公園大通りをもつ集いのシンフォニー
常盤公園のデザインの骨格が決まったよ!
1月に始まった常盤公園のワークショップ。3月22日の3回目のワークショップには約40人が参加した。過去2回のワークシッョプで得られたデータを基に、3つのデザイン案が提案され、話し合いの結果、「集いのシンフォニー」に決まった。
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「集いのシンフォニー」のデザイン案。写真は公園を北西側から撮影。1/200 のスケール
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参加した皆さんの思いが、
しっかりと織り込まれたデザイン
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1/200の立体模型を使ってデザイン案の提案を行う進行役の斎藤美絵子講師 |
ゆるやかな弧を描く大通りの両脇に、グラウンドと芝生広場が広がる。円の弧が巧みに交わりあい、構成と造形の美しさが見てとれる。
これは、県内で2番目の防災公園として整備される常盤公園(三輪。常盤小学校の東側。広さ約1ヘクタール)の骨格(全体像)となるデザイン。人々が集い、にぎやかさをテーマにした「集いのシンフォニー」と呼ばれるこのデザインが、提案された3案のなかから多数決で選ばれた。
提案されたのは、並木が数多く並び安心感を生む「並木のプロムナード」と憩いのひとときを生む「憩いのプロローグ」、そして、「集いのシンフォニー」の3案。進行役である岡山県立大学デザイン学部の熊澤貴之講師と斎藤美絵子講師が、これまでのワークシッョプの成果を基に200分の1の立体模型にして示した。
重要度や好ましさの度合いが高かった備蓄庫は南西側に、防火樹林帯は東側と南側に、耐震性貯水槽は北西の角などと、3案ともにほぼ同じ位置に配置されていた。「見通しもよく、明るく、みんなが使いやすそうと思った」と、荒嶋敦子さん(三輪)が話すように、日常時と非常時の使いやすさや維持管理の面、園内の見通しなどの点で、その他の案に比べ「集いのシンフォニー」は参加者の多くから支持された。
3回目となったこの日のワークショップでも、参加者は、日常時の公園の利用に対する思いや、提案されたデザインに対する考え方などについて、しっかりと話し合った。
駅南地区の区画整理が始まったときから、住む人が増えれば避難場所が必要になると地域で話し合っていた内藤章平さん(三輪)は、「ワークショップは初めての体験だったが、防災公園の整備について、和気あいあいと直接話ができる機会がもてて、地元の人は喜んでいる。住民も市も、ともに大きな効果があったのでは」と話す。黒江忠一(三輪)さんも「みんなで意見を言い合って決めることはよいこと」と、このワークシッョプに満足した様子だった。常盤小学校の児童がこの公園をモザイクアートで彩ることについて中村憲子さん(真壁)は、「子どもたちがこの公園と関わるのが今から楽しみ」と話していた。
公共施設の骨格部分をこのような形で決定したのは、市では初めてのこと。それゆえに、この公園にかける地域の皆さんの思いが、しっかりとこのデザインのなかに織り込まれている。
全体像の決まった常盤公園は、デザインの詳細な部分の形状や大きさを詰め、平成22年春の完成を目指す。