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みんなでつないだ襷(たすき)は宝物
片岡皓子(ひろこ)さん(泉)

女子第18回全国高校駅伝競争大会に出場、
キャプテンとしてチームを準優勝に導いた

片岡皓子(ひろこ)さん(泉) 

 昨年12月24日に開催された全国高校駅伝競走大会で、興譲館高校陸上部女子キャプテンとして、師走の京都・都大路を快走。チームを準優勝に導いたのが片岡皓子さん(3年生)だ。
 陸上競技を始めたのは小学生のとき。「友人から市内のジュニア陸上クラブの話を聞いて興味をもち、参加しました。当時の種目は短距離。でも、あまり速くなかったですよ」とはにかむ。長距離を走り出したのは中学の陸上部に入ってからだった。
 全国高校駅伝競争大会は、高校長距離ランナー憧(あこが)れの大会。2年生で出場した前回大会でも3区を好走し、初優勝に貢献した。今回、片岡さんが走ったのは4区。ゴールの競技場に帰ったときには、アンカーの5区の走者がゴールした後だった。準優勝の知らせは、競技場でチームメートから聞いたという。
 「今回は、前回大会の覇者としてのプレッシャーがものすごくありました。今まで苦しいこともありましたが、部員19人全員でつかんだ最高の結果です。プレッシャーを力にかえて、全員が最後まであきらめない気持ちを見せてくれたことが、とてもうれしかったです」と、自ら全力を出し切り、そして、キャプテンとしての重責を担った達成感に、晴れやかな笑顔がこぼれる。
 今回のチームは総合力で戦うチームだった。そして彼女自身、けがとの戦いもあった。森政芳寿監督は「けがを克服し、よくここまでチームをまとめ上げてくれましたよ」と目を細め、その功績をやさしくねぎらった。
 高校卒業後は、広島県の大手家電量販店の実業団チームに所属し、長距離ランナーとして競技を続ける。「みんなでつないだ襷は宝物」彼女はそう言い、目指す次のゴールに向けて、また軽快に走り始めた。

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