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|  |  広報そうじゃ 2005年12月号 インタビュー Interview
ハンガリーの子供たちに 野球のすばらしさを伝えたい。
| ◎プロフィール 藤原洋造25歳。現役時代は、走攻守三拍子そろった選手として活躍。勝負強さと俊足が評価され小学生のころから打順は1番。投手と遊撃手、二塁手を掛けもつ器用さも併せもち、倉敷工業高校時代は主将としてチームを率いた。けがで泣かされた大阪体育大学時代も打撃センスを買われ、指名打者としてチームに貢献。今春まで県立岡山南高校に保健体育の講師として勤務し、野球部の顧問を務めた。 |
青年海外協力隊員としてハンガリーで野球を指導・普及する 藤原洋造さん(門田)
開発途上国の経済開発や福祉の向上を支援することを目的に、派遣先の国の人々と生活を共にしながら、国づくりを手助けする青年海外協力隊。その一員として、今月から2年間、東ヨーロッパのハンガリーで野球競技の普及に努めるのが、藤原洋造さんだ。 小学3年生から17年間、選手や指導者として野球一筋の人生を歩んできた。「強豪相手に、9回裏2死無走者から6点差の試合をひっくり返したときのチームの一体感は最高でしたね。野球にはドラマがあるんですよ。何より野球からは、一生付き合える仲間をもらいました」と熱く語る。 野球の競技国と競技人口の減少などが理由で、’08年の北京オリンピックを最後に野球は、正式種目から外れてしまう。藤原さんは、ハンガリーのクラブチームやナショナルチームを指導・指揮し、野球の競技人口の裾野を広げることが任務。また、藤原さん自身、同国最終派遣隊員となりハンガリー野球の総仕上げを担うことになる。「なんとかなるでしょう。それよりも、異国の野球に触れられることが何より楽しみ。このすばらしいスポーツが、世界中に広まって欲しいですしね。」と重責に動じるどころか笑い飛ばす。 ギターを気分転換によく弾く藤原さんは「楽譜があれば何でも弾きます。向こうの子供たちと一緒に歌えれば楽しいですね」とにっこり。ギターはハンガリーへ持参するという。 帰国後は、指導者として青年海外協力隊で経験したことを生かしたいという。「甲子園出場という私たちが果たせなかった夢を選手たちと一緒になって追いかけたい。自分から野球を取ったら何も残りませんからね」と白い歯をこぼした。
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