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広報そうじゃ 2008年04月号 インタビュー Interview
撮りたいものを撮る。幸せを写真で表現したい
フォトグラファーとして活躍中
小野 博さん(岡谷出身)
オランダのアムステルダムを拠点に、フォトグラファーとして活躍しているのが小野博さんだ。 2月 には自身初の個展を大原美術館で開いた。テーマは「大切なことは小さな声で語られる」。アムステルダムの子どもたちやスコットランドのネス湖の写真、大原美術館を訪ねてきた小・中学生の集合写真など24作品を展示した。 集合写真には、多様な子どもが同じ時間を共有している世界の枠組みに興味を覚えると言う。「世界は多様だよと、その顔や表情、しぐさが発する『小さな声』を感じてもらおうと思った」と小野さんは話す。 写真を始めたのは、大学2年のとき。自分自身が変わりたい、世界を見てみたいとネパールを訪ねたとき、「楽しい、自分にあっている」と感じたそうだ。就職後も約70か国を訪ね、シャッターを押し続けた。作品づくりに取り組みながら、自身の気持ちに合うまちを探し求めていた。「ここが一番いいかも」。旅の途中に直感的に思ったのが、アムステルダムだった。 アムステルダムに住んで6年。ここに暮らす普通の人の普通のドラマが、撮影テーマだ。相手にカメラを意識させないため、ファインダーをのぞかないで撮ることもしばしばだという。 「幸せを写真で表現したい」。昼下がりの公園で昼寝をしている女性を写した写真を見せながら、明るく生き、暮らしている人を記録したいという小野さん。「撮りたいものを撮るという気持ちで撮ると写る」。目指す写真は、彼自身の生き方ともだぶって見える。

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