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浜家 輝雄

倉敷芸術科学大学客員教授
フリーアナウンサー

浜家 輝雄 さん
( はまいえ てるお )


2014年5月

profile…明治大学法学部卒業後、1972年山陽放送(RSK)へ入社。2008年3月31日をもって36年間勤務したRSKを定年退職。同年4月から倉敷芸術科学大学客員教授に就任するとともにフリーアナウンサーとして活動している。また、団塊世代の生き方や地域活性化をテーマにした講演活動も多数行っている。

 趣味は、食べ飲み歩き、ヨットクルージング。


【メッセージ内容】
 久しぶりにテレビカメラの前で喋ります。

 今日は、片岡市長の部屋でいろいろな話をさせてもらいました。私は昭和47年3月15日、「光は西へ」というので、岡山の山陽放送に就職しました。その時ラジオの担当をしていて、先輩が総社市出身の人でした。初めて総社の人の言葉を聞いた時に、ちょっとびっくりしました。なにが驚いたかというと、私の名前を「ハマイエ」と呼んでくれなかった。「ハメエ」と呼ばれた。どうやら総社では「ハマイエ」を「ハメエ」という。「ヘエが飛んでいる」というので危ないと思ったら「ハエが飛んでいる」ということでした。言葉の文化、異文化に入って40年以上が過ぎました。今日は総社の婦人会の集まりがあって話をしました。ここはいにしえが吉備の国です。つまり文化の中心地だった。言葉の文化をはじめとして、歴史・伝統・習慣。そのようなものを組み合わせることが大切。

 日本列島のど真ん中はどこかわかりますか。名古屋、大阪。いろいろな意見があると思う。しかし、「日本列島の中心はここだ」という意識をもつことが、総社市には大切だと思う。文化の中心はここです。自分自身にふるさとの自信と誇りをもって、総社こそが日本列島のど真ん中だ、わがまちだ、ふるさとだと思うべき。そしてよそに行った時、自信と誇りをもって話ができる。そのようなまちづくりができているのが、総社だと思う。

 『田舎』。僕はこの言葉の響きが大好きです。都会にはない。たぶん21世紀の豊かさを象徴する言葉になると思う。『田舎』を大切にしてください。

 そして大学。ぜひ倉敷芸術科学大学にお越しください。浜家がお待ちしています。

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