平成31年3月,約25年ぶりに化学消防ポンプ自動車を更新しました。 ガソリン等の油類,化学物質等による危険物火災に対応するという 消防ポンプ自動車とは一線を画す役割に加え, 近未来的かつアグレッシブなスタイルとデザインによる迫力は非常にインパクトが大きく, まさに先進的な車両となっています。
車体側面には,総社市の鳥「タンチョウ」が大空をはばたく姿をイメージした, 青と白のラインがデザインされています。
側面後部のシャッターには,画聖雪舟が幼少期に修行した宝福寺で,涙で素描したとされる 「ねずみ」が再帰性反射材でデザインされています。
| 車両諸元 化学消防ポンプ自動車Ⅱ型 ディーゼルエンジン 総排気量 5,123cc AT,2輪駆動
全長 7,310mm 全幅 2,330mm 全高 3,370mm 重量 8,840kg
ポンプ性能A-2級 ※1分間に2,380リットル の放水が可能です。 |
車両には消火活動に必要なホースや筒先,3連はしご等の資機材とともに, 危険物火災に対応するための消火薬剤や特殊な筒先等も積載されています。
車両上部には長時間の大量放水を可能とする放水銃や, 夜間の活動のための大型照明を搭載。
| この車両の特徴として, 様々な災害に対応するため, 救助資機材を積載しています。
・油圧カッター/スプレッダー ・エンジンカッター ・チェーンソー ・エアジャッキ ・電動切断器具 ・バスケット担架 など
この車両は緊急消防援助隊に 登録されています。
大規模災害が発生した場合は 日本全国へ出動し, 過酷な環境下でも活動を 行なうことができます。 |
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