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市政
報そうじゃ 2006年2月号 市政トピックス

 許せません。スイゲンゼニタナゴの密漁や乱獲
 スイゲンゼニタナゴは「種の保存法」によって、環境大臣の許可なく捕獲や譲渡を行うことが禁じられています。かけがえのない総社の自然をみんなで守っていきましょう。

スイゲンゼニタナゴ(写真提供:田賀辰也さん)
スイゲンゼニタナゴ(写真提供:田賀辰也さん)

 総社市は、自然豊かなまちであり、そこには、多種多様な生き物が住んでいます。もちろんその中には、環境省や岡山県の※レッドデータブックに記載されている希少な動植物も含まれています。その一つに、全国的に見ても岡山県と兵庫県、広島県の一部にしか生息確認されていない希少な動物がいます。それが、スイゲンゼニタナゴという淡水魚です。これと同等の絶滅の危険性があるとされている動物として、環境省では、ニホンカワウソやコウノトリなど、岡山県では、オオサンショウウオやミサゴなどがあげられます。
 スイゲンゼニタナゴは、全長3〜5cmで、タナゴの仲間です。水の澄んだ流れのゆるやかな砂底の用水路や小川を好んで生息しています。この魚は、非常に希少な魚のため、平成14年9月1日には「種の保存法」によって国内希少野生動植物にも指定され、環境大臣の許可なく捕獲などの行為が禁じられています。しかし、この希少さゆえに、マニアの間などでは人気が高く、密漁者による乱獲が後を絶たず、近年その数が激減しているのも事実です。
 こうしたことから、総社市では、次のようなことに取り組みます。
1.環境教育の一環として、総社東小学校への水槽設置によるスイゲンゼニタナゴなどの繁殖飼育
2.スイゲンゼニタナゴの密漁防止のための捕獲等禁止の注意看板の設置
3.総社市環境保全条例(仮称)の制定による自然環境の保全
 そして、こういった取り組みを通じて、郷土「総社」に残るすばらしい自然環境を再発見してもらい、後世へ引き継いでいくためにも、自然環境の保護・保全の普及啓発を地域の皆さんと一緒になって取り組んでいきたいと考えています。
 問い合わせ 環境課環境係(電話92-8339)

※レッドデータブック…野生生物を様々な人間活動のせいで絶滅させることのないように、絶滅のおそれのある種を的確に把握し、そういった野生生物のことを多くの人々に知ってもらうように作成された本


 作家 童門冬二が3月24日画聖・雪舟を語る
県立博物館を誘致する会が吉備路の魅力を再発見するため開催している吉備路再発見講演会。8回目となる今回の講師には、人気作家・童門冬二さんをお招きし、今年が没後500年に当たる画聖・雪舟について語っていただきます。

童門冬二
童門冬二(どうもんふゆじ)プロフィール
本名・太田久行。昭和2年、東京生まれ。かつて東京都庁に勤め、都立大学事務長、広報室課長、企画関係部長、知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任して退職、作家活動に入る。歴史の中から現代に通ずるものを好んで書く。執筆活動のかたわら、講演活動も積極的に行っている。第43回芥川賞候補。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。平成11年 勲三等瑞宝章受賞

 官民あわせての団体でつくる「県立博物館を誘致する会」では、県立博物館を誘致するにふさわしい吉備路の魅力を再発見してもらうことを目的に、「吉備路再発見講演会」を開催しています。2006年は雪舟没後500年に当たることから、雪舟をしのび、画聖としての偉業を顕彰します。春の宝福寺の落ち着いたたたずまいの中で、雪舟にまつわる楽しいお話をご満喫ください。
 日時 3月24日(金)、午後1時30分から3時30分まで
 場所 宝福寺 方丈
 演題 「画聖雪舟について」
 講師 作家 童門冬二
 募集人員 150人(申込多数の場合は抽選)
 入場料 無料
 応募方法 往復ハガキに、住所、氏名、年齢を書いて申し込む。ハガキ1枚につき1人の応募とします
 応募期限 2月21日(火)(当日消印有効)
 その他 当日、会場で甘酒のふるまい、講師の本の販売あり
 応募先・問い合わせ 企画課企画調整係(電話92-8213、〒719-1192 中央一丁目1番1号)

県立博物館を吉備路へ
 県立博物館を誘致する会は、市や総社商工会議所をはじめとする官民の団体によって、新しい県立博物館を吉備路に誘致しようと平成10年6月に結成されて以来活動を続けています。主な事業活動としては、誘致気運の醸成のために各種啓発グッズの作成配布、啓発活動の一環として今年度4作目となる「新・吉備路のおはなし」の発行、このたび開催する吉備路再発見講演会やシンポジウムの開催などを行っています。
 これからの新しい博物館には、歴史的な遺品の展示だけでなく、小中学生、高校生の郷土史理解の場、社会人、年輩者の生涯学習の場、また県民の交流の場として、体験型の地域文化活動の拠点性が求められます。吉備路一帯は、山陽道と岡山道の結節点にあたり、岡山県の交通の要衝という点からも、学び体験することで古代吉備の文化財を現在に伝える地域として最適地といえます。
 昨年7月末には、岡山県に県立博物館誘致に関する要望を行い、同時に新しい県立博物館への提言書を提出しました。この美しい吉備路に県立博物館を誘致するため、市民の方々のご理解をいただきながら、今後も誘致運動を展開していきます。どうぞご支援ご協力をお願いします。


 文学選奨入賞者決定
平成17年度総社市文学選奨。詩・短歌・俳句・川柳・小説・童話の6部門の入賞者が決定しました。おめでとうございます。

 平成17年度の「総社市文学選奨」の入賞者が決まりました。入選者は、詩の部門では片岡静[きびのひとり]さん(八代)、短歌は河西周子さん(秦、12ページに関連記事)、俳句は川井茂子さん(真壁)、川柳は久保田享さん(三須)、小説は内藤光啓さん(三輪)、童話は河相祐子さん(倉敷市)です。表彰式は、2月26日(日)に、中央公民館で行われます。

 入選者以外の入賞者(すべて佳作)は、次のとおりです。
【詩】小倉登代子(西阿曽)、空奈津紀(総社)、高杉晃代(三須)
【短歌】三皷奈津子(清音軽部)、福島裕子(総社)、秋山雅美(真壁)、矢吹綾子(小寺)、鈴木雅子(泉)
【俳句】小倉登代子(西阿曽)、吉原栄人(富原)、内藤大嗣[内藤吐詩朗](三輪)、見戸長治[見戸梧桐](小寺)、水川敦子(泉)
【川柳】石原良一(中原)、東茂(山田)、大熊英子(清音黒田)、中島 章(北溝手)
【小説】藤原敏浩(総社三丁目)
【童話】新谷直美(西郡)、高鳥義正(三輪)、植田弘子(中原)
※敬称略、[カッコ内]は筆名

 「総社市文学選奨」は、文学の創作活動を奨励し、豊かな地域文化の振興を図ることを目的に、市が募集を行いました。昨年3月の新市発足に伴い、毎年実施してきた「総社・吉備文学選奨」の名称を改めたもので、通算で32回目を迎えました。今回は、市内に在住・在学・在勤の方から125点の応募がありました。応募者の年齢層も13歳から94歳までと、幅広いものとなっています。今後も、皆さんの創作活動の輪がますます広がっていくことが期待されます。
 問い合わせ 文化課文化振興係(電話92-8536)


 地域再生計画が認定される
総社市の地域再生計画・「水とみどりあふれる快適なまちづくり」が
昨年11月22日、国から認定を受けました。

 地域再生計画とは、住民が愛着をもてる生活環境を創造することで、雇用機会の創出をはじめとする地域経済の活性化を図るために、国が新しく創設した認定制度です。市では、豊かな自然環境を保全するために「水とみどりあふれる快適なまちづくり」計画(内閣府ホームページhhttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiikisaisei/dai2nintei/gaiyou.html参照)を策定。この計画が昨年11月22日国で認定されました。
 これにより、総事業費7億8991万円うち交付金3億4497万円の予算が確保され、今後5年間、浄化槽の整備や美袋・日羽地区の公共下水道の整備を計画的に行っていきます。また、児島湖清掃大作戦を始めとするクリーン作戦や、水洗化の普及拡大、水辺の教室、自然保護講演会などのソフト事業を実施して自然環境に対する意識の高揚を図ります。そして、最終的には、現在策定中の新市総合計画と整合をとることで、地域の活性化を図ることとしています。
 こうしたまちづくりの実現に向けて、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
 問い合わせ 環境課環境係(電話92-8339)


地域再生計画認定書授与式
(平成17年12月6日、首相官邸大ホールにて)


お問い合わせ:企画課

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