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広報そうじゃ 2008年01号 特集

 中村吉男議長 ● 片岡聡一市長 新春対談
 熱く語る
2008年のわがまち・そうじゃ

片岡市長
中村議長
発想の転換で、
ものすごく総社市は変わります
片岡市長
総社市が変わることを、
市民は、強く期待しています
中村議長

紀文食品の岡山総社工場。
紀文食品の岡山総社工場。
大きな雇用を生んだ

「まなびピア岡山」総社市生涯学習フェスティバルでの一コマ
「まなびピア岡山」総社市生涯学習フェスティバルでの一コマ

昭和中学校の体育館
昭和中学校の体育館

市長 明けましておめでとうございます。
議長 おめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願いします。

◆信頼の懸け橋づくり
議長 昨年は百条委員会やリコール運動など、市政への信頼が薄らぎ、市民の皆さんに非常に不信感を抱かせた年でしたね。
市長 そうですね。市民の皆さんも混乱したでしょう。しかし、市民の皆さんに真実を披瀝(ひれき)した総社市議会の勇気ある行為は、たいへんすばらしいと思いました。
議長 これからは、お互いに市民の目線に立って取り組んでいく姿勢が大切です。
市長 これまでを考えると、橋や医療問題など多くの面で、市民と行政との信頼の懸け橋が遮断されていたがために、混乱することが多かったと思います。今年は、市民と行政の信頼の懸け橋を作り直す年です。また、行政と市議会の信頼回復も必要だと考えています。
議長 いろいろな面で、議会と行政が両輪で、市民不在とならないよう市政を進めていかなければいけないと思います。一方で、良いこともありました。紀文食品の操業などの企業誘致のことです。紀文食品岡山総社工場の従業員数は、500人を超えていると聞いています。

◆雇用の創出に成果
市長 紀文食品以外にも、大阪富士工業などの誘致にも成功しました。税収も含め、雇用の創出という部分では、総社の将来の行く末に大きな意味があります。
議長 企業にとっては、高梁川の豊かな水も大きな魅力のようですね。
市長 紀文食品のような大手企業の仕事に対する緊張感や社内規律、理念を学び、市政に反映していこうと考えています。税収や雇用以外のメリットもあると感じました。
議長 岡山総社インターチェンジの西側一帯での流通団地の開発についても話が進んでいます。ここは、交通などの利便性がいいし、実現となれば非常に喜ばしいことです。
市長 この区域は、条件を生かして、物流の中心であるとか拠点性をもった企業の集積地にし、それをセールスポイントにさらに飛躍していきたいですね。
議長 教育関係では、長年の懸案だった昭和中学校の体育館も完成しました。子どもたちも非常に喜んでいます。また、生涯学習フェスティバル「まなびピア」は、多くの参加者を得て大盛況で、市民の皆さんの生涯学習へのきっかけづくりになりました。


中村吉男議長 ● 片岡聡一市長 新春対談での様子

●一気に6年生まで!!
議長 今年は、市長の手腕が本格的に発揮される元年になりますね。
市長 一つには医療問題です。「夜間の医療体制や三次救急医療体制の問題」「無医地区の問題」「お年寄りの交通手段の問題」「かかりつけ医の問題」など、市民に開かれた方法で進めなければいけないと考えています。
議長 医療の問題は避けては通れない課題です。ユニチカの跡地利用についても、慎重にあせらずに検討していく必要があると思います。
市長 昨年10月30日、地元の吉備医師会と和解できました。2度目の会は11月16日にもち、夜間の医療体制のあり方について協議しました。さらに協議を重ね、一体感をもって夜間の医療体制を整備します。
議長 医療体制の整備は、中身が充実し、安心して医療を受けられるものになるよう望みます。
市長 医療といえば、小児医療費無料化の対象年齢を、4月から一気に6年生までに引き上げます。子どもを育てやすく、安心を提供できる総社市でありたいと考えています。
議長 子育て支援については、皆さんが望んでいることです。たいへん良いことです。
市長 安全・安心ということでは、学校の耐震化です。まさかのときのために、今年は、耐震診断を実施したいと考えています。
議長 学校施設の耐震化については、費用も掛かることですが、子どもたちが安全で安心して学べるよう、市としても早急に取り組まなければならない課題だと思います。それから、今年は、墨彩画公募展が開催されますね。


◆戦略的な全国発信
市長 墨彩画公募展も今回で7回目です。新人日本画家の登竜門ともいわれるようになりました。「総社は墨彩画のまち」ということを全国に発信し続けていかなければいけないと思います。
議長 全国への情報発信という点でこれまでの総社市は今一つと感じるんです。もっとPR活動が必要ですね。
市長 本当に認めたくない事実ですが、全国市長会などに出席して痛感していることですが、総社を知っている人が非常に少ないです。
議長 残念なことですね。
市長 総社には、鬼ノ城や吉備路などの観光資源、マラソンの新谷仁美さんをはじめとした優れたスポーツ選手などの要素があるわけですから、戦略性をもった情報発信をもっと継続的にやっていかなければいけないかと思っています。
議長 総社フィルムコミッションも4月設立に向け準備中です。この活動の情報発信も非常に期待されます。
市長 一つのアイデアですが、東京や大阪に在住の総社出身の皆さんの意見やJR本社などの観光のプロに知恵を借り、新しく観光に対するプロジェクトチームを立ち上げてはどうかと考えています。「総社は面白いよ」と、全国発信したいです。
議長 市民の皆さんの声を聞き、いろいろなアイデアを政策に盛り込んでいかなければと思います。今まで、それが欠けていたのではないでしょうか。
市長 新架橋についてもそうで、本年10月までにどうあるべきか議論したいと考えています。そのほかのハード系の事業も見直すものは見直す、やるものはやるとして、議会と相談しながら進めていきたいと思います。
議長 同感です。緊急性のあるものや合併の約束事など、急ぐものから着実に取り組んでいかなければならないでしょう。


◆ガラス張りの市政に
市長 市民の信頼を回復するために、私自身の政治腐敗防止のための条例を制定しました。襟を正して、市政を執行していかなければいけないと思っています。
議長 身をていしての姿には、私も共感します。
市長 「わたしたちが考え、わたしたちが実行するまち」をモットーに、「自立できる総社市」を目指します。市民6万8000人が「自ら考えて自ら実行すれば、総社市も変わっていく」という発想の転換で、ものすごく総社市は変わっていくのではないかと思います。
議長 市民が市役所に行っても、気軽にだれにでも相談できるような環境が整えば、それに端を発して「市役所は変わったな」ということが市民に伝わっていくと思います。
市長 ガラス張りの市政ということで、本紙の前月号から市長交際費を公表しています。財政状況についても、これからの4年間はサンロード吉備路やきびじアリーナなど大型事業の借入金の返済がピークを迎え、冬の時代を迎えることになります。そういうことも含めて、市民の皆さんに今の財政のあり方を赤裸々に公表したいと思っています。
議長 市民から、市の財政状況が非常に分かりにくいという声をよく聞きます。分かりやすく情報提供することは必要です。
市長 市民と行政、議会が一致団結して、「総社市も変わったぞ」「すごいぞ」「すごく明るくなったね」と言われる年にしたいと思っていますので、よろしくお願いします。
議長 市民の皆さんは、総社市が変わることを、強く期待しています。お互いに手を携えてがんばりましょう。


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