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市政
広報そうじゃ 2006年4月号 シリーズ

 やっぱりええなあ。総社のまち
大野の桜
軽部(かるべ)神社

 JR清音駅から南へ約1km。軽部山のふもとを沿うように、軽部川といわれている川が流れています。その川に架かった石橋を渡ると軽部神社があります。境内には何本もの老木が立ち並び、常時宮司がいるわけではありませんが、氏子らによりいつもきれいに清掃されています。かつて境内には、しだれ桜の大樹がありました。しかし、今は枯れて根株のみがひっそりと残っています。春には美しい花が咲き、桜見物に多くの観客が訪れて、大変なにぎわいだったということです。
 このしだれ桜が花を咲かせていたころ、いつしか「垂乳根(たらちね)の桜」と呼ばれるようになり、お乳の神様として庶民の信仰を集めるようになりました。今でもこの信仰は続いており、乳の出が良くなったり、乳の病をいやしたりと、人の命の基となるお乳の神様として、参拝者が多く訪れています。また本殿の中には、お乳を形取った手作りの絵馬が数多く奉納されています。


本殿には、お乳を形取った絵馬がたくさん奉納されています



 このコーナーでは、地域にあるユニークなスポットなどを探しています。皆さんの身の回りにある旧跡、景観、行事、食べ物、言い伝えなど何でも結構です。また、他の町内会や自治会などとの交流を希望しているなどの声もお待ちしています。まちづくり支援室まちづくり支援係(電話92-8242)までお知らせください。


 介護保険
予防重視が目標です

   第3期介護保険事業計画 〜その1〜

 今月から始まったこのコーナー。これから1年間、介護保険制度の仕組みやサービスの利用方法などについて、分かりやすく紹介していきたいと思っています。その第1回目は、今年策定された、第3期介護保険事業計画の趣旨についてです。
 平成12年度から始まった介護保険制度ですが、介護保険事業計画は、時代の変化に適切に対応するため、3年ごとに見直しが行われ、策定されています。今回策定された計画は、平成18年度から平成20年度を計画期間として策定された、第3期の計画になります。
 計画は、高齢者の自立支援と尊厳の保持が基本になっています。そして、「予防重視」や「新たなサービスの確立」、「サービスの質の向上」などが重点項目として計画に盛り込まれました。また、今回の計画の特徴の1つとして、今、労働者の雇用問題でも注目されている団塊の世代(昭和22〜24年生まれ)といわれる人たちのことが、新たな高齢者像として視野に入れられたことが上げられます。今まで日本の経済を担ってきたこの団塊の世代の人たちが、10年後には65歳以上の高齢者になります。今後は、こうした世代を含めた、サービスの構築を進めることが重要になると考えられています。
 昨年6月には、サービスを利用する高齢者の皆さんの声を生かすため、高齢者実態調査と介護保険サービス事業者調査が行われました。この調査では、高齢者の皆さんの生活の現状や、介護保険サービスの利用に対する意向などの意見が取りまとめられました。こうした調査の結果は、介護保険法の改正などを踏まえて、高齢者の皆さんが、いつまでもいきいきと、そして安心して暮らせる地域づくりができるよう、計画の中に生かされています。
 来月は、計画の内容についてです。
 問い合わせ 介護保険課介護保険係(電話92-8369)


 健康アドバイス(吉備医師会から)
平川 秀三  医師
山本 裕子 医師
予防接種が変わります

 予防接種とは、病原体を弱めたり、不活化(殺してしまうこと)したワクチンを体に接種することで免疫をつけ、その病気に対する抵抗力をつけることです。予防接種により、発病を予防したり、症状を軽くすることができます。今回は、公費でできる予防接種について、この4月に変更になった点も含めて説明したいと思います。
 まず、乳児期から受ける予防接種は次の3種類です。BCG(結核の予防接種)は3〜6か月に受けることが望ましいので最初に接種するのが良いでしょう。DPT(ジフテリア・百日咳(せき)・破傷風の3種混合ワクチン)は3か月以降に3〜8週間隔で3回接種(?期初回)します。3回目接種後1〜1年半後にもう1回接種(?期追加)することを忘れないでください。ポリオは、やはり3か月から、6週以上の間隔で2回接種する経口(飲む)ワクチンです。総社市ではこれまで集団接種でしたが、4月から他の予防接種と同様にかかりつけ医で受ける個別接種に変わりました。毎年4、5月と10、11月にそれぞれの医療機関の決められた日に接種する方法になりますので、医療機関にお問い合わせください。
 次に、1歳になったらすぐ受けていただきたい予防接種は、MRワクチン(麻しんと風しんの2種混合ワクチン)です。この4月から、これまで別々に受けていた麻しんと風しんのワクチンが、同時に2種類の免疫をつけることができるMRワクチンに変わりました。MRワクチンを1〜2歳で1回受けた人は、確実に免疫を持続させるために、小学校就学前の1年間にもう1回MRワクチンを受けることになります。また、学童では、11〜13歳でDT(ジフテリアと破傷風の2種混合ワクチン)を忘れないようにしましょう。なお、日本脳炎ワクチンは、現在改良ワクチンを製造中のため、一時中止となっています。詳しくはかかりつけ医にご相談ください。


 市長室から
雪舟さんの足跡を訪ねて

 雪舟没後500年の記念事業の1つとして、2月に中国鎮江市の金山寺を訪問しました。今から約530年前、雪舟さんが約2年間修行をされたご縁であるが、考えてみると中国と日本は深いつながりがある。漢字文化や仏教伝来、孔子の教えである朱子学、王陽明の教えの陽明学など、中国から日本に伝わったものは多い。空海も金山寺を訪れている。金山寺味噌(みそ)も空海が持ち帰ったものではないかといわれている。そうした食文化も含めて、中国は日本の『恩師』ではないかと思う。
 今回、宝福寺の小鍛冶元慎住職を団長として、訪中団が編成された。鎮江市は人口260万人の地方都市だが、私たちを温かく歓迎してくださった。これも雪舟さんのおかげと改めて偉大さに感謝をした。特に、金山江天禅寺の心澄住職のごあいさつには感銘を受けた。「雪舟禅師のご縁でこうして皆さんと交流ができることはすばらしいことだ。この交流が日中の平和、ひいてはアジアの平和となり、世界の平和につながるであろう。したがって、これからもこの交流を大切にしていきたい」と言われた。
 今でも外国で高く評価されている雪舟禅師。生まれたのは587年前の総社市赤浜である。すばらしい郷土の偉人。ふる里総社の誇りであります。
 江天禅寺の訪問を終えて、夕方から鎮江市の方々と会見が設定され、3年前にお会いした馮士超副市長さんをはじめ、外事辧公室(がいじべんこうしつ)の皆さんに熱烈な歓迎を受けた。私も、雪舟さんのご縁により両国の交流がさらに深まり、いつまでも平和が続くことを心から祈るとともに、今回お世話になった両国の関係者の皆様にお礼のあいさつをした。
 雪舟さんありがとうございました。

総社市長 竹内 洋二



 
お問い合わせ:企画課

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