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気象と出水の状況/市からの情報伝達

平成30年7月豪雨災害記録

未曾有の豪雨災害


平成30年7月豪雨は、7月5日から本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になり、中国地方では昭和47年7月豪雨以来の記録的な雨量を観測しました。高梁川流域では ,時間雨量 20mmを超える比較的強い降雨が約15 時間継続するなど、7月5日 からの3日間の累加雨量は7月の月間平均総雨量の約2倍を記録しました。

 7月6日には、気象庁より大雨特別警報が発令され、岡山県では高梁川など3水系10河川で決壊と浸水が発生しました。総社市においても、日羽観測所で最大13.12mを記録した後、計測不能になるなど、氾濫危険水位(11.00m)を約2m超過する観測史上最高水位となりました。

 こうした記録的豪雨の中、総社市内の各地区において多発した浸水や土砂崩れにより、多くの人的被害や,家屋被害等による生活基盤へのダメージに加え、地域経済へも大きなダメージを及ぼす未曾有の豪雨災害となりました。

 

概況図



高梁川の水位は、降り続く雨に上流ダムの放流が相まって急上昇し、7月7日0:30日羽観測所で最高水位13.12mを記録した後、測定不能となった。

※高梁川水系では5河川12観測所で氾濫危険水位を超過した。