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  輝いている人

それぞれに夢があるけど、将棋は続けたいね 
池田さん(左) 岡田さん(中央) 丸橋さん(右)
池田さん(左) 岡田さん(中央) 丸橋さん(右)

県大会を連覇し、全国高校将棋選手権大会への出場を決めた

丸橋由佳さん(泉) 池田奈津美さん(倉敷市) 岡田悠紀さん(久代)

 7月29日から出雲市で開かれる全国高校将棋選手権大会への出場を決めたのが、総社高校将棋部の丸橋由佳さん(3年)、池田奈津美さん(3年)、岡田悠紀さん(2年)の3人だ。
 3人が出場するのは1チーム3人で競う団体戦の部。県大会決勝を3対0で勝ち、連覇を決め、全国大会出場の切符を手にした。「高校最後の大会だったので、優勝できてすごくうれしかった。この勢いで全国大会でも優勝したい」と、笑顔いっぱいで答えるのは将棋部の部長でチームを引っ張る丸橋さん。
 3人とも、本格的に将棋を始めたのは高校に入ってから。毎日部室に集まり、何局も指し、棋力をあげた。昨年の全国大会や中国大会に出場するなど、今やその棋力は県内では群を抜いている。
 戦法は、丸橋さんが居飛車で、池田さんと岡田さんは振り飛車を得意とする。「最近は辛抱強く指せるようになった」。穏やかな話ぶりのなかにも負けず嫌いな一面を見せる池田さん。「将棋は人生の縮図」と言うのは岡田さん。結果が付いてくることで続けてこれたという。
 将棋部顧問の三村教諭は3人を、「局面を把握し、形勢を逆転する力もついた」と、わが子のことのように成長ぶりを熱く語る。3人は、「将来は、それぞれに夢があるけど、将棋は続けたいね」と、くったくのない笑顔で顔を見合わせる。
 最後に、将棋について尋ねると、岡田さんは「かっこいい」、池田さんは「素直な心で指す」、丸橋さんは「フリーダム(自由)に指す」と言う。手を読み合う将棋とは少し縁遠いコメントだが、それが天真爛漫(てんしんらんまん)な彼女たちの棋風だ。
 将棋盤を見つめる3人の目からは、負けたくないという秘めた闘志がひしひしと伝わってきた。


 

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