからお子様を守るためにも、「おくすり手帳」を活用しましょう。おくすり手帳は、お子様が出生された時の小児医療費受給資格者証送付時に配布しています。 - 小児救急医療電話相談(#8000)を利用しよう
夜間・休日に子どもの急な病気で心配になったら、小児救急医療電話相談(#8000 または ☎086-801-0018)を利用してみましょう。小児科医や看護師から、医療機関への受診や症状に応じた適切な対処法などのアドバイスが受けられます。 - 病院は診療時間内に受診しましょう
診療時間外に受診する場合、通常の診療費用のほかに「時間外加算」がかかります。やむを得ない場合を除き、診療時間内に受診するようにしましょう。 - 予防接種や健診を受けましょう
感染症から子どもを守るとともに、感染した際の重症化を防ぐためにも、接種に適した時期をとらえて予防接種をしましょう。接種スケジュールなどは、かかりつけ医にご確認・ご相談ください。また、乳幼児健診は、子どもの健康状態を定期的に確認し、相談する大切な機会です。適切な時期にきちんと乳幼児健診を受け、育児で分からないことがあれば、遠慮せずに医師、保健師、助産師などに相談しましょう。
 おくすり手帳 |
【 ほかにもできる、こんなこと 】
- 外から帰ったら、手洗い・うがいをしましょう。
- 人ごみを避けましょう。
- 外出時はマスクを着用しましょう。
- 十分な睡眠、バランスの良い食事などに気をつけて、抵抗力をつけましょう。
- 室内では加湿器を使うなど、適切な湿度を保ちましょう。
※特に毎年1月から3月は、市が負担する医療費が高い時期です。家族全員で、風邪やインフルエンザの対策をし、元気に冬を乗り切りましょう。 |