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広報そうじゃ 2005年10月号 シリーズ

 ももっちもおすすめ新国体情報 〜その7〜
ももっちもおすすめ新国体情報さあ今月だ!

 「ガブリエル・アンデルセン」というマラソン選手をご存知ですか。体は左右に大きくふらつき、視点が定まらない脱水症状にもかかわらずゴールまで走り続けた、伝説の女性ランナーです。彼女の走る姿は、世界中に感動を呼びました。女子マラソンが正式種目になった、1984年ロサンゼルス・オリンピックでのことです。前を走る選手が、アンデルセン選手の給水ボトルをテーブルから落としたのが事の発端です。彼女は給水ができず、35km過ぎで脱水症状になります。救助の手を差し出す係員。それを拒む彼女。もはや「走る」ではなく「歩く」です。それでも、ゴールをあきらめません。金メダルを取れなくても、記録が良くなくても、自分の限界と戦うその姿に、客席から声援が沸き上がります。彼女を支えたい一心の応援です。
 応援といえば、サッカーのワールドカップ、1998年フランス大会も思い出します。日本のサポーター(応援団)は、熱い応援で会場を盛り上げました。その上、日本代表が試合に負けても、荒れるどころか会場のごみ拾いまでしたのです。衝撃でした。なかなかできることではありませんから。後に、その誠実な応援に対して「ユネスコ・日本フェアプレー賞特別賞」が贈られましたが、多分、誰も賞をねらった訳ではないんですよね。
 何だか私も、そんな場面に居合わせたい、そんな感動を味わいたいって思うのです。できれば、全ての選手が最後まで全力を出せるような応援で、会場の皆さんと、今までにない感動を共有したいものです。
 国体は目前です。全国障害者スポーツ大会も来月早々に開催されます。思い立ったが吉日。私は会場で『応援』やります! 皆さんも『感動国体』しませんか? 私の目印は、服の「Qマーク」です。ぜひ一緒に、素敵な体験ができたらいいですね。


 健康アドバイス(吉備医師会から)
薬師寺 渉医師
薬師寺 渉 医師
インフルエンザの予防

 もうすぐ寒い季節がやってきますが、この季節はインフルエンザ流行の季節でもあります。インフルエンザに最も効果のある予防方法は、流行前にインフルエンザワクチンの予防接種を受けることです。特に高齢者の方は、重篤(※じゅうとく)な合併症を併発しやすいので、ぜひ受けるようにしましょう。接種後、効果発現までには2週間程度を要しますので、12月上旬までに接種することをお勧めします。効果は約5か月間持続します。
 インフルエンザウイルスの流行株(ワクチンに入っている株)は毎年少しずつ違います。ですから予防接種は毎年受けて頂く必要があります。ここ10年間、予想された流行株と実際流行した株は、ほぼ一致しています。
 予防接種の効果について良く質問を受けますが、残念ながら効果は100%ではありません。ただ高齢者の方の死亡率、重篤化の著しい低下が明らかに認められています。8割から9割の方に、発症防止や重篤化防止の効果はあるように思います。また、ワクチンには卵の成分がごく微量入っていますので、卵アレルギーのある方は、主治医にご相談ください。
 日常生活では、次のようなことに注意してください。1.栄養と休養を十分取り、体力と抵抗力を高める 2.人ごみを避け、ウイルスを寄せ付けないようにする 3.インフルエンザウイルスは低温、乾燥を好むので、適当な保温、加湿器などにより乾燥を防ぐ 4.外出後は、手洗いやうがいをする
 最近インフルエンザの治療薬が開発されました。インフルエンザにかかってからこの薬を飲めば大丈夫と思われるかもしれませんが、薬の効果発現までには個人差があります。その間に重篤化する恐れや、他の人に感染させる恐れもあります。ぜひ予防接種を受けて頂きたいと思います。65歳以上の方などには予防接種に市の補助があります。
※重篤=症状が著しく重いこと


 やっぱりええなあ。総社のまち
-角清音三因千塚古墳群
清音三因千塚古墳群

 総社市中心部から南に3kmほど行くと、のどかな田園風景が広がる清音地区に入ります。東と南を囲むように位置する福山(300m)と軽部山(244m)のふもとには、8か所の支群に200基近くの大小の円墳からなる、清音三因(みより)千塚古墳群があります。この遺跡は、最も古いもので今から約2千年前(弥生時代)のものといわれ、いにしえの人々の生活の跡を物語る、西日本でも代表的な群集墳の一つとしてよく知られています。
 6世紀後半の吉備地方には、瀬戸内の島々や美作地方の山間部にも、多数の小古墳が造られました。こうした小古墳の誕生は、次第に財力を蓄えた民衆が、有力な家父長(※かふちょう)を中心とする、家族集団を形成した現れです。ちょうどその頃、大王権を確立しつつあった大和地方を中心とする政治勢力が、これら地方の家父長層を直接従えようとして、首長だけでなく彼らにも小古墳の築造を認め始めたということです。
 清音三因地区の県道倉敷総社線沿いには、歴史広場が整備されています。峠古墳群のうち4基の円墳を発掘調査し、移築、復元。石組みや方角はそのままに、当時の姿にできるだけ近づけられています。福山への、ハイキングコースの出発地点の一つにもなっており、多くの人々に親しまれています。

 このコーナーでは、地域にあるユニークなスポットなどを探しています。皆さんの身の回りにある旧跡、景観、行事、食べ物、言い伝えなど何でも結構です。また、他の地域(町内会、自治会など)との交流を希望しているなどの様々な声もお待ちしています。まちづくり支援室まちづくり支援係(電話92-8242)まで、どしどしお知らせください。
※家父長=家長が絶対的な家長権によって家族員を支配・統率する家族形態


 市長室から
静かな選挙にしては
どうでしょう


 そよ風に、秋の気配が運ばれてくるようですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
 合併後の本年は、選挙の多い年となりましたが、先般の市議会議員の選挙で特に感じたことは「音」です。33人の立候補者が選挙カーで、大きな声を張り上げて、それぞれの名前を訴えていますが、聞く立場に回ってみると、結構うるさく、寝た子を起こすことにもなるだろうし、夜勤の方々は睡眠もとれないことにもなると感じました。
 新見市で、電子投票が行われたことがあり、大きな改革であると報道されましたが、選挙運動そのものは旧態依然として昔からあまり改善されていません。 思い切ってスピーカーを付けた選挙カーを使わないようにして、サイレント(静かな)選挙にしてはどうでしょうか。立候補予定者の同意の上に「申し合わせ事項」として、遵守していただければ可能になることでしょう。スピーカーの大きな音は公害ともなる。そういう私も、選挙のときを振り返ると、音の加害者側でありました。ご迷惑をおかけした方にお詫(わ)び申し上げます。
 選挙カーのスピーカーを廃止しても、有権者に訴える方法はあるのではないでしょうか。例えば、選挙公報もあるし、公開討論会、公開アンケートなど。ケーブルテレビも活用できるかもしれません。現在は公営選挙となっているので、選挙カーに関する費用だけでも約900万円の予算を計上しています。選挙カーをなくすと、この費用も節約できるし、静かな町で、有権者の皆様も落ち着いて判断できるのではないでしょうか。
 今回は、市民の皆様の要求によって解散、選挙となりましたが、市長・市議会議員の同日選挙を主張される方が多かったことを思うと、次回の選挙は、同時選挙になることが望ましいと思います。ともあれ、新議員の皆様のご活躍をお祈りいたします。 

総社市長 竹内 洋二


 
お問い合わせ:企画課

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