本文へジャンプ

障がい者千五百人雇用委員会


 平成29年5月に「障がい者千人雇用事業」の目標であった障がい者の就労1000人を達成したことをうけ、今後さらに取り組みを深化・推進し、障がい者の雇用促進と就労の安定化、障がい者のライフステ-ジを通じた支援を実現するために必要な助言や提言をいただく組織として、平成29年11月20日に新たに「総社市障がい者千五百人雇用委員会」を設置しました。


千五百人雇用委員会設置

委員会

 委員会は、福祉・雇用・学識経験者・企業の各界から15人の委員で構成し、名誉顧問に村木厚子氏をお迎えし、会長には流王雄太氏(岡山大学病院精神科神経科医師)が就任しました。
 任期は、平成29年11月20日から平成31年11月19日までの2年間。

「1500人雇用」事業の範囲・考え方  → 基本的に「1000人雇用」事業の考え方に同じ

 
考え方
地理的範囲
総社市内において、一般就労・福祉的就労をしている障がい者に加え、市の支援などを通じて、市外各地において就労をしている障がい者を含む
就労の範囲
一般就労に加え、就労継続支援事業所や地域活動支援センターなどにおける福祉的就労を含む

 必ずしも雇用だけではなく、福祉的就労といったような事業に従事している人についての社会福祉を向上するという観点から、その環境もあわせて整備していく必要があります。

 一般就労に加え、福祉的就労も幅広くとらえたうえで⇒ 「1500人」達成を目指す

平成29年度経過

 

第1回 平成29年11月20日

 

 第1回の委員会が市役所で開かれ、名誉顧問に、元厚生労働事務次官の村木厚子氏、会長に、岡山大学病院精神科神経科医師の流王雄太氏が就任しました。
 発足後の協議では、初めに、障がい者千人雇用事業の総括および障がい者千五百人雇用の実現に向けて、事務局から説明しました。引き続いて、各委員から今後の取り組みに向けた積極的・具体的な提言や意見が述べられ、これからは、障がい者の生活の質、個々の能力の向上に取り組む必要があるなどの意見が出されました。
 今後は、年一回程度委員会を開催する予定。


 会議録 第一回千五百人雇用委員会 (492kbyte)pdf

第1回委員会

平成30年度経過


第1回 平成30年6月14日

 

 第1回の委員会が市役所で開催されました。今回は、就労継続支援A型事業所閉鎖問題などをうけ、障がい者の安定的な就労の確保に向けた対策が求められていること、障がい者を取り巻く状況が刻々と変化していることをふまえて開催されたもの。                                                  
 委員会の冒頭で、片岡市長がWHO(世界保健機関)の国際会議に招聘され、「障がい者千人雇用」と「災害支援」についてプレゼンテ-ションを行う予定であることを紹介し、本事業の重要性を再認識しました。
 報告・協議事項では、事務局から障がい者千五百人雇用の実現に向けた今後の諸施策の概要を説明しました。               
 各委員からは、障がい者のスキルを含めた質の向上の推進、本人の意向に重点をおいた進路の選定や人間関係構築ヘのサポ-トのあり方、離職者を減らす仕組みづくりなどへの意見や事例紹介がありました。また、今年度から精神障がい者が障がい者雇用義務の対象に加わったことを受け、今後ますます精神障がい者や発達障がい者への理解や配慮が必要になることを、全員で確認しました。全国的な課題である就労継続支援A型事業所の経営問題を踏まえ、経営破たん事案の受け止め方や、経営の現状について意見交換を行い、安定した経営に向けて柔軟な制度運用ができるよう国に働きかけていく方向性が示されました。                                   

千五百人雇用」委員会