平成１９年度「市民の声」アンケート

　合併や社会情勢の変化に伴う市民意識の推移の把握や、施策の方向性などを考える基礎資料として調査を行いました。

調査の方法

回収状況

集計結果

　平成１９年度「市民の声」アンケ集計結果 （475kbyte）

【集計結果の概略】

　総社市への郷土愛については、「感じる」が39.0％、「どちらかといえば感じる」が40.8％で、両者合わせると79.8％になり、約８割の市民が郷土愛を抱いていると見ることができる。
住みやすさについては、「普通」が37.8％で最も多くなっている。次いで、「どちらかといえば、住みよい」が33.9％、「たいへん住みよい」が19.7％になっており、両者を合わせると53.6％で、５割強が「住みよい」としている。

　居住意向については、「ずっと住み続けたい」が70.4％で最も高くなっている。
市政への関心については、「関心がある」が40.3％、「やや関心がある」が38.9％で、合わせると８割強の80.2％が市政に関心をもっていると見ることができる。

　行政サービスへの満足度については、「どちらかというと、満足できる」が42.6％で最も高く、「満足できる」（4.3％）と合わせると、ほぼ半数の46.9％が満足としている。

　市民生活に必要な情報の入手手段については、「広報そうじゃ」が84.6％で最も高く、第二位が「新聞、テレビの地域ニュース」（42.1％）となっている。

　将来の町内活動やコミュニティ活動について、不安を感じたことが「ある」は69.3％で約７割となっている。

　地域活動やボランティア活動などへの参加については、「できるかぎり参加したい」が57.3％で最も多くなっている。「積極的に参加したい」は5.1％であり、合わせると62.4％で、６割強の住民が参加意向を示している。

　行政と市民による協働のまちづくりを進める上で必要と思われる分野は、「保健福祉」が42.2％で最も高い割合を示している。次いで、「環境保護」（19.6％）、「教育」（17.6％）、「防災・防犯」（7.3％）、「イベント・まつり」（5.8％）、「子育て支援」（4.0％）、「その他」（2.1％）の順になっている。
５年ぐらい前と比較したくらしや生活環境について、良くなったと感じることでは、「道路の整備」が48.5％、「ごみ処理やリサイクル、省エネへの取り組み」が45.5％で、第一位、二位にあげられている。続いて、「水道や下水道の整備」（31.7％）、「インターネット・ケーブルテレビなど情報基盤の整備」（23.3％）、「日常の買い物や雇用などの商工業」（14.3％）、「スポーツ活動や施設整備」（14.2％）、「福祉・医療・健康づくり活動の充実」（11.2％）、「公園・広場の整備」（11.1％）、「地産地消や農地の活用などの農業」（10.4％）の順になっている。

　一方、くらしや生活環境について、見直しや改善が必要と感じることでは、「福祉・医療・健康づくり活動の充実」が35.8％で最も高い割合を示している。次いで「市の行政情報の提供や窓口サービス」が29.5％である。以下、「バスやタクシーの利便性」（23.6％）、「防犯・防災・交通安全への対策」（21.4％）、「地産地消や農地の活用などの農業」（19.1％）、「学校教育」（17.7％）、「ゴミ処理やリサイクル、省エネへの取り組み」（16.6％）、「日常の買物や雇用などの商工業」（15.6％）、「水道や下水道の整備」（15.5％）、「公害防止や自然景観の保全への取り組み」（14.9％）の順で続いている。

　今後、優先的に取り組んでほしいことを分野別に見ると、『生活関連・環境・防災の分野』では、「防犯・交通安全への対策」が28.0％で第一位、「地球温暖化防止への取り組み」が24/0％で第二位にあげられている。以下、「生活道路の整備」（19.9％）、「鉄道やバスなどの交通機関」（19.6％）、「ごみの処理・リサイクルへの取り組み」（18.6％）、「自然景観や貴重な自然などの環境保全」（17.6％）、「火災や自然災害への防災対策」（16.9％）、「水道や下水道の整備」（15.5％）と大差ない数字で続いている。

　総社市の望ましい将来像については、「福祉の施設や制度が充実しているまち（福祉都市）」が33.1％で最も高くなっている。次いで、「エコロジーや地球環境を守り、自然環境を大切にするまち（環境都市）」が18.9％、「都市基盤が充実し、優れた居住環境をもつまち（住宅都市）」が12.9％となっている。