紙おむつや下着、水に溶けないティッシュ等の異物が、下水道に流れ込んで中継ポンプにかみ込み、ポンプの故障が多発し、大変困っています。 中継ポンプとは、低い土地にある汚水・雑排水を高い位置まで揚水し、再び自然流下で下水処理場へ送るための施設です。 下水道に異物が流れ込むと、管のつまりや中継ポンプが作動しなくなる等の故障が起き、広範囲のお宅でトイレやお風呂が使えなくなる恐れがありますので、次の点に注意してください。
下水道排水設備は、私たちの生活環境を守る大切な設備です。台所改良マスを月1回程度清掃することで、排水管の詰まりや臭いを防ぐことができるので、是非、掃除してみましょう。 ●掃除の手順 1 ひしゃくやお玉、新聞紙、手袋、燃えるもの用ごみ袋を用意する。 2 台所改良マス(台所の流しから家の外につながった、中に網カゴのあるマス)のふたを開ける。 3 網カゴに溜まったごみを新聞紙等の上にあける。 4 マスの上部に溜まった油類をお玉で新聞紙にすくい上げる。 5 新聞紙の上で水分が十分に取れてから、燃えるごみとして捨てる。
なお、排水設備の清掃については、市が業者を通じて斡旋はしていませんので、業者等に清掃をお願いする場合は各自の判断で行ってください。