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|  |  広報そうじゃ 2006年4月号 インタビュー Interview
より良い暮らしができるよう、社会のために提言したい
総社市奨励賞を受賞した 杉山絵美さん
岡山県立大学生の学習意欲の高揚と、総社市への愛着を深めてもらうために贈られる「総社市奨励賞」。今年、社会保障制度や年金問題を論点にした卒業論文が高く評価され、表彰を受けたのが杉山絵美さん(保健福祉部保健福祉学科卒)だ。 中学生のとき、明治から大正時代を、人間の尊厳をかけて激しく生きぬいた人々の生活を描いた「橋のない川」という本を読み感動。人権問題や高齢者の福祉に関心をもつようになったという。「困っている人がいるとじっとしていられない。世話をやいてしまうタイプなんです」とはにかむ。 それ以来、職場訪問やボランティア活動で、老人ホームやデイサービスなど、福祉の現場に積極的に足を運んだ。「もともと明るい性格なんですが、結構人見知りもするので、最初のころは、緊張して大変でした」とそのころのことを振り返り、白い歯を見せた。 杉山さんは卒業論文で、若者の年金離れや世代間格差の問題などについて、広い視点から議論する必要があると投げかけた。「私も本格的に研究を始めるまでは、社会保障制度にあまり詳しくありませんでした。でも研究を進めるうちに、その重要さが分かってきたんです。同じ年代の人たちが、年金問題などに無関心なのはとても残念なことです」と声を曇らせる。 今後も、県大の大学院へ進学し、さらに研究を続ける。「子供や障がい者など、福祉全般に関する知識を一層高め、助けを求める人たちに、アドバイスができるようになりたいです。そして、社会福祉のために自分から提言ができるよう研究に励みたいです」と瞳を輝かせた。彼女の視線の先には、もう次の目標がはっきりと見えている。
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