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広報そうじゃ
 

  人権
今できる小さな実践を実行
 〜クリキンディが教えてくれたこと〜

新年おめでとうございます。
 次のお話は、小さい力の大切さを教えてくれる、南米アンデス地方の先住民に伝わる、古くて新しいお話です。
 森が燃えていました。森の生きものたちは、われ先にと逃げていきました。でも、クリキンディという名のハチドリだけは、いったりきたり、くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としていきます。動物たちがそれを見て、『そんなことをしていったい何になるんだ。』といって笑います。クリキンディは、こう答えました。『私は、私にできることをしているだけ』。

  ハチドリのひとしずく 〜いま、私にできること〜
  監修 辻信一

 「人権の世紀」といわれた21世紀も、7年目を迎えますが、昨年も、人権を阻害された胸の痛む多くの事件が世界でも日本でも起こりました。これらの事件について、いろいろと批判したり論評したりすることは簡単です。また、世の中は、大きな歯車が回っているようで、一人の力は弱く、無力感をもつこともあり、それが無関心に通じることもあるでしょう。
 クリキンディは、仲間にも呼びかけます。1羽が2羽、2羽が4羽、4羽が8羽、と声掛けをし、20回もすると50万羽以上のハチドリが空を覆いました。それを見て、逃げた動物たちも森に帰り、火が広がることを一生懸命防ぎました。
 人権問題や環境破壊など、現代社会にもさまざまな課題があります。私たちは、今できる小さな実践を、多くの仲間を集めて実行することが大切です。それとともに、日本のどこかで、平凡なことだけれども、こつこつと毎日精を出し働いて、日本を支えている人々の人権が守られる社会でないといけません。クリキンディは、私たちに多くのことを教えてくれています。

 市民憲章

 わたくしたちは、美しい自然と豊かな吉備文化にはぐくまれている総社市民です。
 このことに誇りと責任をもち明るく豊かなまちをつくることにつとめます。
1 郷土を大切に
   美しい環境を まもりましょう。
1 生涯学び
   明るい家庭を きずきましょう。
1 たがいに助け合い
   あたたかいまちを つくりましょう。

◎市の花/れんげ
◎市の木/もみじ
◎市の鳥/タンチョウ

 編集後記

■シイタケのハンバーグ。肉のうま味の後に、肉汁をたっぷりと吸ったシイタケの味が押し寄せる。味の時間差攻撃だ。一口で2度おいしい。
■備中国分寺に常設照明設備が設置された。ライトアップされた幻想的な五重塔を見られる機会が増えるといいな。
■師走はやはり時間が経つのが早い。「今年のうちに」と思うが、気ばかりで案外何も片付いていなかった。
 

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