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広報そうじゃ 2005年11月号 シリーズ

 ももっちもおすすめ新国体情報 〜その8〜
ももっちもおすすめ新国体情報「エピソード1」

 終わりましたね。国体も全国障害者スポーツ大会も。総社市開催競技を獲得することに始まって、準備に約10年を費やしたそうですよ。十年一昔といいますから相当な期間です。その間、ずいぶん多くの人が関わったのでしょうね。私の目や耳に届いただけでも数々の活動がありますし、誰に知られることなく陰で支えた人もいたことでしょう。そんな中で、前回の岡山国体をきっかけに誕生し、43年を経た今も続いている活動があるのですって。
 一つは、総社市花の会です。花の会主催の菊花展やさつき展は、通りすがりに見たことがありますが、まさか会の発祥が国体だったとは知りませんでした。国体会場で開催された今年の菊花展。来場者を迎える、ずらり並んだ見事な作品。その美しい菊の大輪を、立ち止まって見ていた選手の姿が印象的でした。会場周辺の沿道には、大会の名残花・マリーゴールドが、まだ鮮やかに咲いています。
 もう一つは、中学校吹奏楽部です。前回の国体を盛り上げるために結成されて以来、今では全国に名を馳(は)せる素晴らしい演奏が総社自慢となっています。その演奏は、今回の式典でも会場中の人を引き込み、心地よい緊張感をもたらしました。音楽にしろ、花にしろ、やはり本物はいいものです。人の温もりが感じられますし、心が和みます。そして感動があります。継続には、かなりの努力が必要だと思いますが、ずっと続いて欲しいものです。
 今回の国体がきっかけで新たに誕生したものがあるならば、それもまた続いていくよう大切にしたいですね。もしも「国体発祥・総社の応援」が伝統になったらすてきですし、何十年か後に開催されるかもしれない次回の岡山国体でも、その応援が大活躍したらいいなあって思うのです。その時には、きっとおばあちゃんになっている私も参加したいと思います。


 健康アドバイス(吉備医師会から)
平山 昇求 医師
無症候性脳梗塞について

 皆さん、脳梗塞(のうこうそく)という病気はご存知ですか。脳の血管が閉塞(へいそく)して、その血管により栄養が送られている脳の組織が死んでしまう病気です。
 一般的には、体の片側の運動障害や感覚障害が症状として認められることが多いようです。中には脳梗塞を発症しているにもかかわらず、無症状のこともあります。このような、脳梗塞を発症しているにも関わらず、特に大きな症状を出さないものを無症候性脳梗塞と呼びます。脳は大きな組織なので、脳梗塞を起こしても、表面上はさしたる症状を出さない(何となく調子が悪いなあという程度の症状)で経過する症例も実は大変多い訳です。この無症候性脳梗塞がやっかいなのは、まさに、この発症しているかどうか自分ではわからない点にあります。
 脳梗塞を起こす人の多くは、血管障害の危険因子(動脈硬化を来たす原因疾患、例えば高血圧・糖尿病・高コレステロール血症や喫煙習慣など)を持っています。健康診断で血管障害の危険因子を指摘されていても、特に治療を受けておられない人、治療は受けているがコントロール不良の人は、脳梗塞を発症しやすいため、危険因子の厳格なコントロールを受けることが重要です。また、前述のように無症候性脳梗塞を起こしている可能性がありますので、特に症状はなくとも、頭部の検査を受けておくことをお勧めします。
 脳梗塞の存在が確認された場合、発症原因に応じて、将来の脳梗塞再発を予防する目的で、薬物治療を行う必要があります。無症候性脳梗塞が早い時期に発見されたことで、血管障害の危険因子を治療しようとする意欲が高まり、結果として、脳梗塞を含めた種々の臓器障害(心筋梗塞、腎(じん)不全など)が予防されるという好循環がみられることも多いようです。
 心当たりがある人は是非、検査を受けてください。


 やっぱりええなあ。総社のまち
鋳物の灯ろう

 阿曽小学校から北へ200メートル程行くと、赤茶色をした鋳物製の灯ろうに出会えます。
 高さ約2メートルのこの灯ろうは、「明治18年5月」の文字があることから、約120年前に作られており、夜暗くなると、ろうそくの代わりに電球が灯(とも)り、今でも活躍しています。
 てっぺんには逆立ちをした唐獅子(からじし)がおり、5匹の龍(りゅう)の頭が顔を出した笠、細工模様の施された灯り窓、そして獅子と菊の花が装飾された基礎部分と、どれをとってもすばらしい作品のように思えてきます。
 お年寄りの話では、当時この辺りの腕の良い職人ばかりを集め、最高技術の結集により製作されたそうです。地域の人は旅に出る際、ここで必ず安全を祈願していたとのことです。戦時中あらゆる鉄製品が供出させられましたが、この灯ろうは村人の願いがこもった大切なものとして、供出を免れたのではないでしょうか。
 阿曽の鋳物の歴史は古く、昔から牛鍬先(うしんが)・鍋・釜・梵鐘(ぼんしょう)などを作ってきました。なぜこの地で鋳物業が栄えたかについては、「鬼ノ城に住んだ渡来人からの技術の伝承があったからだろう」とか「原料となる砂鉄が付近から割と容易に得られたからだろう」といった話があります。江戸時代には9軒の鋳物業者があり、十数年前までは2〜3軒の鋳物工場が残っていたそうです。残念ながら今では、操業しているところはありません。しかし、近所づきあいの中で北金屋さん、中金屋さん、西金屋さんなどといった屋号で呼び合っているなど、歴史をかいま見ることができうれしくなります。
 今回ご紹介した灯ろうが、西阿曽地域の人の心のよりどころの一つとして、いつまでも明かりを灯し続けていってほしいものです。




まちづくり支援室まちづくり支援係(電話92-8242)  


 市長室から
みんなの心がひとつになった国体

 感動の国体が終った。県民の心がひとつになった。大勢の人びとに支えられた。
 競技関係者、多くのボランティアの皆さん、民泊を引き受けてくださったご家庭並びに地区の皆さん、そして、多くの市民の皆さん、大変お世話になりました。
 総社市では、軟式野球・卓球・ペタンク・ウォーキングが開催されましたが、いずれも成功裡の内に終った。
 卓球では、福原愛選手の出場で大きく盛り上がりました。最後の決勝戦では、手に汗握る場面が何回もあり、気がつけば両方の選手を応援していた。勝者はもちろんのこと敗者も称(たた)えたい気がした。
 軟式野球も決勝戦はすごかった。延長21回で、ようやく勝負がついた。3対2で茨城県が勝ったが、負けた福岡県チームはホテルへ宿泊していたので応援が少なかった。茨城県チームは民泊のため、地区の皆さんの熱気あふれる応援が繰り広げられた。最初は、2点リードされて、ゲームは福岡県の勝ちのように思われたが、熱烈な応援が功を奏して大逆転となった。
 卓球でも、民泊応援団は力強かったが、野球はまさに応援勝ちだった。
応援する一人ひとりの思いが選手に届き、大きなパワーが発揮されたすばらしい試合となった。
 国体を支えてくれたすべての方がたの力が隅ずみまで光っていた。
 まさに、キラリと輝くおかやま国体だった。
 多くの市民の皆様に衷心より感謝を申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。皆様ありがとうございました。

総社市長 竹内 洋二
 







 
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