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広報そうじゃ
柔道を通して、子どもたちが健やかに育ってもらいたい 岡山県スポーツマスターズ賞に輝いた 川上 勝さん(井尻野)
今年2月、65歳以上のスポーツ選手をたたえて贈られる岡山県スポーツマスターズ賞に輝いたのが、今なお現役の柔道選手として活躍する川上勝さん(67歳)だ。 岡山県スポーツマスターズ賞は、県民の生涯スポーツ意識の高揚を目的に、岡山県が昨年度新たに制定した。川上さんは、昨年、地元岡山県で開催された第3回日本マスターズ柔道大会(65〜69歳 81kg級)で優勝した功績が認められ、見事第1回目の受賞となった。 柔道を始めたのは中学1年生のとき。「高校生の兄といっしょに始めたのですが、まだ戦後から間もないころのことでした。柔道着は当時高価だったので、兄との共用。稽古(けいこ)ではいつも兄が先に使い、その後で私が使っていましたよ」と当時のことを懐かしそうに振り返る。 本格的に柔道に打ち込むようになったのは就職してから。「県外に転勤したとき、柔道がやりたくて、ある道場の門をたたきました。その道場の師範が、偶然、岡山県出身の著名な柔道家だったんです。同郷のよしみということもあって、熱心に指導してくれましてね。仕事との両立はたいへんでしたが、充実した選手生活を送っていましたよ」と白い歯を見せた。そのころから、出場した大会では常に高成績を残してきたという。 現在は、自宅と中央公民館総社分館で、小・中学生を対象に柔道教室を開いている。「子どもたちが柔道を通して、礼儀や他人に対する思いやりなど、心と体の鍛錬を重ね、健やかに育っていくように願っています」と熱っぽく語り、「私自身も、日々の稽古を欠かすことなく、現役の選手としてこれからもがんばります」と目を輝かせた。心・技・体、その全てを磨き極める柔(やわら)の道。生涯にわたって、これからも歩み続ける。
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