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広報そうじゃ
青年の船に乗ったことで、 国際貢献という目標ができた 日本とオーストラリア・ニュージーランドの間を航海しながら、 国際交流活動をする「世界青年の船」に参加した 斎藤 佑亮さん(井手)
今年1月25日から3月8日までの43日間、内閣府が行った世界青年の船に乗船したのが斎藤佑亮さん(20歳)だ。 世界青年の船とは、客船「にっぽん丸」に日本と海外の青年が乗り込み、航海中の船内でのディスカッションや共同生活を通じて、国際社会で幅広く貢献できる青年を育成する事業だ。 この船には、だれでも乗れるわけではない。「いろいろな国の人と共同生活するなかで何かを得たい」。半信半疑での応募だったが、英語による面接や作文、筆記試験などを経て、昨年の6月に乗船が決まった。 「公用語は英語で、最初は緊張もしていたし、つらかった」。英語といってもなまりが強い人も多く、会話に苦労することもしばしばだったという。そんななか、自分の気持ちをコントロールするために持っていったサックスをみんなの前で吹いた。これが転機となり仲間と一気に打ち解けていった。声も掛けてもらえるようにもなり、船内での存在感が大きくなるのが自分でも分かったという。 外国人と共同生活するなか、お互いの文化を尊重しあえるまでになった斎藤さん。国際的な視野が身に付き、人間的な成長を遂げられたうれしさと自信が、インタビューの間、はっきりと伝わってきた。そして、「船に乗ったことで、間違いなく自分の目指すところは変わったし、国際貢献という目標もできた」と言う。「夢のような43日間」と表現した旅の最後に見せた涙は、自分を成長させてくれた仲間への感謝の気持ちだったのだろう。 「自分を変えてくれたこの船を、多くの人に知ってもらいたい」。今後、この事業のPRや日本のリーダーとしての乗船に意欲満々の斎藤さん。将来はジャイカといった国際機関で働きたいと目を輝かせる。
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