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  限られた財源を有効に使う
 平成19年度の予算が決まりました。
 厳しい状況ではありますが、市税の増加や借入金の残高の減少など、健全な財政運営に向け、好転の兆しが見える予算となりました。
 今月は、その予算の内容についてお知らせします。

■平成19年度の一般会計予算
※予算総額226億6000万円


歳入・歳出



 平成19年度の予算が決まりました。一般会計の総額は226億6000万円。平成18年度の同時期と比較すると2.1%の増加となりました。特別会計は210億5900万円で2.3%の増。水道の公営企業会計は18億8470万円で3.6%の減です。すべての会計を合計すると456億370万円となり、1.9%の増となっています。
 今年度も引き続き厳しい財政事情を反映して、緊縮型の予算となりました。健全財政を保つため、最大の支出である人件費を抑えるとともに、新規事業などへの投資的な経費や借入額を抑えていることが、平成19年度の一般会計の特徴です。

▼市税収入が増加
 まず歳入の面では、国からの税源移譲(所得税)と景気の回復により、市税が約18%の増となり、全体の約3分の1を占めています。また、繰入金は前年の同時期の2分の1にまで減少したものの、市の貯金である基金を依然として取り崩さざるを得ない状況には変わりありません。

▼教育のソフト事業も充実
 一方歳出の面では、岡山国体に向けて行った大規模施設の整備などでの借入金の返済が本格化し、公債費は過去最高の額となりました。また、社会保障といった義務的な経費も増加。こうしたことから可能な限り経費の削減に取り組みながら、限られた財源を市道の改良などに充てています。
 清音神在本線の改良事業や清音駅東側地区の整備は、合併特例債を活用して行います。
 ソフト事業にも力を入れた予算となっています。具体的には、学校給食への地産地消の推進経費、町内会などの自主活動やごみ集積所の維持・美化活動への助成、地域の人材を活用した学校教育の支援、小学校での外国語教育の充実、救命用のAED(自動体外式除細動器)の小・中学校への配備などです。
 問い合わせ 財政課(電話92-8228)

小学校の外国語教育
 平成19年度の一般会計には、学校教育の支援や小学校の外国語教育の充実などの経費も盛り込まれている



一般会計の公債費と市債の残高

↑市の借入金である市債の残高(折れ線グラフ)は、平成16年度を境に減少しています

◆各会計の予算
会 計 名
平成19年度予算
平成18年度予算
比 較
●一般会計
2,266,000
2,220,000
46,000
●特別会計
 
国民健康保険
593,600
520,000
73,600
老人保健
642,300
646,000
−3,700
介護保険
429,200
402,000
27,200
農業集落排水事業費
61,900
83,300
−21,400
国民宿舎事業費
84,300
78,400
5,900
総社駅南地区土地区画整理事業費
69,000
78,400
−9,400
公共下水道事業費
225,600
251,000
−25,400
小    計
2,105,900
2,059,100
46,800
●公営企業会計
 
水道事業
182,870
189,700
−6,830
工業用水道事業
5,600
5,900
−300
小    計
188,470
195,600
−7,130
合    計
4,560,370
4,474,700
85,670


 今年度の予算のポイント!

 平成19年度の一般会計の主な事業を、写真や地図なども使って分野ごとに紹介します。



地産地消
●地産地消推進事業………1000万円
 本物志向のまちづくりの取り組みの一つで、学校給食の食材として市内で栽培する有機無農薬の米や野菜を使うことに取り組みます。有機無農薬栽培とは、化学的に合成された肥料や農薬を使用しないことと、遺伝子組換え技術を利用しない農業生産の方法です。有機無農薬の米や野菜の栽培に向けた取り組みを推進します。
 生産者の皆さんに有機無農薬栽培について知ってもらおうと有機JAS講習会が4月10日、総合福祉センターで開かれました。この講習会の内容は、有機無農薬栽培の定義や認定のための手続き、生産の方法の基準などについてでした。約80人の聴講者は熱心に耳をかたむけていました。

講習会の様子
給食の一例
講習会の様子
給食の一例

安全・安心
●AEDの設置……………………623万円
 停止した心臓に電気ショックを与える救命用の機器(AED[自動体外式除細動器])を、1台ずつ全小・中学校へ配備します。

●耐震化の推進………………… 600万円
 一般住宅をはじめ、すべての建物を対象にした耐震改修を促進するため、「耐震改修促進計画」の策定と、地震の際の危険個所を示したハザードマップ作成の経費です。

●アスベスト除去の助成………608万円
 多数の人が利用する民間施設の露出しているアスベストの除去経費を助成します。

AED
AED


子育て
●私立保育所の施設整備の助成………7052万円
 保育所への待機児童の解消に向けて、民間の法人が行う新たな保育所の整備に必要な経費の一部を助成します。


道 路
●清音神在本線の改良事業………3億8895万円
 清音神在本線(右の地図のとおり)の整備で、今年度は中原地内での土地の購入に必要な経費が主なものです。

●清音駅東側地区の整備……………7360万円
 清音駅の東西を結ぶ自由通路の建設を、今年度と来年度で行います。今年度の予算の主なものは、自由通路の整備や土地の購入に必要な経費などです。

清音神在本線のルート図
清音神在本線のルート図

整備される清音駅の東側
整備される清音駅の東側

教 育
●鬼城山の整備………………… 5054万円
  鬼ノ城・西門の東側の第0水門付近の土塁の復元をします。

●外国語教育の充実……………4455万円
  小学校の外国語教育の講師を増員します。

●学校支援ボランティア事業…… 20万円
  地域の人がもっている特技や能力を活用し、幼稚園、小・中学校学校教育を支援します。
学校支援


その他
●下水道の整備……3億8210万円
  市街地と美袋地区で進めている下水道事業の整備を進めます。

●常盤公園の設計………800万円
  耐震性の貯水槽や備蓄倉庫などの防災施設も兼ね備えた常盤公園(三輪)の設計に必要な経費です。完成は、平成22年度の予定です。

常盤公園が整備される土地
常盤公園が整備される土地


3月定例市議会
■スポーツ振興表彰藤岡郁海基金条例を制定
 3月定例市議会は、3月5日から23日までの19日間の会期で開かれました。この議会では、平成19年度予算をはじめ、条例の制定・一部改正、平成18年度の3月補正予算など50件が審議され、いずれも原案どおり可決や承認、同意されました。
 条例関係では、スポーツ部門で顕著な成績を収めたり普及促進に功績があった人(団体)を表彰するための「スポーツ振興表彰藤岡郁海基金条例」を制定。また、市の環境保全を推進するための「環境保全条例」や、安全で安心して暮らすことができるまちづくりを目指す「犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」も制定されました。
 3月補正予算では、ケーブルテレビの普及のための1億9311万円をはじめ、市図書館と山手公民館、小学校の特別教室への空調設備の改修や設置の経費として6600万円、都市計画図(地図)の作成経費5000万円などが決まりました。また、各事業の額が確定したことにともない予算の減額もあったことから、一般会計は4000万円の減額となり、総額は239億6000万円となりました。
 教育委員の剣持雅久さんの後任に、森下和郎さん(駅前一丁目)を選任することに同意されました。




お問い合わせ:企画課


   
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